ユキちゃんが亡くなる直前
ほそくて
茶色い
ユキちゃんそっくりの猫が
庭に登場した。
ユキちゃんに似ている
けど
オスなので
ゆきお
にしようと言っていた
そのうち、
そのゆきおは
庭に現れたとき
目がつぶれていた
身体も痩せてふらふらになっていた
歩き方もユキちゃんそっくりだった
そのユキオは、
うちの 猫たちが住めるようになっている
こやへ入っていった
それ以上、おいかけると
追い出すことになりかねないから
そっとしておいた
そうしたらゆきおも
しんでた
家の
欠けたところに
しつらえた猫ベッドのなかで
息絶えていた
ゆきお
餌をたべに2度きたばかり
ほっそりとしたゆきおの
けなみが、わずかにみえていた
うごかないことに気づいた
ゆきちゃんがなくなるとき
息をしているかどうか
確認していたから
うごかないのがわかったから。
だびにふせてくれる
おてらにつれていった
だれにもかわいがられることもなく
ほっそりとした身体でいきてきた
ゆきおは、
やわらかいベッドのうえで
息絶えた
ちょうど同じ日に
エリカ様(外で餌をもらっている中で 真っ白の長毛種)が
行方不明になった。
外猫に餌をやりはじめて(庭で)
2年ちょっと
の
間に
かぞえてみたら
いなくなっている猫
(手助けしなければ死んでしまった猫も含めると)
もう七匹ぐらいが
やっぱり外猫は、寿命が短いのは本当だなと思う