フロントは18インチのTT100、なんか変ですね
じつは、したくてした訳ではないです。
XL250Sのブレーキは確かに効きがいまいちなんだろうが
それほど困ってもいないし不満もない、
今時のダブルディスクの4ポットキャリパーのディスクブレーキに比べると
間違いなく劣るだろうが、幸いなことに当の本人はそれを知らない、
昔乗ってたCB750FのダブルディスクもCBR900乗りに友人には
「こんなのよく乗ってんね?」
とあきれられたほどだった。
しかし、せっかく先日手に入れた500Sのフロントブレーキ、
ちょっと、試してみたかった。
まず大きさを比べて見ます。
これは250Sので
こちらが、500Sのライニング、
直径で20㍉も違うんですんね。
大きければそれだけ接触面積が増えるんだから効きも違うはず、
500Sのブレーキはどれだけ動いてない時間が経過してるのかライニングには
うっすらと緑色のコケが生えてる!
#80のペーパーで表面のコケと固くなって部分を削り本来のライニングがでてきた。
ドラムをフロントフォークに取り付け (ここでスタビが役立つ、ショックがくるくる回転せずに
タイヤの取り付けが簡単に! ってスタビの役目ってこれか?)
500Sのドラムは250Sのフォークにポン付けでおさまった。
いざ試運転へ、18インチのTT100はエアーを入れるとカッチカチのヒビだらけだ。
走り出すとホイールベースが縮んだせいかキョロキョロする。
60キロくらいでフルブレーキをかけると
「んっ?」
ちがう、今までとまったく違う!
これほども体感できるほど違うとは思わなかったがこんなにも違うとは、
さすがに、油圧ディスクのように 「ゴツンッ」 とくる感じはないが、
あきらかにちがう別物です。
メーカーさんも当然それを狙って径を大きくしたんだろうからね、
とりあえず元にもどし、500Sのドラムを分解します。
18インチ化されたスポークは何用だったのかわからないが
無理やり組まれており
こんなにも曲がって付いてる、
しかもスポークはニップルに3回転くらいしか噛みあってなかった、
素人仕事にもほどがあるだろ
こんなんで今まで走ってたんだろうから、危険極まりない!
ホイール、ドラム、の分解終了、
ドラムとブレーキプレートは掃除し再塗装する予定です。
23インチのスポークを見つけ早く組みあげたいものだ(*^_^*)
ちなみに、タイヤのエアーを入れるとこのバルブ、
俗に言う 「ムシ」
これを外すのにドライバーのグリップが付いたのを見かけるが、
昭和のオヤジは
これ!
最近ではあまり見かけないが昔はキャップの代わりにこれが付いてましたね、
今でも売ってるんだろうか?
小さいのでなくさないようジムニーのバルブに1ヶ付けてます。