ヒルノダムール【菊花賞】父マンハッタンカフェに続け

ヒルノダムールの父マンハッタンカフェは長距離G1を3勝した晩生のステイヤーで、菊花賞も春の鬱憤を晴らすかのように夏に力を付け、6番人気で勝っている。

ただ、産駒の特徴は中距離タイプかマイラーが多く長距離での活躍馬はいない

母シュアエレガンス（ニジンスキー系）は26戦2勝
母母メアリーノアは14戦3勝で
仏G1、マルセイユブサック賞1600mを勝っている

母系の成績はマイラーだがニジンスキーが入っている事と
マンハッタンの母サトルチェンジ（リボー系）の色が濃く出ている印象でスタミナはありそう

昆貢調教師はダービーをディープスカイで優勝しており
２００９年にはローレルゲレイロで高松宮記念＆スプリンターズSを勝手いる

ダービー馬、菊花賞回避

エイシンフラッシュは20日の追い切り後、歩様が乱れ・・・
今後はジャパンカップを目指して調整していくと、藤原調教師がコメントしている

ダービー馬の菊花賞回避は非常に残念だが
ジャパンCで古馬と対戦するのは楽しみですね、実現してほしい

話は飛躍するが
3歳馬によるジャパンC優勝はエルコンドルパサーとジャングルポケットの2頭だけで、世の”高い壁”に苦しい結果になっている
私の大好きなシンボリクリスエスですら3着（日本馬では最先着）となっているし、”皇帝ルドルフ”が3着で新馬から8連勝で三冠を取った連勝記録をストップされてしまった。

エイシンフラッシュには”世界の壁”を越えてほしいですね

エイシンフラッシュ【菊花賞】独血統のダービー馬

［4.1.2.1］と8戦4勝を上げているエイシンフラッシュ
重賞はダービー優勝（東京）、皐月賞3着（中山）
京成杯G3,優勝（中山）、神戸新聞杯2着（阪神）

能力値は同世代どころか現役最強！？

父はキングズベスト（キングマンボ/ミスプロ系）
6戦3勝、主な勝ち鞍－英2000ギニー（芝８F）

父父キングマンボの産駒にエルコンドルパサー、キングカメハメハがいる
母父はドイツの名馬で、スタミナ豊富なテディ系


母ムーンレディ（エクリプス系）
18戦6勝、主な勝ち鞍－独セントレジャーG2,芝2800m
ロングアイランドH、G2、ダ１１F 他重賞2勝

3代母Majoritat 　9戦6勝
主な勝ち鞍－独１０００ギニーG2芝１６００m、独オークス芝２２００m

母父は中距離タイプと見ていい


独の誇る！？
持ち込み馬のエイシンフラッシュ
これからも世界レベルの力を見せ付けるのか

トレイルブレイザー【菊花賞】デルタと同じ

夏の上がり馬トレイルブレイザー
前走、九十九里特別からのローテーションは2004年菊花賞を制したデルタブルースと同じで、軽視できない存在

父ゼンノロブロイ（SS）産駒は3歳世代が最初の世代で
代表産駒にはオークス馬サンテミリオン、秋華賞2着のアニメイトバイオと
牝馬での活躍が多い・・・

たぶん牡馬はこれから頭角を現してくる晩生なんだろう


母リリオ（ニジンスキー系）
今世紀有数の名馬でイギリスの三冠馬ニジンスキーを父に持つ
3代母コルヴェヤは英仏クラシック勝ち馬を3頭だした名牝で
近親には米仏G1,3勝のシーロがいる


調教師はドリームジャニーなどを管理する池江泰寿調教師

 

【富士S】昨年２１９万の大波乱

マイルチャンピョンシップの前哨戦として定着した富士S
近年は昨年の3連単２１９万の大波乱を筆頭に過去5年で荒れ放題だ

過去5年間の3連単配当
2009年　6→11→15番人気で２１９万
2008年　4→5→7人気　〃　9万6000円
2007年　4→7→8人気　〃17万1.660円
2006年　16→2→1人気　〃19万6.310円
2005年　3→11→1人気　〃　8万5.920円

2桁人気が4回も馬券に絡んでおり
近走が不振でも巻き返してくる馬に注意が必要なレースだ
今週からA→Bコースに移動して先行馬の粘り込みと
先を争っての先行争いによるハイペースでの追い込み馬の一発と
展開も重要なウエイトを占める一戦になりそう

タイムは1.32秒後半から1.33秒前半で収まりそうで
持ちタイムはそれほど気にしなくてもいいのかなと見ています