ASUKのババは日々元気に暮らしたい。

ハンドメイド 作りたいものだけ作る毎日
日々の出来事に愚痴も出てきます。

中国ドラマ 宮廷の泪 24話

2014-05-04 17:29:00 | 中国ドラマ
ドルゴンは生まれた子供を嬉しそうに抱き ドドも義姉上にそっくりだと
喜びを隠そうとしなかった。
そんなドルゴンに
「陛下からの命令でホーゲの軍に合流しろとのことだ」ドドは伝える。
「ようやく出番が来たか 腕が鳴るぞ いよいよ父の出陣だ」と子供をあやす。
それを聞いた小玉児は「なぜこんな時に?娘に忘れられるわよ」不満顔
「そんなことはない ずっと屋敷にいて体がなまっていた
その間 君は休養してくれ 戻ったら娘に妹をつくってやるんだ」
「なぜ 妹なの?息子だって産めるわ」
「あはは 息子は腕白だが 娘なら君に似て可愛いし優しくしてくれるぞ」
ドルゴンは優しく言う。
機嫌の直った小玉児はにっこりとする。
2人の姿にドドも笑顔。
だが 外に出ると真剣な表情のドルゴン

玉児の寝宮
玉児は母に祈っていた そこへドルゴン
ドドはドルゴンを呼び戻そうとするが
スマは「戦に行く十四親王にお言葉をかけさせて下さい」頼む
ドドは少し考えると「では早くしてくれ 小玉児が待っている 私は帰る」
帰ろうとするドドをスマは引き止める。
「私からのお守りです どうか無事に戦から戻ってきてください」と差し出す
ドドは受け取ると「最近 ずいぶん私に優しいな」と言う
「お嬢様と十四親王を見てたら 気にかけてもらえない十五親王が気の毒で」
ドドはうなずくと
「慈悲深いのだな この前も辮髪をくれた あの馬の尻尾は私の髪より柔らかい」
「気にいりましたか?」スマは嬉しそうに聞くが
「もちろん 何頭も馬をみたが あんな美しい尻尾は初めてだ 配下にも辮髪を失ったものがいる 同じように編んでやりたい どこの馬かだけでも教えてくれ」言う
スマは悲しげに「あれは私の髪です」
「君の髪の毛?」
「以前切った髪に馬の尻尾を混ぜました」それを聞くとあわてて立ち去るドド。

玉児とドルゴン
「玉児 久しぶりだな 懐妊の祝を伝えていなかった」
玉児は涙をこぼしながら
「分からないの 母が死んで この世で誰を信じていいのか
 陛下から又寵愛を受け こうして身ごもった 私に冷たかった人たちも
 急に媚びへつらい始めた 昔は他人の厚意が嘘か本当かなんて
 疑った こともなかった でも今なら理解できる 陛下が私を寵愛するのは
 兄を引き込むため そして私にはこの子しかいない
 この子次第で 後宮での私の立場も変わる 信頼できる家族もいない
 私は孤独よ」すがるように言う。
「何を言うのだ 君には私がいる  私は友だろう」励ますドルゴン
「だからこうしてあなたを呼んだの 毎日あなたの上げた灯籠を見ていると
 心が落ち着いたわ」
それを聞くドルゴンの顔は嬉しそう
「私のそばには存在したのね あなたという真の友が」
「生涯 君から信頼される友でいよう 約束する 一生君の為に戦うと」
笑顔になる玉児 じっと見つめ続けるドルゴン
「母上は正しかった 本当に頼れるのは彼一人だけよ」玉児は胸の中で思う。

(結ばれないなら 友でいよう そして永遠に消えることのない友情という名の愛)

そして
ホンタイジは 祖大寿は敵将とはいえ 使い道のある男だ
必ず生け捕りにせよ ドルゴンと阿古拉に命令を下した
その時 阿古拉はナムチョンが懐妊したことを知る。
信じられない様子の阿古拉

ホンタイジは海欄珠の子供が泣いているのをみると おむつを替えると言いだした
止める海欄珠に「父親が替えて何が悪いのだと替え始めた。
手が汚れても それまた楽しい2人の様子
「困ったものだ  そなた母子のせいで戦に行きたくない 朕に何かあれば
 もう会えなくなる」ホンタイジの言葉に涙ぐむ海欄珠
「そんな目で朕を見たのは初めてだな 望みは1つ 朕と同じくらいそなたも
 朕を想ってほしい」ホンタイジも又涙を浮かべる
うなずく海欄珠を優しく抱き寄せるホンタイジ

