私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

虚飾における性差

2009-11-12 | 5考える
朝一番でショッキングなニュースを聞かされる。

直接的には存じ上げないが、自分と同じ臭いのする人物の急死についての知らせだった。

一日たって、電話を下さった友人の動揺は収まったようだが、私は殊更考え込むことが多くなり、低温火傷のように深く心理的ダメージを受けてしまったような気がする。

その方の生活とは関連しないのだが、例えばあるボリュームで負債を抱える人物がいたとして、その状況を表現する時、性差によって男と女では全く異なる表現をとることが多いのではないかという話が出た。

男性は実際の負債を過少に表現し、女性はその負債を過大表現する傾向にあるのではないかということだ。

とかくいい格好をしたがる男性が、実は火の車の内情をひた隠し、「よっしゃよっしゃ」と支払いをすべて引き受けたりする。

対して、少々困っている女性が、実際よりも過大な負債を負っているかのような表現をすることで、必要以上の援助を受けようと期待する。

ターゲットに対する詐欺師を想定してみると、よりしっくりくるだろうか。

大富豪を気取る男詐欺師。
対して「私、支払いに苦労していますの」と援助を乞う女詐欺師。

ターゲットになる人物の性差も影響してくるかもしれないが。
コメント
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