ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

既存の芸能界と別次元の"アート界"を作って行け

2018-08-10 09:45:14 | 思ったこと
のんちゃんへの言論による攻撃が、ひっそりと続いている。

下げ記事、のんちゃんを隠すような動き
具体的には、「松本穂香が『この世界の片隅に』のヒロインにふさわしく、のんちゃんは不要」というような中身
ドラマの方が、アニメよりも優れているとか、
そういうもの
それ以外も、のんちゃんがルールを破った悪い人間で、芸能界では相手にされない、これからもドラマで起用されることはないだろうとか。
Yahooのコメント欄ではわざわざアカウントをいくつも新しくつくりのんちゃんを貶める、辱めるような記事をわざわざ書く人がいて、(お金でも貰ってるんでしょうかねえ。憎々しげに書くんですよ。どんな利害関係があるのかしらないけど、たった25歳の可憐な女性をどうしてそんな汚い言葉で貶めることができるのか不思議です)

全体を眺めて見ていて思うのは
現在の芸能界というところは本当に魔物がたくさんいるんだなと。
いろいろ調べると、ドラマの脚本などは、原作者がどんなに文句をいっても取り上げられないし無視されるケース
知らないうちに盗作されていて、泣き寝入りさせられたりというケースは珍しくないみたい。
テレビというメディアは、とくに 原作者に対する尊重というより「使ってやってるんだ」という上から目線がすごい
お金がそれだけ多く動くし、多くの仕事がそこから派生するから だれか一人が違うと言っても大きな流れには逆らえない所なんだろう。
さらにいうと、そこに山根会長みたいな権力者がいたら、それがどんなに理不尽でもその流れに沿わざるを得ないという事情があるのだろう。

でも、
日本のドラマの質は、デーブ・スペクターさんによると程度が低いと言わざるを得ないとのことだし(世界的なレベルでみると低い)
わたしも時々断片的に目に入ってくる映像をみると
「どうして、こんな脚本で、こんな演技で、みな納得して見ているのか気が狂ってるのか」とおもうようなセリフだったり、
設定だったり
こんなバカバカしいくだらないものを見るのに1時間も座っていられるかと思うのでドラマはほとんどみない。


こんな世界を見ていると、もう
のんちゃんは、もうこんな芸能界ではなく

自分の生きるべき「アート界」を新たに創造するくらいのこと
しなければならないかもしれない。

今のドラマの脚本とか、仕事の決まり方の中で
彼女に仕事をさせるというのは、彼女の良さを殺してしまう気がする。

本気で良いものを作りたい、骨のある片渕須直さんみたいな
本当のクリエーター、アーティスト、素人でも、玄人でも、
いいものを作りたいと純粋な思いを持っている人たちだけと仕事をしていったほうが、いい。

同時にわれわれ視聴者も、
ただ流されるものを受け取るような受動的な、受身的な視聴者ではなく、
良いものを積極的に求めてお金も払っていく
スポンサーになるぐらいの気持ちで、良い創造をしていく人たちを支えていく
能動的な視聴者になっていくことが求められると思う。

そうでなければ、
「戦争映画」
「誰得になるもの」
を受け取っていた、
戦争中の大衆と変わらない。

世界を変える、歴史を変える、くらいの気持ちで
新しい創造をしていく
人たちを応援しなければならない。

ただ、流れにのって、食えればいい、売れればいいではダメなんだ。

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