棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

個性 サクラとハナ

2013-09-14 06:45:23 | 山郷の暮し
昨日の夕刻 もくもくと立ちのぼった入道雲が濃い茜色にに染まってゆく。
上限の月を飲み込まんとする勢いだ。
これは一雨くるなと予測したが、日が落ちてまで蒸し暑さだけが続いた。
谷が茜色に染まり、何とも心地がよくビールをグビッといきたかったがナイ。
泡盛を多めの水で割りながらチビチビと。

チビのハナ(とはいっても いつの間にか大きくなっていますが)は五匹生まれた中の長女。
他に比べ小さいのでしたが、すばっしこい。でないと、餌にありつけない。
しかし、気が強く噛みついてまでも喰いに行ったが、なんとしてもパワー不足。
自然界では生きぬいていかれなかったかもしれないほどだった。
これはまずいと、早々にひきとりサクラばーちゃんに育てられた 完全なバーチャン子だ。

サクラは孫をかわいがり、見ていても関心をするほど、噛みつかれても何をされても我慢をしている。
気の強いハナだがおくびようで、ともかく吠える。チラッとでも動くものがあると、吠えたてる。
散歩コースでも自分のテリトリーがあり、それ以上はガンとしていかない。
散歩中でも誰かに吠えることがある。(あまりない習性かと思う)

サクラはオシではないかと思ったほど、子供のころから普通は吠えなかった。
しかし、サクラは早朝から「トーチャン・サンポ」と散歩をねだったりするが、ハナはそれがない。
むしろ「さんぽ」といって速反応するサクラに対し、寝たふりをしているハナだ。

其のハナが先日、小さなイノシシをし止めたらしい。
らしい、とは、私は用事があり見届けてはいないが、モモの飼い主から聞いた。
これはサクラ譲りだが、仕留めたイノシシはあまりきまえよく分けなかったようだ。
蛇足ながら、サクラなどはよくイノシシをし止めたが、仲間に分けていた。
まーーどなたでも、愛犬の話となると「内のワンチャンが一番」となってしまう話ですけれども・・。




ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本