(ホンタイジの想いにほだされてしまったし ホンタイジも海欄珠だけは本気なのね)

卓林の墓 
「喜んで サイチーヤーが地獄で苦しんでる あなたの敵を討つため
 陛下の子を身ごもったわ 最初は産みたくもなかったし 何度も流産しかけた
 でも子は生き延び この世に誕生してしまったのよ 愛せないと思ったけど
 一日一日と成長する姿をみるにつけいとおしくて 手放すのが惜しくなる 
 父親のいない子にするのが 不憫で仕方がないの 卓林 許して
 この子の為に生きる」涙ながらに許しを乞う海欄珠
 その時 阿古拉とナムチョンの争う声が 急いで隠れる海欄珠
阿古拉は絶対に俺の子だと言い張る ナムチョンは違うという
「俺と逃げて 三人で暮らそう 」「本気?」
「本気だとも 君が身重だと聞き 覚悟を決めた 名誉や権力はどうでも良くなった」
それを聞くとナムチョンは鼻で笑い「あなたの子じゃないわ」
「君はホンタイジを愛していない 俺の子だ」「面倒な人ね」阿古拉の手を振り払う
もめる2人の会話から 卓林は哲哲がオボイに殺させたと阿古拉が白状するのを
聞いてしまった海欄珠は驚き 2人の前に姿を現す。
「今の話は本当?」驚く2人
「本当なら天に誓いなさい」阿古拉の頬を打つ海欄珠
「卓林の敵がサイチーヤーでなく哲哲だったなんて 復讐は終わっていない
 どうして隠していたのよ どんな思いで、、」となじる
止めに入るナムチョン「阿古拉のお陰であなたも福晋に慣れたのよ」
「弟をそそのかしたわね」「卓林にこだわるのをやめたら?」
ナムチョンは海欄珠を気絶させる。

部屋に運ばれた海欄珠は卓林の夢にうなされて
気がつくとそばにホンタイジがいた。
海欄珠は阿古拉に会わせてと頼むと ドルゴンと出征した後だった。
ナムチョンも風邪きみで誰にも会わないと言う。
「どうして みんなで私の事を騙すの?」様子がおかしい海欄珠に
「欄児 何の事だ 話してみろ」尋ねるホンタイジ
「疲れた 眠ります」「そうか また様子を見に来よう」
「結構です 心配ありません」
タナの霊前に「敵は別にいたのよ 卓林を殺したのは哲哲だった」

ドルゴンと祖大寿 
もう少しの所で祖大寿は撤退 追いかける阿古拉とホーゲ
だが ドルゴンは止める
息の根を止めると言うホーゲ達 
「殺してなんになる 生け捕ってこそ敵は動揺し戦わずして勝利できる」
「命令だ 全軍 撤退して城を守れ 違反者は死罪だ」ドルゴンは命令をする。
だが不満な阿古拉とホーゲ
「攻めるなら今しかないのに 十四叔父上が出陣を許さない」
「戦わずして勝利を得る? どう考えても手柄を奪われたくないからですよ」
またもやホーゲに吹き込む阿古拉
「あなたは陛下の息子ですよ いつまでドルゴンをのさぼらせておく気で?」
「不服でも指揮官には刃向かえない」ホーゲが言うと
「いいえ ドルゴンをけん制するため 私は遣わされた
 あなたが手柄を上げれば 陛下も喜ばれますよ」
ホーゲは意を決すると出陣すると言う
兵士たちは「十四親王の命令でないと馬 一頭動かせない」と言う
すると阿古拉は金牌を取り出し「陛下の金牌だ 従え」命令
ドルゴンの所へドドが「ホーゲと阿古拉が勝手に兵を動かした」と
知らせて来た。
怒るドルゴン「愚か者どもめ 軍令違反だ」
ホーゲ達は民家に潜む明兵に気がつかず「明軍はひるんだようだ」と
気を緩めた時 明軍に襲撃される。銃の攻撃に驚いたホーゲ達は逃げる。
ドルゴンとドドが駆け付ける。
その時 祖大寿の鉄砲がドルゴンめがけて発射 ドルゴンをかばってドドが頭を打たれた。
ドドは大丈夫とみたドルゴンはすぐさま
祖大寿の首に刀を切りつけ「どうだ 投降せよ」と促す。
だが 祖は降伏せず「攻めよ」と命令
その時ドルゴンは人形の像を見せ
「昨日飢えで倒れていた子供が握っていた泥人形だ 子供は死ぬ前に
ひと言“食べないで”と懇願した 城内の民は自分の子を食うほど
飢えているという その子は逃げ出したものの結局は命を落としてしまった
そんな子は1人だけではない 

