風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

想い

2019-03-17 22:54:14 | 日記

3月17日

 

 やっと、一週間が、終わりました。

 

 今日は、長い一日でした。

  小学二年生から中学二年生まで。

  120名ほど。

  次々とひとりで、歌う。

  小学低学年は、可愛いです。

  五六年生、中一は、変声期ですし、体の発達の差があり、

  歌うということは、難しいですね。

  中学二年生になると、最近の子供は成長が早く、

  体が出来ているので、自分の好きな歌を、自分のメッセージを込め、

   発信していました。

 

   その中で、ひとりの女の子が、

   前奏が打ち合わせと違い、

   気持ちが揺れてしまい、涙で歌うことが難しくなった子がいました。

   でも、その子は、今年が最後の発表の場。

   お母さんも見学にいらしていました。

 

   一生懸命、動揺をおさめ、歌う彼女。

                                                                                      

   偶然にも、私の斜め前に座ってらっしゃるお母さんが。

   

   お母さん、なんて感じているんだろう・・

 

   ん?、お母さんの背中が、ふっ、と、温かみを帯びて、ひろーく感じる。

   気のせいだろうか。

 

   あ、お母さんの横顔。

 

    口元が。

 

    彼女が歌う歌詞と同じように。

 

    動いてる。

     

    彼女が少しずつ落ち着いていくと、

    お母さんの背中もスーッと、元に戻って。

 

    彼女が舞台から降りた時、

    お母さんの背中は少しだけ哀しみを湛えていたよう。

 

   彼女の歌は、彼女の人柄がよく出ていたし、

   他の人と違う特徴のある柔らかく豊かな響きの声。

 

   描いていた歌い方?、歌?、があったのかな。

 

   きっと、お母さんは涙の意味も、気持ちも分かっているのでしょう。

 

   わたしの、お母さんて、有り難いんだな。

 

   と、思ったら、涙が頬をすーっと、つたい落ちました。

 

   

 

 

                       ご訪問くださりありがとうございます  

   


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