今回も「M41Aパルスライフル」のディティールアップ記事ですが、いきなり組み立て完了です。
フレームのグリーンもイメージに近い色合いに塗り直しました。
カラーはタミヤアクリルカラーのオリーブドラブに、ダークグリーンを混ぜて黒っぽくしました。
これでだいぶイメージに近い色合いになったかな?前の色合いの方がよかったかな?分かりませんが。
分解する前から気がついていましたが、この銃には照準器がありません。
やはり銃なのでフロントサイト(照星)とリアサイト(照門)が無いとおかしいので、余っていたM4カービンの物を移植しました。(上の写真)
ネジの頭をカットしてフレームに埋め込みました。
フロントサイトはプラ棒を削って差し込んで接着です。
他にも、グレネードランチャーのトリガーが無いのでプラバンを積層して作って接着してあります。
黒い部分のパーツは、ラッカーのつや消し黒を吹き付けた後、HBくらいの鉛筆の芯を240番のサンドペーパーで粉状にして、フェルトの様な柔らかい布で丹念に擦って有ります。
それだけで、プラスチックっぽい表面が鉄の鈍い光に変わります。
このテクニックは戦車のキャタピラとか銃の表面仕上げ等に応用できます。
非常に簡単なのでお勧めです。
このパルスライフルは、一部亜鉛ダイキャスト製ですが、薄い金属板の部分はアルミで出来ています。
なので、ここは80番くらいの荒いサンドペーパーで擦ってアルミの地肌を出してみました。
ここは本物の金属が露出した状態です。
その他のプラスチック部分は、
グリーンの表面に、タミヤエナメルのクロームシルバーを面相筆で突っつくように傷を書き込んでいます。
実際に手にした時、どこがこすれるか?
戦場で戦った時、どこをぶつけやすいか?
色々ストーリーを考えながら傷を入れて行きます。
この銀色は、剥がれているのではなく、書き込んでいます。
そうやって、出来上がりました。
グリップにも滑り止めのバンデージしてます。
マガジンの留め金の向きが上下逆だったのでそれも直しました。
残弾カウンターもちゃんと光ります。
残弾は95から00までカウントしますが、実際、ゼンマイ式の多弾数マガジンが入っているので100発以上撃てます。
なので、カウンターが00になっても、BB弾が出たりするので注意が必要です。
多少高価なスノーウルフ製M41Aパルスライフルですが、ちょっといじれば非常に良い物になるのが分かります。
最近はオリーブドラブカラーの物がやっと出回って来ているみたいです。
できればもう一丁欲しいかも。
肝心な命中精度ですが、東京マルイのパーツを組み込めるのでチューンは可能です。
箱出しのままでも5メートルで10センチくらいにはまとまります。
これでパルスライフルの紹介は終わりますが、まだまだSF銃のコレクションは有るので、そのうち紹介します。