烏天狗の仕上げも大詰めとなりました。
全体に水性の缶スプレーのチョコレート色を吹きつけ下地仕上げをしました。
次は、全体に赤錆色を塗ります。
使用したのは、
アクリル絵の具で、ローシェンナー、バーントシェンナー、バーントアンバーの3色を混ぜ合わせた物で、紙コップに多めの水を入れて溶きます。
絵の具の濃さは、シャバシャバになるくらいに薄めます。
このままでは焦茶色に塗装した面で弾いてしまうので、食器洗い用の中性洗剤を一滴くらい混ぜます。
そうすると表面張力がなくなり、プラスチックの様な表面でも弾かず塗ることが出来ます。
下に敷いている鉄板は海で拾ってきたドラム缶の蓋です。
いい感じに錆びているので、色見本として使っています。
錆色の絵の具を塗った直後は赤錆色がはっきりと見えて、やり過ぎたか?と思いますが、
乾いてくると、なぜか錆色が消えます。
仕方がないのでさらに塗り込みます。
何回か重ねて錆色を塗ってゆくと、やっと思う様な色合いになります。
錆色が乾燥したら今度はいつもの鉛筆の粉を擦り付けます。
HBくらいの硬さの鉛筆の芯部分を240番くらいのサンドペーパーに擦り付け、粉にします。
これを、フェルトやネルの様な柔らかい布にすくいとって軽く全体に擦り付けます。
そうすると見違えるくらい鉄の質感が出てきます。
どんな鉄感になったか、それは次回に。
続く!
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