風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

心を結んで

2015-03-11 10:03:03 | 日記

 

 

      真っ青な空。

 

      雪を全身にまとった真っ白な富士山。

 

      心を結んで・・・。


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東京大空襲から 東日本大震災を思う

2015-03-11 02:32:32 | 日記

3月11日

 

      こんばんは。

 

  昨日は、一日、こころを重ねてくださいましたか。

 

 

  昨日は、強風も吹いて、雨も降って。

  でも、青空も見えて。

  天候で知らしめてもらえ、大空襲をしっかりと心に刻めた一日でした。

 

    

    雲でしょうか・・・霧のように、流れていきます。

 

 

    

        右側は、あんなに青い。

 

      

          正面も厚い雲の間には、青空。

 

 

  でも・・・・・。

 

       

           足元には、雨が降り続けて

 

 

*********************************************************

 

 午後2時46分。

 今日、必ずこころを結びます。

 

 

 

 家族は助かり、自分にも怪我はなく。

 仕事もあって、家も手に入れた。

 

 周りの人は、もっともっと大変で辛い状況の人がいる。

 自分なんて・・・と、震災から4年を迎えようとした時、

 仕事に行けなくなった。

 

 うつだった。

 

 知らないうちに。

 

 今、順調に見えていた人が心の病を発症しているケースが多いそうです。

 

 そして、その原因を探っていくと。

 

 あの時・・・・・

 

 どこからともなく聞こえて来た、女性の溜息とも、悲鳴とも、何とも言えない

 あ・・・・・・という “声” が。

 

 亡くなって浮かんでいるのか、生きて漂っているのか、

 助けようとも助けられなかった “姿” が。

 

 

 知らない間に、耳に、目に、入って、心を蝕んでいた。

 

 自分が生きていていいのだろうか・・・という思い。

 

・・・・・・・・・

 

 今年高校生になる浪江町の男の子。

 津波で祖母と両親、姉を亡くし、

 仮設住宅で、祖父と2人で震災4年目を迎える。

 

 彼は、一切、涙をみせない。

 

 家事が苦手なおじいさんは、孫のために、毎日、懸命に食事を作り、

 孫の彼は、おいしい、と感謝で食べる。

 今では、おじいさんの手料理は、盛り付けを気にするくらい上手になった。

 

 そんな中、この4年間、涙を見せなかった彼が1回だけ言った言葉がある。

 「姉ちゃん、帰ってこないかなぁ」

 

 「帰ってくるわけねえ―べえ」とおじいさん。

 おじいさんは、彼の思いに区切りをつけるためにも

 孫の死を受け入れ、死亡届を受理した。

 

 

 そして、日は過ぎ、浪江町へ帰りたい。

 そこは、高い放射能で帰ることは叶わない。

 

 でも、懐かしさ、戻りたい気持ちは、ぬぐえない。

 そんな時、一旦帰ることが許された。

 

 故郷を思っていた時と、戻ってみて感じたことは・・・・。

 

 浪江町を・・・・離れること・・・だった。

 

 高校も福島を選び、合格。心を決めた。

 

 悲しみの中にも、進む道を、未来を、探りながら、今を生きていかなければ

 ならない。

 

 頑張らなくちゃいけないんだ、と、

 おじいさんを困らせることなく、悲しませることなく、

 生きて来た。

 

 そして、4度目の春を迎えようとするこの時。

 

 優しい、大好きだった、お姉さんの 清華さん の遺体が、見つかった。

 

 

 現在、福島県内の死者数は、1612人。

 行方不明者は、202人となった。

 

 

   

 

     ご訪問くださりありがとうございます 

 


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