アメリカ生活の想い出

1987年から5年間アメリカで過ごし全く英語が出来ないのに、地元のお年寄りと知り合い学び楽しく過ごした記録です。

ハリエット先生(2)

2009-01-19 06:40:10 | Weblog
家へ帰るとハリエット先生からがかかってきました。
教会の講堂がとても寒かったので行かなかったの、
よかったら私の家に来ませんか」と言われ、先生の家への道順を教えてくださったのですがサッパリ判りません。
「私は貴方の家への道順を聞いても判らないので、をかけなおし、地図を電話のそばに持ってきますから、もう一度教えてください。
「OK、待っています。」地図をのそばに置いて、かけ直すと今度はバッチリわかり、直ぐにハリエット先生のに伺いました。
最初の印象とは違い笑顔で迎えてくださいました。
週1回ハリエット先生の自宅で習うことが決まりました。
の住んでいるアパートから近くでした。

ハリエット先生はイギリスからカナダのバンクーバーに住みアメリカに移った人でした。
夫チャールズさんとお二人で暮らしていました。
「文法と発音のどちらを習いたいの」と聞かれ、は、頑張るつもりで両方習いたいとお願いしました。
教会から借りてきた教科書を、私のために作りなおして丁寧に優しく教えて下さいました。
発音の練習は先生の声を真似るのですが、全く違った発音が私の口から出るのでした。
先生のようにリズミカルに読めません。出来の悪い生徒で申し訳なく思いました。
お手紙を良く書かれ約100通もいただき、私の英語の勉強に良い教材となりました。

ハリエッット先生さんとエレンさんのお手紙は私の宝物として大切に保存しています。