“慈母 手中の糸”“遊子 身上の衣”“行に臨んで 蜜蜜に縫い”
“遅々として帰らんことを恐る”“誰が言う 寸草の心”
“三春の暉に報い得んど”(孟郊 遊子吟)

ドルゴンやドド達が詠むと祖大寿の兵士達は一斉に刀や銃を下ろし
降伏をする。そして「将軍 民をお救い下さい」兵の説得に祖大寿もまた降伏する。
それと同時 ドドは意識を失う。「ドド 目を覚ませ 命令だぞ」
ドルゴンは怒り 阿古拉とホーゲを連れてこいと叫ぶ
「確かに襲撃を受けましたが 祖大寿を生け捕ったのになぜ罰を?」刃向かう阿古拉
「生け捕っただと? まだ罪が分かっていないか 勝手に軍を率い
    兵を犠牲にした罪は死に値する」
ホーゲは「私が悪うございました」頭を下げるが
「何をひるむのです 陛下の金牌があれば」と言うとホーゲが首をかすかに横に振るが
無視した阿古拉は「恐れることはない」「陛下の金牌?」ドルゴンが聞くと
阿古拉は金牌を見せる。
「この金牌を託された私は陛下の代理も同然 それほど陛下は私を信頼しているのだ」
誇らしげに言う阿古拉に 顏色1つ変えないドルゴン

(この金牌はナムチョンが陛下からだと言って阿古拉に手渡したもの
一瞬びっくりしたけど これはナムチョンの罠) 


「早く我らを解放せよ 」金牌を奪い取ると「解放だと?万死に値する」
「何だと?」「この金牌は偽物だ」驚く阿古拉
「父上が息子全員に渡した金牌はどれも図案が違うが 
鷹の目には赤い石が埋め込んである 私の金牌だ
だがこれは? 赤い石がないのに陛下の金牌であるわけがない」
「嘘だ 偽物なんて」ナムチョンが自分を裏切ったとは思いたくない阿古拉
「ホーゲ お前ならこれが本物か偽物か分かるな?」見せると
ホーゲは「阿古拉 わたしを騙したな?」と睨む
ドルゴンは机をたたき「勝手に命令を下した結果 ドドは意識も戻らないどんな罪にあたる?」と怒る
ドルゴンを見据える阿古拉は「俺をどうする気だ」
「姉 海欄珠は一番の寵妃だ 俺に何かあれば姉がお前を許さない」とあがらうが
動じないドルゴン
「この期に及んで反省もせぬとは 軍法により阿古拉を処刑せよ」
容赦ない命令を下す。
直も抵抗する阿古拉は「俺を殺したら 陛下が黙っていないぞ」
「連行して斬首だ」ドルゴンは叫ぶ。
その様子におじけづくホーゲ

阿古拉の死は海欄珠に報告される
ホンタイジは「なぜ勝手に処刑した」
「軍法違反です 処刑せねば示しがつきません」ドルゴンは答える
「何だと?」とホンタイジ
そこへ半狂乱になった海欄珠が入ってくる
ドルゴンをみると「弟を返して なぜ殺したのよ?」責める
「軍法に違反すれば処罰される」表情変えずに言うドルゴン
「あなたが画作したのね?阿古拉をかえしてよ」ドルゴンの胸を激しくたたく
ホンタイジは「落ち着くのだ」海欄珠を止めようと
「ドルゴン 下がれ」と命令
「弟の敵を取ってください 弟を返すまで逃がさない」
「欄児!」ホンタイジの言葉も聞き入れず 直もドルゴンを責める海欄珠
そこへ哲哲が入ってくる
2人の間に立つと「朝廷の問題よ」と海欄珠に向かって言う
「でも 弟が浮かばれない」
玉児も「状況が分かれば 陛下が判断されるわ」なだめるが
「どうか 阿古拉の無念を晴らしてください」ホンタイジにすがる海欄珠
「この件は朕が調べよう」「阿古拉があまりにも不憫です」
「やめなさい! ウーヤー早く連れておいき」哲哲の一括

