凍てつく冬は過ぎ去り命あふれる季節へ。
琵琶湖に来るたびに季節の動きを感じる。
冬の澄んだ空気は、いつしか春の訪れとともに
密度の薄い濁った空気に入替わった。
いつの間にか夜空を見上げながらの深呼吸をしなくなった。
命の息吹が溢れる季節になり
五感を研ぎ澄ませることを忘れていた。
空気の匂い。
風の流れ。
遠くの頂の雷。
月の光。
水の色。
気にしなくても生き物が溢れる季節になり
逆に居場所を見失った。
追いかけているつもりでも、
気付かぬうちに追いかけるのを
忘れてしまっていたのかもしれない。
獲物との距離は途方も無く離れてしまった。
また最初から。
琵琶湖という宇宙。
夜空を泳ぐ星を探す。
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琵琶湖という宇宙①
琵琶湖という宇宙②
琵琶湖という宇宙③
琵琶湖に来るたびに季節の動きを感じる。
冬の澄んだ空気は、いつしか春の訪れとともに
密度の薄い濁った空気に入替わった。
いつの間にか夜空を見上げながらの深呼吸をしなくなった。
命の息吹が溢れる季節になり
五感を研ぎ澄ませることを忘れていた。
空気の匂い。
風の流れ。
遠くの頂の雷。
月の光。
水の色。
気にしなくても生き物が溢れる季節になり
逆に居場所を見失った。
追いかけているつもりでも、
気付かぬうちに追いかけるのを
忘れてしまっていたのかもしれない。
獲物との距離は途方も無く離れてしまった。
また最初から。
琵琶湖という宇宙。
夜空を泳ぐ星を探す。
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琵琶湖という宇宙①
琵琶湖という宇宙②
琵琶湖という宇宙③