水泳の山田選手が銀メダルをとったあと、鈴木孝幸選手も銅メダルをとりました。
勢いが出てきましたねえ。
女子車椅子バスケットと男子車椅子ラグビーも初戦を突破。
他にもいろいろ観てましてね。
今日はNHK+で6つの競技を同時に観戦してましたから、忙しい忙しい。
もちろん仕事をしながらなので、ほとんど決定的な瞬間は流れていきましたが。
その中でもゴールボールという競技に引き付けられましてね。
選手は目が見えないのにゴールのきわどいところにシュートするんですよ。
時々ボールの勢いをつけるために一回転して投げたりね。
一回転したら方向が分からなくなって、あさっての方向に行っちゃいそうですが、ちゃんとゴールにボールが飛んでいきます。
バウンドしながら転がってきたボールにも反応して飛びついて行きますしね。
人間の感覚って不思議ですよ。
盲目のピアニストの辻井伸行さんの演奏を聴いてる時も、同じような気持ちになります。
僕は絵を描く仕事をしているので、目が見えなくなったらオシマイだと思っているものですからね。
アニメーターの仲間には、脳梗塞で右手で描けなくなってから左手が使えるように訓練して、なんとか頑張ってる方もいます。
だから手は片方あれば、ギリギリなんとかなるかもしれない。
しかし目はどうにもならないような気がしてまして。
だからもしもの時の事を考えて、心の準備をしているようなところもあります。
そういうわけで、ゴールボールに生きていくためのヒントを探しています。