応募作品の中から入選した作品や県内作家からの招待作品等の展示を行います。
第60回埼玉県展
<会 期>
平成22年5月25日(火曜日)~6月16日(水曜日)
午前10時から午後5時30分まで
(金曜日は午後8時まで、月曜日休館)
<場 所>
埼玉県立近代美術館
(JR京浜東北線 北浦和駅西口徒歩3分)
晩秋 油彩画 F50 町田譽曽彦(第60回県展出品)
<部 門>
・日本画(水墨画含む) ・洋画(版画含む) ・彫刻
・工芸 ・書(篆刻・刻字含む) ・写真
<観 覧>
無料
薔薇の花がとても美しい季節となりました。埼玉近代美術館に行って美術鑑賞でも
と微笑を見せたメグちゃん、、、「感想をお聞かせください。。。」
<関連情報>
県立近代美術館の常設展示室で、県展60周年を記念して「埼玉の美術家たち」の展示を行います。併せてご覧ください。
埼玉県立近代美術館ホームページ 年間スケジュール
<第60回記念埼玉県美術展覧会(県展)の審査結果について>
埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県美術家協会及び埼玉県芸術文化祭実行委員会では、5月25日(火)から6月16日(水)までの会期で、県立近代美術館(さいたま市)を会場として開催される、第60回記念埼玉県美術展覧会(通称「県展」)に先立ち、5月10日(月)から5月12日(水)までの3日間、鑑審査を行い、入選作品、入賞作品を決定し、その結果がまとまりましたので、お知らせします。
入賞者の表彰は、6月12日(土)午前10時30分から、「埼玉県知事公館」(さいたま市)で行います。入選作品と県内作家から招待作品等2,000点を超える作品が一堂に展示される県内最大の公募美術展に是非一度足をお運びください。皆様のお越しをお待ちしております。
1 第60回記念県展の主な特徴
(1)全国最大規模の公募美術展
今回の県展では、前回展よりも33点多い4,474点の応募がありました。自治体が主催 する公募美術展としては、全国的 にみても、トップクラスの出品数を誇ります。
(2)県下全市町村からの出品
今回の県展では、前回に引き続き県内の全64市町村からの応募がありました。出品者 も15歳から95歳までの幅広い年齢層にわたっています。
(3)60回記念事業
今回、県展が60回目を迎えるのを記念して、これまでの知事賞などの賞に加え、新た に「60回記念賞」を設定し、11人の方の入賞が決定しました。
また、県立近代美術館の常設展示室では、県展60周年を記念して、「埼玉の美術家たち」と題して戦後の埼玉の美術を牽引した美術家たちの代表作を7月11日まで展示します。
2 審査結果の概要
(1)出品の状況
ア 出品点数 4,474点
一般応募作品 :4,052点 招待作品等:422点
イ 出品者数 3,779人
一般応募出品者:3,357人 招待作家等:422人
ウ 県下全市町村(64)から出品
エ 出品者の年齢 最年少 15歳、最高齢 95歳
(2)各部の特徴(各部審査評より)
ア 日本画:不況と云う世間の風の中であったが、昨年並みの222点の公募があった。
入選作品の選考では、5回にわたり鑑審査を入念に繰り返し、入落を決め、
受賞作品についても、投票を重ね、各賞を選定した。作品の傾向としては
人物、花鳥、風景も比較的おだやかな良い作品が多かった。
イ 洋 画:例年の出品点数より多かった昨年を上回る応募があったため、審査内容の
充実に心掛けるよう審査員全員に確認した上で判断した。入賞作品はベテ
ランの技量を尊重した上で、若い力や将来発展する可能性について配慮し
た。
ウ 彫 刻:全体としては人体をモチーフにした具像作品が多かったように思われた。
今年気がついた点では、石彫が少なくなったのに対して、テラコッタの作
品が増え、また、10代の出品者が増えたことである。立体の造形では、作
者の「何を作りたいのか」というはっきりしたコンセプトを前面に打ち出
して制作した作品が求められ、そうした作品は、人々の心に必ず何かを訴
えるはずである。
エ 工 芸:工芸における表現は、素材や技法、表現形式など多種多様である。
今回、新しい表現形式、技法による作品が出品されてきたが、作品の内容
は手先の作業に終わり、工芸作品としての説得力を有していただろうか、