意識が戻らぬドドを看病しているのは 玉児そっくりな秀珍
「十五親王のような優しい方をなぜ天は苦しめるの?」
小玉児は秀珍が本当に従姉上にそっくりだと驚いている
「でも十四親王は 似てると言いません」無邪気に答える秀珍の言葉に
複雑な小玉児
ドドに「早く目を覚ましてちょうだい チチカも大きくなったのよ」
小玉児の声に反応するドド 
チチカの笑い声に 意識が戻るドド
ドルゴンはドドを抱き起こし「お前が簡単に死ぬわけがない」と喜ぶ
「兄上を泣かせられないからな」
だがドドは「しかし暗いな 灯りをつけてくれ」という
ドルゴンは「昼間から灯りだと?」不審がる
ドドは「昼間だと? 何も見えない 私の目はどうなってる」
表情が曇る小玉児達
ドドの目の前に手をやるドルゴン 何も見えてない様子に
侍医は「頭部のうっ血が疑われるが 原因は分からない
 すぐには完治は無理かと」その言葉に絶望するドルゴン
秀珍も「故郷では病気で失明した人もいましたが 治療すればきっと治りますよ」
慰めの言葉も耳に入らない様子のドド
小玉児も「秀珍の言うとおり あなたの体は丈夫だからすぐに治るはず
私達やチチカがついているわ」そういうとチチカの手を握らせる。
 
悲しみに暮れる海欄珠 慰める宮女
「戦に行く弟を見送ってやるどころか 責めて罵倒してしまったのよ
弟は二度と戻ってこない 阿古拉は私にとって大切な家族だったのよ
お願いだから生き返って」と泣き崩れる
そこへナムチョンが来る
「何しに来たの? よく来られたわね あなたのせいで弟は死んだのよ」
「殺したのはドルゴンだわ 母親を殺された玉児がドルゴンと手を組んで・・」
海欄珠はナムチョンを平手打ちにし 胸倉をつかむ
「何をする」
「全部知っているのよ 金牌が偽物なら 弟もあんな大胆な事はしない
偽の金牌を渡したのはあなたね?妃になるのに弟が邪魔になったから
ドルゴンに殺させた ドルゴン以上に許せない!」




中国ドラマ 宮廷の泪 23話

2014-05-03 14:50:11 | 中国ドラマ
卓林の墓参り
海欄珠めがけて蛇が襲ってきた
海欄珠を守ろうと玉児は棒を拾い 必死で蛇を打ちたたき殺す。
その時けがをした玉児を海欄珠は手当てをする。
その姿に「昔はよく包帯をしてくれた」昔の海欄珠の優しかったころを懐かしむ
海欄珠も又思いだし穏やかな表情になる。
「包帯がほどけないと言う私に ほどけない結び目はないと言ってくれた」
笑顔でうなずく海欄珠
「姉さんにも 心の結び目をほどいてほしい」玉児は願うが
海欄珠の表情はくもる。
「吹雪のような日々が続き 私達は道を見失った 心が晴れ渡れば又昔の姉妹に戻れる
 来月 母上をホルチン部へ連れて帰るわ 姉さんには近づかせない
 だから姉さんも母上を許して 憎しみに終止符を打つのよ」
黙って玉児の手を取る海欄珠の顔にはかすかな笑みが
束の間の和解

海欄珠と阿古拉
サイチーヤーを許し解放すると約束したと聞くと阿古拉は
解放すれば虎を野に放つも同然だ と怒る
もう十分苦しめた 母さんの魂も報われたし もう疲れた という海欄珠
サイチーヤーは必ず仕返しする 姉さんは陛下が守ってくれるが
俺はどうなる 俺には何もない。
姉弟は母の死に際の言葉を再び思い出す。
「どんな方法でもいい 阿古拉を守って」タナ
あくまでも復讐を辞めないという阿古拉
帰郷するサイチーヤーを襲撃してやる 阿古拉は息巻く
とまどう海欄珠

宮殿の掃除をするサイチーヤーは 手伝う玉児を穏やかな顔でみつめるが、
陛下の寵愛を得られない玉児を案じる。
早く陛下の心を取り戻さないと言いながら 私に策があると言うサイチーヤー。
意味がわからない玉児

夕日をながめる母子
母 「今日の夕日は美しくても 暗い夜が訪れる」
「美しい夕日を心にきざんでおけば 暗い夜が来ても幸せ」玉児の言葉に
「首長の妻である私の娘なのに人が良すぎる」母は怒る
「来世でも母上の娘でいたい」玉児は言う
「夜が明ければ希望が持てる この夜さえ乗り切れたら明日は良くなるわ」
サイチーヤーの言葉の意味に不安を感じる玉児

