ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

猫の権利

2022-10-09 23:04:20 | たろ
座っている椅子を、目掛けて太郎がやってくる
ずっと主張し続けるので、
場所を譲る
太郎は、それでも満足せずに
私に、「休め、ベッドで寝よう」と要求する。
太郎はいつも私と寝る
というより
私に休めという
これはどういうわけか、
そう感じる。

太郎は権利を主張してやまない
そして、その権利を受け入れたり、
私は自分の権利も主張する。
お互いに、ありのままでいる
ありのままでいられる。

猫は、そういう相手で、遠慮がない
遠慮で嘘をついて、というのがないから
それがいい。
猫は権利を当たり前に主張して
それが通らなければ、それなりにやり過ごす

猫が、権利を主張して、それを受け入れたり、
猫が あるがままで生きるお手伝いをする時
なんとなく、
満足する。
そんな
猫を飼う人 猫と暮らす人は
おそらくそんな感じなんじゃないかな。

猫が、あるがままでいるために
猫が、あるがままでいることを喜ぶ。
その手伝いをして、猫があるがままでいることを楽しむ。

そんな不思議な関係性がここにある。

犬の死

2021-09-16 17:05:04 | たろ
うちの太郎は、モモという犬の生まれ代わりではないかと
思って
モモの死が、病院でひとりぼっちで可哀想だったから、
太郎の死は、家で死なせてやろうと思っている。

モモは、がんだと言われて
抗癌剤を与えられたが
その抗癌剤は、そのがんには効かないものだった
最後にそれを証明するため だけに ある病院に行った形になった
モモ

本当は、あんな遠いところへ預けることなどなかったのだ。
遠い遠い病院に高速をとばして行った


その病院で、癌の種類を特定したのち
亡くなったモモ

今もって、どうしてあそこまで連れていったのか


動物にしても
人間にしても
医療という物のために

苦しみ

死んでいく。

たろうは、たろうのままで、
家の猫のままで

見送ってあげたいと 切に願う

彼らの最後まで どうか付き添ってあげられるよう

どうぞ
わたしを そこまで さいごまで 生かして欲しいと

神様に祈る日々。

猫ありがとうね

2021-06-05 09:44:32 | たろ
朝 目が覚めると 太郎が

私のベッドの下で、腹をだして横になっていた。

ベッドに上がらず、ただ一緒にいるために一緒にいる。

そんな太郎が愛おしくなって
太郎に言った
「太郎
ありがとうね

いつも一緒にいてくれてありがとうね。

太郎は やさしくて 素直で おもいやりがあって

きれいで、可愛くて

いい猫だなあ。

たろうと一緒にいられて私は幸せだよ

たろうが一緒にいてくれるから、私は心が安定して
どっしりしていられるんだよ

ありがとうね。
たろう
ありがとうね。」


たろうは、目を細めながら、じっくり聴いていた。

猫は、言葉がわからないと思っている人たちがいると思うけれど

猫は、音に敏感だから、人の声の調子、人の思いなど
複合的な信号を 受け取って理解しているように思えます

それは 人も一緒
動物全般も一緒

そして、思いやりだとか

相手を尊重する気持ちだとか
そういうことは
かならず伝わるし、それは
誰かから褒められることがなくとも
かならず印象としてのこるし、

かならず、自分がはっしたものは 自分に帰ってくるような
気がするのです。

だから、
太郎にいいながら

私自身の魂も この言葉に癒されているのです。

太郎の素直さとまっすぐに見る瞳と
やさしさと、のんきさ。

一匹一匹違う特徴があって、
どれも私の鏡なのかもな と
毎日 観察しながら思っています。

たろのたまけだま

2021-03-21 13:38:06 | たろ
たろ
たま
だった

たまという名前は 道端で可愛がっていた少女たちにつけられたのである。

たろは
たま〜
とよばれていた。

たま は
私によって捕獲され
たまをとられ

たろになった。

たまをとられ
たまから
たろになった
たろの

たまぶぶんは、
しぼんだ、フェルトの布きれみたいな感じの
こんせきがのこるのみである。

最近になって、
たろの たまぶぶんに
けだまがはっせいしている。

たろはもうすぐ8歳である。
いままで このようなけだまを発見したことがない
なぜいまになってこのようなけだまが発生するのか
不明である。


びみょうなけだまで
ときどき 引っこ抜く
短毛種のたろは、けだまがつよくからまないので
ひきぬいても気付かない

たろのたまにけだま
たろのたまにけだま

たろのたまけだま

たろのたまにけだまでたまげた。


たろの進化

2019-10-02 23:17:18 | たろ
たろは、最初
私の後ろから肩をたたく存在だった。

そのうち、私に尻をたたけと要求して、ソファーの上に来て

その次は、私の上にのって尻をたたけと要求し

最近はソファーの上に上がるのに「呼べ、俺を呼べ」というので
呼べば んにゃっ! と上がってくる

それから
彼は、ソファーの上に、強制的に抱き上げろと要求するようになり


最近では
自分のお気に入りのスツールの上で、
腹をさすり 尻を叩かれるのを待っている。