問い直して欲しい作品も少なくなかった。
オ 書 :公募552点とやや減少し、それに伴い入選数も330点と減少せざるを得な
かった。入選率は59.8%と前回展とほぼ同率となった。
入賞候補作品12点について、誤字脱字のチェックを行った結果、上位に
ランクされた作品の中から脱字が発見され、残念ながら候補から外さざ
るを得なかった。
カ 写 真:応募点数1,285点、前回展に比べ23点程の増加となった。特筆は今回初め
て応募と言う方が多く見られた事である。
入選は、488点(前回比49点増)となった。各地域から、他種多様のジャ
ンルで各々の楽しみ方で応募してくるが、作品作りに少しだけの悩みと、
苦しみを加えれば、必ず見る人の心にもっと強く伝わる。
(3)入選の状況
ア 入選点数 1,746点
イ 入選率 43.1%
ウ 入選者の年齢 最年少 16歳、最高齢 93歳
(4)受賞の状況
ア 入賞者 80人
イ 入賞者の年齢 最年少 17歳、最高齢 75歳
《最年少》
工 芸 共同通信社賞 川口 真那子(かわぐち まなこ) (17歳)深谷市
写 真 60回記念賞 伊藤 由梨(いとう ゆり) (17歳) 越谷市
《最高齢》
彫 刻 埼玉県美術家協会賞 萩原 俶行(はぎわら ひでゆき) (75歳)さいたま市
書 埼玉新聞社賞 丸林 香雲(まるばやし こううん) (75歳)春日部市
写 真 NHKさいたま放送局賞 楢原 力(ならはら ちから) (75歳)さいたま市
(5)入賞者の表彰
ア 日 時 6月12日(土) 午前10時30分~12時
イ 場 所 埼玉県知事公館 大会議室
3 県展のこれまでの開催状況
・第1回(昭和26年) 大宮市立東中学校にて開催
・第2回~第6回 県庁舎、川越市立第一中学校、埼玉大学文理学部、県議会
議事堂にて開催
・第7回~第15回 県立美術館(別所沼公園内)にて開催
(※第10回は県立図書館で同時開催)
・第16回~第32回 埼玉会館にて開催
・第33回(昭和58年)~ 新しく開館した県立近代美術館にて開催
・第40回~ 埼玉県芸術文化祭の一環として開催
(アルベルト譽)
富士書道学園 http://www.fujishodo.jp/news/index.html
第60回埼玉県展
<会 期>
平成22年5月25日(火曜日)~6月16日(水曜日)
午前10時から午後5時30分まで
(金曜日は午後8時まで、月曜日休館)
<場 所>
埼玉県立近代美術館
(JR京浜東北線 北浦和駅西口徒歩3分)
晩秋 油彩画 F50 町田譽曽彦(第60回県展出品)
<部 門>
・日本画(水墨画含む) ・洋画(版画含む) ・彫刻
・工芸 ・書(篆刻・刻字含む) ・写真
<観 覧>
無料
薔薇の花がとても美しい季節となりました。埼玉近代美術館に行って美術鑑賞でも
と微笑を見せたメグちゃん、、、「感想をお聞かせください。。。」
<関連情報>
県立近代美術館の常設展示室で、県展60周年を記念して「埼玉の美術家たち」の展示を行います。併せてご覧ください。
埼玉県立近代美術館ホームページ 年間スケジュール
<第60回記念埼玉県美術展覧会(県展)の審査結果について>
埼玉県、埼玉県教育委員会、埼玉県美術家協会及び埼玉県芸術文化祭実行委員会では、5月25日(火)から6月16日(水)までの会期で、県立近代美術館(さいたま市)を会場として開催される、第60回記念埼玉県美術展覧会(通称「県展」)に先立ち、5月10日(月)から5月12日(水)までの3日間、鑑審査を行い、入選作品、入賞作品を決定し、その結果がまとまりましたので、お知らせします。
入賞者の表彰は、6月12日(土)午前10時30分から、「埼玉県知事公館」(さいたま市)で行います。入選作品と県内作家から招待作品等2,000点を超える作品が一堂に展示される県内最大の公募美術展に是非一度足をお運びください。皆様のお越しをお待ちしております。
1 第60回記念県展の主な特徴
(1)全国最大規模の公募美術展
今回の県展では、前回展よりも33点多い4,474点の応募がありました。自治体が主催 する公募美術展としては、全国的 にみても、トップクラスの出品数を誇ります。
(2)県下全市町村からの出品
今回の県展では、前回に引き続き県内の全64市町村からの応募がありました。出品者 も15歳から95歳までの幅広い年齢層にわたっています。