高台に海欄珠を呼びだしたサイチーヤー
掃除の出来を見せたかったと言う
「一カ月たつけど 私と玉児はどうする気?」
「水に流すと約束したはずよ」海欄珠
「信じられると思う? 少なくともあなたの弟は私を許さない
 私が帰郷する道中殺すのでしょう?」
「殺す?生き地獄を味わわせるほうが痛快だわ 
 あなたの上京を禁じると陛下は命令を下した 愛娘に会うこともできない
 私の毒牙にかからぬか案じて過ごす それが生き地獄 母もあの世で満足
 そして復讐が終わる」
黙って聞いていたサイチーヤーは
「いいえ終わらない 私がそうはさせない」
「どうする気?」一瞬たじろぐ海欄珠
勝ち誇ったかのような笑いのサイチーヤー “私を殺させるのよ”
「解放すると玉児に約束してあげたのに あくどさは少しも直らないわね」
興奮した海欄珠はサイチーヤーの頬を打つ。
よろけるサイチーヤーは挑発するかの如く タナを罵倒し始めた
益々怒る海欄珠はサイチーヤーの首に手をやる。
その手をつかむと 罠にはまったわね サイチーヤーの言葉
そして 大声で「陛下は帰郷を許されたのに なぜ私を殺そうとするの
    陛下私は無実です 玉児の事は許してあげて」叫ぶ

下で玉児とホンタイジは何事か見上げる。
その目の前でサイチーヤーは転落し死亡。
泣き崩れる玉児 唖然と見上げるホンタイジ
高台では「あの女が飛び降りたの なぜ?私は押してない」気が動転する海欄珠
そんな海欄珠を憎しみのこもった目で見上げる玉児 そして気を失う。
首を横にふり「私ではない」海欄珠

(娘を守ることはホルチン部を守ること そして首長の妻であるサイチーヤーのプライドを守ること
 それには死しても悔いはなし って事ですね)


早速 哲哲に報告が「驚いたわね サイチーヤーがあんな死に方をするなんて」

ドルゴンの所にもサイチーヤーの死亡が報告
だが 小玉児が産気づいて すぐ玉児のとこへ駆け付けることができない。

海欄珠はサイチーヤーの取った行動が理解できず 不安に駆られていた。
酔った阿古拉は祝杯を挙げようと入ってくる
直も酒を注ごうとする阿古拉の手を制し
「サイチーヤーが死んでそんなにうれしい?」と
「当然だ 後は呉克善も殺してくれ 俺を首長にしてくれ」
「無理だ 呉克善との関係をこれ以上悪化させぬよう陛下も命令を下された」
海欄珠の言葉に「昔の弱い姉さんのままだ」 逆に責める阿古拉
「わかった 妃に封じられたら要職につけるようにとりなしてくれるか?」
「都にいたい理由はナムチョンね」驚く阿古拉
「火遊びは命取り いつか首を絞めるわ 私と都を離れ静かに暮らしていこう」
海欄珠の言葉に
「陛下は許さないだろう 俺を不義者にする気か?」
「争いに疲れた」
「分かった 俺だって静かに暮らしたい でも姉さんは身重だ
 陛下の恩情だけでなく この幸せも捨ててしまうのか
 父親のいない子になるんだ」阿古拉の弁に黙る海欄珠

サイチーヤーの死んだ夢を見た 早く掃除を手伝わなくてはという玉児を見て
スマは泣きながら「もう一緒に日の出は見れない」と「嘘だ・・母上は死なない」
母の死を信じられないと興奮して泣き崩れる玉児をなだめるスマ。

そして母の手紙
「玉児 これを見ている頃 私はもう死んでいる 母の頬の傷を忘れないで
 これもあなたが海欄珠を信じすぎたためよ 後宮では誰も信じてはならない
 哲哲とて同じよ “私はどうせ殺される”私が死んだら 母のためにもあなたは
 生き続けなさい “陛下の寵愛を得ることが私への供養になる
 ”私が誇れる娘になると約束して
 女の涙は男にだけ向ける武器なのよ 敵に決して涙を見せてはならない 
 そしてドルゴンがあなたを守ってくれる  天から見守っているわ」
母の形見を手に「海欄珠 なんて残酷なの 天が私に代わって罰するわ」
涙して叫ぶ玉児

