昨日の記事で書いた通り、救助訓練の撮影に行ってきました。
ヘルメットと防塵マスクを付けたご覧の物々しさで救助現場へ突入です。
本当はゴーグルもしなくちゃいけないのですが…撮影できなくなっちゃうし…ね。
救助隊が隣の部屋へ行くために壁を壊す作業をしている場所は、
エンジンカッターの轟音と飛び交う無線の声、そして舞い上がる埃が
充満していました。
住民全員が退去しておよそ一ヶ月。
その部屋にはもちろん家財道具などは残されていませんが、
多くの救助隊員がいるためか何も無いくせに、やけに狭い。
そしてカメラのファインダーを通してみるその部屋の間取りは、
間違いなく私が育った部屋の間取りと同じものでした。
充満したエンジンカッターの排ガスが、容赦なく目と鼻に襲いかかる中、
救助隊は、一分一秒でも早く壁の向こう側にたどり着くために
必死で作業を行っています。
私は、今そこで行われている作業の様子を淡々とカメラに収めながらも、
はるか彼方にある昔の記憶を見ていたような気がします。
プロ用カメラの白黒ファインダーがそんな気持ちにさせたのでしょうか、
今回は、イカした映像があまり撮れませんでした。
いつの間にか、聞こえてくるのは防塵マスクからもれる
自分の息づかいだけになっていました。
この日の訓練が終わり次第、この建物はすぐに本格的な取壊し作業が
始まるそうです。
今の仕事のおかげで、
2度と入ることの無い場所へもう一度入る機会を得たことは幸せでした。
205号室の○○さん、土足で入っちゃってごめんなさい。
ヘルメットと防塵マスクを付けたご覧の物々しさで救助現場へ突入です。
本当はゴーグルもしなくちゃいけないのですが…撮影できなくなっちゃうし…ね。
救助隊が隣の部屋へ行くために壁を壊す作業をしている場所は、
エンジンカッターの轟音と飛び交う無線の声、そして舞い上がる埃が
充満していました。
住民全員が退去しておよそ一ヶ月。
その部屋にはもちろん家財道具などは残されていませんが、
多くの救助隊員がいるためか何も無いくせに、やけに狭い。
そしてカメラのファインダーを通してみるその部屋の間取りは、
間違いなく私が育った部屋の間取りと同じものでした。
充満したエンジンカッターの排ガスが、容赦なく目と鼻に襲いかかる中、
救助隊は、一分一秒でも早く壁の向こう側にたどり着くために
必死で作業を行っています。
私は、今そこで行われている作業の様子を淡々とカメラに収めながらも、
はるか彼方にある昔の記憶を見ていたような気がします。
プロ用カメラの白黒ファインダーがそんな気持ちにさせたのでしょうか、
今回は、イカした映像があまり撮れませんでした。
いつの間にか、聞こえてくるのは防塵マスクからもれる
自分の息づかいだけになっていました。
この日の訓練が終わり次第、この建物はすぐに本格的な取壊し作業が
始まるそうです。
今の仕事のおかげで、
2度と入ることの無い場所へもう一度入る機会を得たことは幸せでした。
205号室の○○さん、土足で入っちゃってごめんなさい。