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第37回上尾市美協展開催

<入試状況について>多くの大学が一般入試確定、センター前期確定となっています。

2009-02-16 20:58:57 | 大学
<入試状況について> 
大学の友人、高梨さまより   2009・2.16
多くの大学が一般入試確定、センター前期確定となっています。
現時点で動いているのは「日本大学」と「東京理科大学」のみと
なっており、それ以外の大学は、前期が確定しています。
今回は、各方面からの報告書と合わせてご報告させていただき
ます。




【2.12現在の状況】
   2009  2008    比    %  到達度 状況
中央 84,541 80,681   3860 104.8% 103.1% 前確
早稲 121,166 125,249 △ 4083 96.7% 96.7% 確定
慶応 49,889 53,316 △ 3427  93.6% 93.6% 確定
明治 105,631 107,716 △ 2085 98.1% 97.0% 前確
法政 84,931 95,828 △ 10897 88.6% 87.5% 前確
立教 70,941 71,382 △ 441 99.4% 99.4% 確定
上智 24,229 23,799    430 101.8% 101.8% 確定
青山 54,006 45,643   8363 118.3% 116.7% 前確
理科 48,756 48,277   479 101.0% 98.8%
日本 81,412 77,489    3923 105.1% 95.5%
同志 45,459 48,073 △ 2614 94.6% 90.5% 前確
立命 76,231 83,325 △ 7094 91.5% 79.7% 前確
関西 79,293 83,161 △ 3868 95.3% 84.6% 前確
関学 50,936 48,698    2238 104.6% 101.9% 前確

【各地区の状況】※豊島継男事務所報告より抜粋
・東京地区:志願者減となっている大規模大学が少なくない。
 東京地区の受験生の絞り込みか、他地区の受験生流入ストップか

・近畿地区:関西・立命・同志社減
 大規模大学に志願者が集中しているという状況ではないようだ
 中国・四国、九州地区からの受験生の流入が減少した可能性あり。
 京都橘・佛教・大阪経済・大阪工業・摂南・阪南等の大学は、志願者増となったと
ころが多い

→各地区とも、地元の大学を選ぶ傾向があり、東京・大阪などの都市部の大学への流
入が減っている傾向があるようだ。

・出願締切がセンター出願後の私大の志願者大幅減(昨年比 93.2)
 とくに慶應大学では、ほぼ半数の52.5%まで減らした





【河合塾講演会資料より】
 上位私大の大幅な志願者減が目立つ。国公立大を含めて
 相当な安全志向が働いていると見受けられる。
 私大併願校数が減っているのではないか?背景は経済不況が最大要因
 地方から大都市への出願も減っていると思われる。

【各系統の状況※数字は私大の昨年比指数】※豊島継男事務所報告より抜粋

・法学系統:96.7
 文系学部では難易度が最も高いため、安易な出願ができないようだ
・経済・経営・商学傾向 101.0
 景気後退の志願者離れはないようだ
・社会・社会福祉 105.0
 女子受験生の積極的な出願か。
・理学系統 105.1
 志願者回復傾向が顕著
・理工・工学系統 102.1
 志願者回復傾向にはあるが、理学系ほどの伸びはない
・教員養成・教育学系等 108.5
 小学校教諭、幼稚園教諭を目指す女子受験生が増加か。

【他大学の状況】大学名(2009志願者数 増減 比)

△減△【確定】早稲田 (121,166 △ 4083 96.7%)
全体にどの学部も減
・増:人間科学部センター利用+1,414名(二次試験の廃止)


△減△【確定】慶応 (49,889 △ 3427 93.6%)
・減:センター利用入試 法△1,778、薬△1,325
   →法は2007年度並の志願者数となった(揺り戻しか)
    薬は昨年初年度からの揺り戻しで減か?
    この2学部のセンターでの大幅減以外は、それほど大きな減少は無い。