海欄珠は夜の空を見上げながら「天よ 私と玉児はもとに戻れないの?」

そしてドルゴンも玉児を案じながら 夜の空に向かって灯籠をあげる
「玉児 耐えるのだ 側にいられないが私がついている 天よ彼女を守ってくれ」

明の使者が弔問に訪れるも呉克善は面会を断り 我らの使者にも病と称して
いる とホンタイジに報告がなされる。
ドルゴンは
サイチーヤーは後宮の争いに巻き込まれたのだから
呉克善は怒って当然だ 明に寝返らせぬために示しを付けるべき
調査して無実なら 陥れた者を罰して名誉を回復させよう の意見に
ホンタイジは「後宮の件は朕が処理する 口を出すな」とはねのけた。

ホンタイジはドルゴンの言葉を思い起こした 
「どんな事情があれど 国の安定を第一にせねばならぬ」

玉児が母の霊を慰めているとこへやってきたホンタイジ
玉児は「母が成仏するようにと鳩を逃がし 徳を積んでいたのです」
「今回は欄児がやりすぎた 早く朕が放免していれば 結果も違った」
「母は幸が薄かったのでしょう 運命です」
「姉さんを恨みはしないし 兄にも忠誠を誓い続けるよう伝えます」
玉児の言葉に
「それで良いのだ もう朕も冷たく接しはしない これから朕が守ってやる」
ホンタイジの言葉に
「優しい言葉も久しぶり 意固地になり自分が愚か者でした」と素直に甘える玉児

寵愛を取り戻した玉児
玉児は「母上 喪中に夜伽をすることを許して でもすべて母上の敵を討つためなのよ
  母上のためにも 男の子を産んで 栄華を勝ち取り 母上が誇れる娘になるわ」
 吹雪の夜空を見上げて誓う玉児 そこにドルゴンのあげた灯籠 思わず背ける目は悲しげ
 そして眠っているホンタイジを見る。

寵愛が遠のいた海欄珠に哲哲が話があると言う。
「復讐が果たせておめでとう 後宮にいるのは復讐が目的よね
 だから私もあなたに手を貸した どうやって恩を返してくれるの?」
「そうでしたね 叔母上がサイチーヤーの処遇を私に委ねて下さった
 でも叔母上も助かったはず 私達に貸し借りはないはずよ」
「恩をあだで返すの?」哲哲はいきなり海欄珠の首飾りを手に取り
「これを忘れたとは言わせないわよ あなたに協力した理由を忘れた?
 復讐が終わったら 陛下のもとを離れる約束よね サイチーヤーは死んだ
 陛下を愛してしまったなんて言わせないわ」と言うと去っていく哲哲
「そう 復讐は終わったのに なぜホンタイジにこだわるの」自問自答する海欄珠

サイチーヤーの葬儀
悲しみの呉克善と玉児
「兄上の希望通り手厚く葬ってくれるのよ 早くお礼を言って」呉克善に囁く玉児
近寄ってきたホンタイジ
「お悔み申す 玉児の事は任せよ ホルチン部は清の一番の盟友である」
「ありがとうございます」呉克善は言う。
玉児は「母上 すべて指示通りにやったわ 見てくれた?
    決して母上を失望させたりしない」決意も新た

4ヶ月後
ホーゲが勝利した 祖大寿を敗走させたと喜ぶホンタイジ

海欄珠が産気づき ホンタイジがあわてて駆け付ける
無事男の子を出産 喜ぶホンタイジ
哲哲も祝に駆け付ける 「子が元気に育ちますよう」口先だけの祝いの言葉
ホンタイジは「海欄珠を妃に封じるつもりだ 皇后ともに冊封するぞ」
「海欄珠 喜びも倍だわね」
「陛下と大福晋に感謝を 御恩に報いる為にも 又男の子を産みます」
顔が引きつる哲哲

その時 ナムチョンも懐妊の報告が、
「どうやら朕も喜びが倍になったぞ」笑顔のホンタイジ
哲哲も喜びを表現するも 自分のお腹に手をやる

そして 玉児も懐妊している。
食欲がないと言う玉児になんとか食べさせようとするスマ
「でも お腹の息子が空腹よね」
「女の子でもいいのでは? 小玉児様も女の子が生まれ とても喜んでいますよ」
スマの言葉に小玉児も出産したことを知る。
玉児に知らせなかったのはドルゴンに会ってほしくないからだと寂しく思う玉児。
「ナムチョンも身ごもった あかちゃん 絶対に負けては駄目よ」
玉児はお腹の子供に語りかけるが不安な気持ちが残る
「今夜 私に灯籠を放つ暇はないわよね」夜空を見上げる目は悲しげ

