今日は恩師の一周忌の法要がありました。
小学生の頃の習字の先生ですから、香典袋の名前を描く手が緊張で震えます。
法要は先生の家で、先生の家族とうちの家族だけで行いました。
お坊さんがお経を上げてる時に鳩時計が鳴りました。
11時の時報ですから11回。
お坊さんが帰ってから家族の方から聞いた話ですが、お坊さん鳩時計が鳴った時に、先生の名前を読み間違えたそうです。
僕は全く気づきませんでした。
鳩時計が鳴ったことにも無反応だったので、隣の方に「おまえ、寝てたやろう(プライバシー保護のために話し方を変えています)」と言われました。
「寝てない寝てない」と否定しましたが、ものすごく寝ている雰囲気が出ていたそうです。
まあ、それはいつも言われる事ですから、雰囲気までは否定しませんでした。
お坊さんの読み上げる先生の戒名も、前回と今回では違ったみたいです。
これは鳩時計の時報とは関係ないようです。
写真の木の箱は、先生のお母様の手作りです。
うちの母の手に渡ったのですが、83歳になった母も、あの世には持っていけないということで、今は僕のところにあります。
先生は知らないんじゃないかな。
壊れてるところを直して、次の人の手に渡したいと思ってますが、直す時間もなくて。
さて、どうなるんでしょう。