新型コロナに罹って自宅で重症化して亡くなったというニュースを聞くと、『蛍の墓』の兄妹の事が浮かぶんです。
浮かぶけれど「時代が違うよな」と思っていたのですが、もしコロナとの戦争を心の底から信じていたとしたら、同じ事が起きるのではないだろうかと思いました。
そう考えると、日本のコロナ禍を「コロナとの戦争」と言い出したメディアや、それに乗った政治家たちの罪の重さに暗澹たる思いになります。
もし、友人や家族でコロナに罹って外に出られない方がいたら、すぐに近所の町医者につなげてあげる事です。
大抵の患者は早期治療で治ります。
指定感染症2類という縛りが邪魔だ、5類に下げろと思ってる町医者はけっこういるでしょう。
あと、コロナとの戦争だと恐怖を煽られていくなかで、自由を捨ててゆく過程が『注文の多い料理店』みたいだという方もいまして。
入り口でマスクをつけさせられて。
ここでマスクが外せなくなったら、あとは言われるままになってしまう。
密を避けろ、距離をとれと言われて、観劇やお祭りもやめて。
移動や人流を止めろと言われて旅行もやめて。
検査と隔離が基本だといわれて検査を受けて。
陽性者が増えてきたから家にいろといわれて自宅に篭って。
ロックダウンしろといいだして。
ワクチンを接種しろといわれたらすぐ打っちゃう。
その先にコロナとの戦争の終わりが待っていると信じながら、ある日コロナに罹って落ち込んで。
保健所からの返事を自宅で待ってるうちに重症化してしまう。