哲哲は薬を飲む手が震えている
宮女が「薬を飲みすぎではないのか?懐妊出来ないのなら もう・・・」
その言葉に過敏に反応「産めないとでも!」怒る
「希望がある限り諦めるものですか」薬を一気に飲み干す。


哲哲の陰謀 男の子を産めない焦り 海欄珠の産んだ男の子がどうなるでしょうね

中国ドラマ 宮廷の泪 22話

2014-05-02 22:40:10 | 中国ドラマ
ホンタイジに優しくされる海欄珠をみてサイチーヤー(玉児母)は
「相変わらず男の同情を誘っている」と憎々しげにつぶやく。
サイチーヤーは 海欄珠へ贈り物として宮女に届けさす。
サイチーヤーから届いた血燕の巣をみると 海欄珠は嫌いだという
宮女は下げようとするが、入ってきたホンタイジはせっかくだから受け取れ
もったいないとホンタイジが食べる。
そして海欄珠にも勧めるとしぶしぶ口にしかけた。
その時 ホンタイジが苦しみ出した。
あわてて海欄珠の持っている器を払うとホンタイジは倒れた。
当然 サイチーヤーが疑われ 牢獄に入れられた。

ドルゴンは牢獄に入れられているサイチーヤーのもとへ行く。
「あなたの仕業か?」「そう思っているでしょう」
「ここは盛京 海欄珠は今や陛下が最も寵愛する福晋だ 手を下すなんて持ってのほかだ」
声を荒げるドルゴンに「のさばらせたくなかった 手を下してはいけない?」
顏色ひとつ変えずに言うサイチーヤー
「認めるのだな 玉児を巻き添えにするとは考えなかったのか?」
「娘の為にしたこと 家族は一蓮托生 巻き添えすることくらい覚悟のうえよ」
「よくも!」怒りを抑えきれず手を振り上げるドルゴン「それでも玉児の母親か!」
「どうしたの?たたけばいいでしょう?」
「女はたたかない」
「私が最愛の女の母だからでしょう? 図星のようね 私の目は正しかった」
するといきなりサイチーヤーはひざまずき
「十四親王 娘を頼みます」頭を下げる。
「これまで私は大勢の者を陥れて来た 今更死ぬことなど怖くはない
 だけど心配なのは私を陥れた者が私の死後 玉児を狙うかも、
 許して下さい 先程は無礼でした でも玉児への愛を確かめたかったのです
 これで安心して玉児を託せます」ドルゴンを見上げ
「私の一生の一度のお願いです 生涯をかけてお守りください」
母の想いをドルゴンにぶつけるサイチーヤー そして頭をたれる
しっかりとうなずくドルゴン

ドルゴンは玉児に「信じるのだ お母君はあんなことはしない」
「そう思いたい」「何か知っているのか?」
玉児は母のお付きのウーランが持っていた衣装には鳳凰の刺繍がしてあり
ういきょうの匂いがした。これは妊婦が嗅ぐと流産する。
その罪を叔母上にきせる?と怪しむが 
ドルゴンは「お母君の計画を阻止したのだな でも陛下は毒にあたったのだ」
「母はそこまでバカじゃないわ きっと濡れ衣よ 信じて」
「サイチーヤーは私にひざまずいて君を守ってくれと言われた
 君を傷つけるようなことはしない 君を信じる 真相を探りだし
 無実を証明する」ドルゴンは約束をする。

サイチーヤーの下女ウーランが毒殺された事を突き止める。

ホンタイジに報告しようとしたが海欄珠にはばまれ会うことができない。
玉児は哲哲しかいないと嘆願に赴く。
玉児の言葉に信じると言う哲哲だが「陛下は海欄珠に処分を委ねた」と言い
「なぜ陛下が、」玉児は困惑
「救う方法は只1つ 姉妹の情に訴えるしかない」助言するが
玉児が去った後の哲哲のふてぶてしい表情 本性が現れる。

(哲哲がウーランを使って 海欄珠の流産を狙ったわけ)

海欄珠は玉児に“幸運の星”で災いを消しされるのなら 天に祈れば吹雪もやむ
そうできれば 海福晋も天意に従い 母に会わせると言う。
玉児は吹雪の中で祈り続ける。「天よ 姉さんが母を許してくれますよう」

