エルママのお散歩日記

大好きな旅行・食べ歩き・ガーデニング・・
そして愛しのワンコ(エル)との日常を気ままに記録しています。

イタリア旅行⑪

2010-08-29 21:29:53 | イタリア旅行
 カプリ島観光を楽しんだ後はナポリに戻り、再びアウトストラーダに。ローマへと戻ります。車窓に、ベスビオ火山が大きく見えました。西暦79年に大噴火を起こし、ふもとのポンペイを火砕流の下に埋没させた火の山ですが、優美な姿からは、猛々しい噴火の歴史が想像できません。

 ローマが近づきました。ブドウ畑があちこちに広がっています。もちろん、すべてがワインになるのです。そして、さすがイタリア。ちょっと小さいですが見てください。右端のパトカーは何とランボルギーニ! スーパーカーです。


 イタリア旅行最後の夜は、ローマ市内のレストランで。最初はナスとポテトのソテーの生ハム添えが。

 
次がおまたせ、ナポリ風ピザ。写真はディアボロ、カプリチョーザとマルガリータ。イタリア語で悪魔を意味するディアボロは、たっぷりのチーズの上に、唐辛子の効いた大きなサラミが乗っていて大人の味。カプリチョーザはきのこ、ベーコン、アスパラ、ゆで卵などが乗ったお得なミックスビザ。そしてマルガリータは、トマトとチーズとベーコンだけの、オーソドックスなピザ。生地が薄くパリパリで、どれもほんとに美味!
   
 この日の締めは、ヨーグルト。口直しにはもってこいでした。

イタリア旅行⑩

2010-08-28 19:34:30 | イタリア旅行
 青の洞窟へは、港でまずモーターボートに乗り換え、さらに洞窟近くの海上で手漕ぎの小船に乗り換えるとのこと。観光客で込み合うこの時期は、順番待ちで3時間近くかかることがあるとか。
 そんな洞窟ですが、入るには波が穏やかであることが絶対条件。洞窟の入り口が狭く、波やうねりがあると、とても危険だからです。
 この日は好天。何の問題もないと思っていたら、なにやら港の様子が・・・。小船がいっぱい残っているのです。
 
 船着場のチケット売り場に、各国語でお知らせが出ています。

 「高潮のため入場中止になりました」。何という事! はるばる地球の裏側からやって来たというのに・・・。
 しかし、くよくよしていても始まりません。気を取り直し、ソラーロ山に登ることにしました。地中海の絶景が楽しめるビューポイントだといいます。
 港からマイクロバスに乗り、あのがけっぷちの道をアナカプリの街に向かいます。車がすれ違うのがやっとの道を、運転手はビュンビュン飛ばします。さっきまでいた港が、眼下に。
 
 アナカプリでバスを下り、今度はリフトに。前長1211メートル、標高差288メートルを約10分で一気に上ります。
   
 海抜589メートルの頂上は風が心地よく、眺めも最高。入り江に停泊しているたくさんの船と、透き通る海が見えます。
 
 青の洞窟に入れなかったことを、忘れさせてくれるような景色をたんのうした後、山のふもと近くのレストランへ。テラス席があり、庭にはレモンの実がなっています。がけにへばりつくような家々も見渡せます。
  
 
昼食のメニューはボンゴレのパスタに、イカと海老のフリッター。めちゃめちゃすっぱい自家製のレモンジュースと、甘いチョコレートケーキがついていました。

イタリア旅行⑨

2010-08-27 22:55:33 | イタリア旅行

 次の日は、朝一でカプリ島へと向かいます。青の洞窟で有名な島を目指し、アウトストラーダを一路南へ。途中、古代ローマ帝国時代の道、アッピア街道と交差します。イタリアカサマツの並木が続いています。
  
 
約3時間で、ナポリに到着。これが、「見ずに死ぬな」と言われたナポリの街。
  
 ローマやフィレンツェに比べると、新旧が入り混じり雑然とした印象。ただ、港のそばにあるヌオーボ城だけは、14世紀の雰囲気そのままです。


 カプリ島へは、ナポリ港から40分ほどの船旅。振り返れば、ナポリの街と風光明媚なベスビオ火山。右の写真はソレント半島。「帰れソレントへ」のあのソレントは、今は高級リゾートなのだとか。
  
