最後の100メートル

2021-08-27 23:13:32 | 日記
人生で一度だけ、400メートルを全速力で走った事があります。

陸上部にいた頃の事ですから、練習のために走らされたんだと思います。

第三コーナーを回って最後の100メートルの直線に入ったあたりから、足が地面に埋まっていくように重く感じます。

太ももが上がらなくなって行きますしね。

走り終わったらはきそうになりました。

そういう訳でそれっきりなんです。

パラリンピックの水泳400メートルでも、最後の100メートルっていうのはしんどいでしょう。

観ていても僕は脱落してしまいますよ。

しかしそこから不死鳥のように蘇る泳ぎができるのがアスリートなんでしょうね。

陸上競技でも400メートル車椅子でも、佐藤友祈の最後の100メートルの追い上げは素晴らしかった。

僕らアニメーターの世界でも凄い人たちは、やはり最後の100メートルのようなところが強いです。

そこに気づくまでに僕などは年月がかかってしまいましたが、じゃあ頭で分かったからといってやれるかというと、そうとは限りません。

向き不向きというのもあるんじゃないでしょうか。

僕が陸上競技で出場したのは200メートル走まででした。


800メートル走なんて、考えただけで脱落しますよ。

1500メートル走、5000メートル走、10000メートル走、5000メートル走、フルマラソン。

もう考えるだけ無駄です。

走るのやめて歩くしかないでしょ。



それにしても車椅子ラグビーは燃えるわ。








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