海欄珠とサイチーヤー
海欄珠はサイチーヤーに「今日は母タナの命日 拝みなさいよ」と言うが
サイチーヤーは「死んでも嫌だ 私を殺したら?」
「サイチーヤーの死後すべての罪を玉児になすりつけるわ」と脅す
サイチーヤー「そんな横暴が許されると思う?」
「あなたこそ横暴だった」
「玉児を陥れないで お願いよ」
そういうとサイチーヤーはタナの霊前に座り 額を地につけた。
海欄珠は「母さん ようやくサイチーヤーが頭をさげたわ」声高らかに笑う。
そして今までの恨みつらみを吐きだすようにサイチーヤーに投げかける。
「手を下したのは私 敵を討ちたいのなら私に復讐すればいい
 玉児は私に背いてまであなたを助けて来た 良心があるなら玉児は見逃して」
サイチーヤーは母として玉児を守ろうと 海欄珠の条件に従い
顏に自ら傷を付けた。勝手母タナの顏を傷つけたように。

(この時とばかりに残酷な復讐をする海欄珠 玉児母も残酷だったので
 自業自得かも かわいそうなのは玉児 純粋なだけに)


サイチーヤーは罰として宮殿内の掃除をさせられる
海欄珠は一か月すれば許して解放すると言う。玉児も手伝う。
母と娘が初めて分かりあえ 寄り添うひと時

牢獄のサイチーヤーは哲哲を呼ぶ
「どうやってウーランが私に背くようにしむけたのかしら」哲哲に聞く
「一族を使用人の身分から解放し 将来の栄華を約束したのよ」
悪びれることなくいう哲哲

(まとめると
サイチーヤーが海欄珠に贈り物とした衣装に流産の恐れのある香料を
ふりかけウーランに持って行かす途中玉児が邪魔をした。
それを見た哲哲が毒入り血燕の巣を代わりに買収したウーランを使って
下女に持って行かせ それをホンタイジが毒見して倒れ
当然サイチーヤーが疑われた。)


「すべてあなたから学んだのよ 清の後宮では皇后である私が主
  あなたは自滅したの 恨まないでね」哲哲は言う
「すべて私の仕業だわ でも玉児は天真爛漫で善良 陰謀とは無縁
 昔と同じようにあなたを叔母として慕っている 情けをかけると思って
 玉児の事は見逃して、、」そこへ玉児が入ってくる。
哲哲が入れた火鉢を見て
 「手を差し伸べてくれるのは叔母上だけね」信じて疑わない玉児
そんな玉児に「この世で自分以外は決して信じてはいけない 心しておくのよ」
言い聞かせるサイチーヤー

そして ナムチョンを手紙で呼び
「海欄珠は娘の敵 手を組まないで」頼むが
ナムチョンは「自分の命さえ危ないのに私に命令?笑わせないで」と一笑に伏す 
「阿古拉の事をばらすわよ」脅かす
「死にたいの?」こぶしを握り 怒るナムチョン
声高らかに笑うサイチーヤー「この期に及んで死が怖いと思う?」
「一人で死ぬのは寂しいから 2人を道連れにする 
 もし 阿古拉と海欄珠をけん制してくれるなら あなたは私にとって有益となる」
了承しないなら ナムチョンが受け取った同じ手紙が陛下にも送ると言う
それは阿古拉とナムチョンの関係を暴露する内容

ホンタイジは海欄珠に
「サイチーヤーと玉児の処罰が足らないのか?
 もう恨みにとらわれるな 子も生まれる殺し合いは避けたい
 サイチーヤーが今月中の罰を終えれば今後盛京に入ることを禁じる
 そなたにも手は出せん」言い聞かせていた。

卓林の墓
玉児がお参りしているとこへ 海欄珠もやってきた。
「今日は卓林さんの誕生日 覚えていたのね」玉児が言うと
「忘れた事はない」と海欄珠
「心に憎しみしかない 姉さんは変わった だけどまだ卓林さんを覚えていた
 昔の姉さんはまだ残っている」
「憎しみ以外は すべて失った」
「子に同じ人生を歩ませるつもり?憎しみを植え付けるつもり?
 タナ母と卓林に許してといつも祈っている 姉さんを救ってとも
 なぜなら 幸せそうではないから」
その時 蛇が海欄珠めがけて襲ってきた。