(3)60回記念事業
今回、県展が60回目を迎えるのを記念して、これまでの知事賞などの賞に加え、新た に「60回記念賞」を設定し、11人の方の入賞が決定しました。
また、県立近代美術館の常設展示室では、県展60周年を記念して、「埼玉の美術家たち」と題して戦後の埼玉の美術を牽引した美術家たちの代表作を7月11日まで展示します。
2 審査結果の概要
(1)出品の状況
ア 出品点数 4,474点
一般応募作品 :4,052点 招待作品等:422点
イ 出品者数 3,779人
一般応募出品者:3,357人 招待作家等:422人
ウ 県下全市町村(64)から出品
エ 出品者の年齢 最年少 15歳、最高齢 95歳
(2)各部の特徴(各部審査評より)
ア 日本画:不況と云う世間の風の中であったが、昨年並みの222点の公募があった。
入選作品の選考では、5回にわたり鑑審査を入念に繰り返し、入落を決め、
受賞作品についても、投票を重ね、各賞を選定した。作品の傾向としては
人物、花鳥、風景も比較的おだやかな良い作品が多かった。
イ 洋 画:例年の出品点数より多かった昨年を上回る応募があったため、審査内容の
充実に心掛けるよう審査員全員に確認した上で判断した。入賞作品はベテ
ランの技量を尊重した上で、若い力や将来発展する可能性について配慮し
た。
ウ 彫 刻:全体としては人体をモチーフにした具像作品が多かったように思われた。
今年気がついた点では、石彫が少なくなったのに対して、テラコッタの作
品が増え、また、10代の出品者が増えたことである。立体の造形では、作
者の「何を作りたいのか」というはっきりしたコンセプトを前面に打ち出
して制作した作品が求められ、そうした作品は、人々の心に必ず何かを訴
えるはずである。
エ 工 芸:工芸における表現は、素材や技法、表現形式など多種多様である。
今回、新しい表現形式、技法による作品が出品されてきたが、作品の内容
は手先の作業に終わり、工芸作品としての説得力を有していただろうか、
問い直して欲しい作品も少なくなかった。
オ 書 :公募552点とやや減少し、それに伴い入選数も330点と減少せざるを得な
かった。入選率は59.8%と前回展とほぼ同率となった。
入賞候補作品12点について、誤字脱字のチェックを行った結果、上位に
ランクされた作品の中から脱字が発見され、残念ながら候補から外さざ
るを得なかった。
カ 写 真:応募点数1,285点、前回展に比べ23点程の増加となった。特筆は今回初め
て応募と言う方が多く見られた事である。
入選は、488点(前回比49点増)となった。各地域から、他種多様のジャ
ンルで各々の楽しみ方で応募してくるが、作品作りに少しだけの悩みと、
苦しみを加えれば、必ず見る人の心にもっと強く伝わる。
(3)入選の状況
ア 入選点数 1,746点
イ 入選率 43.1%
ウ 入選者の年齢 最年少 16歳、最高齢 93歳
(4)受賞の状況
ア 入賞者 80人
イ 入賞者の年齢 最年少 17歳、最高齢 75歳
《最年少》
工 芸 共同通信社賞 川口 真那子(かわぐち まなこ) (17歳)深谷市
写 真 60回記念賞 伊藤 由梨(いとう ゆり) (17歳) 越谷市
《最高齢》
彫 刻 埼玉県美術家協会賞 萩原 俶行(はぎわら ひでゆき) (75歳)さいたま市
書 埼玉新聞社賞 丸林 香雲(まるばやし こううん) (75歳)春日部市
写 真 NHKさいたま放送局賞 楢原 力(ならはら ちから) (75歳)さいたま市
(5)入賞者の表彰
ア 日 時 6月12日(土) 午前10時30分~12時
イ 場 所 埼玉県知事公館 大会議室
3 県展のこれまでの開催状況
・第1回(昭和26年) 大宮市立東中学校にて開催
・第2回~第6回 県庁舎、川越市立第一中学校、埼玉大学文理学部、県議会
議事堂にて開催
・第7回~第15回 県立美術館(別所沼公園内)にて開催
(※第10回は県立図書館で同時開催)
・第16回~第32回 埼玉会館にて開催
・第33回(昭和58年)~ 新しく開館した県立近代美術館にて開催
・第40回~ 埼玉県芸術文化祭の一環として開催
(アルベルト譽)
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