△やや減△明治 (105,631 △ 2085 98.1%)
・98.1%と下げてはいるもののすでに10万人超えており、
 2007年度の実績102,451名を上回った


△大幅減△法政(84,931 △ 10897 88.6%)
・全体にどの学部も減、併願校を絞ったことなどの影響か?
・統一入試全体でも△1,526名と減らしている

△やや減△立教【確定】 (70,941 △ 441 99.4%)
・本年度は大きな入試改革が無いにもかかわらず大きく減らしてはいない
・異文化コミュニケーションは昨年が初年度だったため、大幅減
 経済学部も△2,646と大きく減らす(揺り戻しか)

○増○上智【確定】 (24,229  430 101.8%)
・神学部改革で89名増、総合人間は二次試験の廃止で+709名

◎増◎青山 ( 54,006 8363 118.3%)
学部改革、入試改革で大幅増
・学部新設「教育人間学部」で3,615名
(文募集停止で△2,952名、結果的に増)
・経営学部「マーケティング学科開設」
(学部全体で2,133名増)
・センター新規導入:総合文化政策、社会情報


○増○ 理科大 (48,756 479 101.0%)
・C方式(センター併用型の統一入試)を除き確定

○増○ 日本大 (81,412 3923 105.1%)
・センター出願締切をセンタ前に変更で法:2,001名増、生産工313名増
・センター新規導入で薬学部センター1,002名

△減△ 同志社(45,459 △ 2614 94.6%)
・心理学部新設(1,289名)
・センター導入 生命医科:219名 スポーツ健康科学503名
上記2点をしたにも関わらず、全体に減。
人数的には一昨年(2007年度)並となりそう。


△大幅減△ 立命館(76,231 △ 7094 91.5%)
・全体にどの学部も減、近畿地区への他地区からの流出減の影響か?

△減△ 関西 (79,293 △ 3868 95.3%)
・外国語学部の新設(3,039名)あり。また、6学部で一般入試で
試験日1日増としたにも関わらず、減。


○増○ 関西学院(50,936 2238 104.6%)
・聖和大学との合併で教育学部新設(2,851名)
・社会、総合政策、理工で定員を増やし、志願者も増
・人間福祉が初年度からの揺り戻しか2,386名減
教育学部の新設が無ければ、やや減らしていたが、全体的に増。

[ その他・ご参考まで・・・豊島継男事務所調査 ]

 



2月6日現在の志願状況から読み取れる「09年度 私立大一般入試」の志願状況
1 入試方式別志願状況

  一般入試全体    101.3  (昨年度第1報時点 102.4)
  一般入試前期    101.1  (昨年度第1報時点  99.7)
  センター利用方式A 104.2  (昨年度第1報時点 105.7)
  センター利用方式B  93.2  (昨年度第1報時点 119.2)

 ・東京地区・近畿地区の大規模大学の一般入試前期・センター利用前期の志願者数
がほぼ確定
 ・一般入試全体では志願者増を維持しているが、増加率は1%台にまで縮小
 ・昨年度とは対照的に、センター利用方式Bの志願者減少傾向が顕著
    東京地区・近畿地区の大規模大学の中にも志願者大幅減となるところが目立つ
    センター試験平均点の下降の影響だけでなく、出願校を絞り込み受験生が急
増したようだ
 ・一般入試後期・センター利用後期も志願者減となる可能性が高く、
  今後、データの蓄積が進むにつれ、一般入試全体でも志願者減となると思われる

  国公立大学全体  98.3  (昨年度 101.7)
  国立大学     97.4  (昨年度 109.0)
  公立大学     100.9  (昨年度 104.0)

 ・出願締切日(2月4日)午後3時現在の志願状況から集計
 ・東大・東工大・一橋大・金沢大・阪大・神大・広島大・九州大は志願者減センター
試験平均点の下降で、目標校を下方修正する受験生が多かったようだ








