今年も3月に「水木しげる生誕祭」が開催されます。
このイベントには妖怪のコスプレをして参加するというのが定番で、いつも参加されるYさんに妖怪の被り物を作ってあげています。
最初は、「見上げ入道」
翌年は、ぬらりひょん。
その次は、
油すまし。
さらに去年は、
一つ目小僧でした。
そして今年は、これです。
見ての通り、「のっぺらぼう」です。
でも、これって被り物にしたら、どこから見るの?
覗き穴が目のところに無いし。
さあ、どうするか?
もう、口の大きさを調整して口から覗く様にするしか有りません。
なので口が被った人の目の位置になる様に調整します。
それと、アニメののっぺらぼうは耳が有りませんが、発注主様の希望で耳をつけます。
形も多少アレンジしますし、単純な平面の顔にならない様にデザインします。
なのでオリジナルのデザインの「のっぺらぼう」になると思います。
手に持つ魂も作ります。
今までで一番調整が難しい物になると思いますし、首が固定されるので振り向けません。
実際被って歩けるかどうか?
作ってみないと分かりませんが、もう出来ませんでしたなんて言えませんので、必ず完成させます。
どうなることやら。