2 地区別志願状況

  北海道地区&東北地区  集計数は少ないが、減少傾向が強いと判断してよさそ
うだ
  関東・甲信越地区  105.6
   ・獨協大・千葉工業大の志願者増の影響大
・神奈川大・関東学院大もほぼ前年並みの志願者数を維持
   ・東京の総合大学の、この地区にキャンパスのある学部の志願者増も見逃せない
   ・地元受験生が手厚く出願していると思われる
  東京地区  101.6
   ・慶大・工学院大・駒澤大・大東文化大・津田塾大・法政大・武蔵野美術大・
明治学院大・早大など、
    現時点で志願者減となっている大規模大学も少なくない
   ・センター利用前期Bの志願者減(11.2%減)が顕著
   ・東京地区の受験生の絞り込みか、他地区の受験生の流入ストップか
  東海・北陸地区  100.8
   ・北陸地区の集計数が少ないため、名古屋地区の志願状況を反映していると考
えてよい。
   ・名古屋地区の大規模大学で、10%以上の志願者減となっているところはない
   ・愛知大・愛知工業大・名古屋外国語大・藤田保健衛生大が5%以上の志願者増
  近畿地区  98.0
   ・京都産業大・関西学院大は増  龍谷大・近畿大は前年並み
  同志社大・立命館大・関西大・甲南大は減
   ・大規模大学に志願者が集中しているという状況ではないようだ
   ・中国・四国地区や九州地区からの受験生の流入が減少した可能性あり
・京都橘大・佛教大・大阪経済大・大阪工業大・大阪産業大・摂南大・阪南大・神戸
女子大など、
上記8大学に次ぐ規模の大学に、志願者増となったところが多い
これは地元受験生の手厚い出願の影響か
   ・地区全体では、センター利用Bだけでなく、センター利用Aも志願者減とな
っていることが注目される
  中国・四国地区  135.6
   ・松山大が文系4学部でも1月入試を導入したことと、
10年度から公立大学に移行予定の高知工科大の志願者増
     九州地区  103.4
   ・西南学院大と福岡大が新規導入したセンター併用方式に志願者が集まったた
めに、
現時点ではこの指数になっているが、集計が進むにつれ、地区全体では下降していく
可能性大









3.学部系統別志願状況

  法学系統  96.7(国公立大 97.9)
   ・法科大学院・新司法試験に加え、裁判員制度導入などあり、
    受験生の関心は高いと思われるが、文系学部では難易度が最も高いことから、
    だれもが安易に出願できる状況にはないようだ
  経済・経営・商学系統  101.0(国公立大 95.6)
   ・景気の後退による「志願者離れ」は生じていないようだ
   ・文系男子受験生(数学・理科を苦手とする受験生)の「受け皿」
   ・国公立大は志願者減の傾向が顕著
  社会・社会福祉系統  105.0(国公立大 97.4)
   ・社会福祉系統の志願者が回復(105.3)
   ・女子受験生の積極的な出願があったものと思われる
  理学系統  105.1(国公立大 100.6)
   ・志願者回復傾向が顕著
   ・「理科はおもしろい」という受験生へのアピールが功を奏しているようだ
  理工・工学系統  102.1(国公立大97.2)
   ・志願者回復傾向にはあるが、理学系統ほどの伸びはない
  医学系統  101.5(国公立大98.4)
   ・定員増となった大学も少なくないが、大幅な志願者増にはなっていない
  看護・医療技術系統  103.9(国公立大105.4)
   ・看護系統107.1 医療技術系統101.5  医療技術系統も志願者増となってい
ることに注目
  歯学系統  63.5(国公立大86.7)  ここ数年、志願者減少傾向が顕著
  薬学系統  95.2(89.0)  私立大は経済的な負担が大きいことも、志願者増
とならない一因
  教員養成・教育学系統  108.5(国公立大98.4)
   ・小学校教諭・幼稚園教諭をめざす女子受験生が増加か


(アルベルト譽)


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