   正面にはカプリ島。特徴ある岩山です。山肌に一筋、道路が走っているのが見えます。かなりの高さ。道幅も広いはずがありません。恐ろしげです。
 

 

 


イタリア旅行⑧

2010-08-26 22:52:43 | イタリア旅行
 6日目の夕方、ようやくローマ入り。街にイタリアカサマツの街路樹が目立ちます。傘を開いたような形が特徴的な、背の高い松の木です。
 

 市内のレストランに直行し、カンツオーネを聞きながらの楽しい夕食。この日のメニューは海老とズッキーニのパスタに、海の幸のグリル。爽やかなレモンシャーベットとエスプレッソがついていました。
   

 男女の歌手が声量と表情豊かに、美しい旋律を朗々と歌い上げます。ワインの酔いも手伝って、客席は大盛り上がり。カンツオーネの魅力を再認識した夜でした。
 

 ホテルはH10ローマ・チッタ。市の中心部からは南に位置します。
できてまだ数年という感じのデザイナーズホテル。部屋は広くはないものの、清潔でこじゃれています。ちなみに、窓の外の景色は、こんな感じです。
   

イタリア旅行⑦

2010-08-24 21:44:39 | イタリア旅行
 フィレンツェ中心部のレストランで昼食をとりました。きのこのパスタと鶏肉のトマトソースがけ、そしてチョコとクリームのドルチェ。
 

 腹ごしらえをして、一路ローマへ。バスは「 アウトストラーダ・デル・ソーレ 」(太陽道路)と名づけられた高速道路を南へと向かいます。窓の外には、トスカーナ地方の田園風景が続きます。ぶどう畑やみどりの牧場、一面のひまわり畑、眺めているだけで癒されます。

   


 ローマに着く前に、オルビエートに立ち寄りました。街全体が岩山の上にあって、世界一美しい丘上都市といわれる街。
    

 街の中央には、お決まりのドウオモ。
 

 ゴシック様式の壮麗な建造物です。人口2万人ほどの小さな街ですが、特産品の陶器を売るお店、石畳の道・・・どこを見ても中世そのものです。
      
 どうです、いい雰囲気でしょう。  

イタリア旅行⑥

2010-08-22 13:03:43 | イタリア旅行
 フィレンツェ2日目の朝は、ミケランジェロ広場から。アルノ川の南に位置する小高い丘で、市内のビュースポットとして知られています。
ルネッサンス発祥の地フィレンツェは街全体が歴史地区! アルノ川河畔のミケランジェロ広場から眺める街並みは美しく絵葉書のようです 
   
展望を楽しんだ後、市中心部へ。ボッティチェリの《春》、《ビーナスの誕生》などで名高いウィフィッツィ美術館に向かいました。館内は撮影禁止のため、残念ながら写真はありません。そこで、美術館近くの屋外ギャラリー、シニョーリア広場に立つ彫刻を。
   
 一番左の写真、ミケランジェロ作のダビデ像は、実はレプリカ。本物は徒歩10分ほどの所にあるアカデミア美術館で展示されています。中央がネプチューン、右はペルセウス像。
 
 次に訪ねたのが、8角形のフォルムが特徴的なサン・ジョバンニ礼拝堂。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ジョットの鐘楼と同じ一角にあります。
  
 礼拝堂には3つの門があり、そのうち1つが天国の門。旧約聖書の中のエピソードが、レリーフにされています。 


イタリア旅行⑤

2010-08-21 22:24:25 | イタリア旅行
 フィレンツェで真っ先に向かったのが、ジョットの鐘楼。高さ85メートル、街の真ん中にそびえる、石造りの塔です。
   
 
 414段の石段を登ると、立派な鐘が。鐘楼のてっぺんからは、サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラが真正面に見えます。背後に広がる街並みといい、まさに絶景。旅行パンフのような写真が撮れました。
 

 鐘楼を下りて、ぶらぶら歩いてシニョーリア広場へ。ベッキオ宮の前に広がる石畳のこの広場は、中世そのものの雰囲気です。
   
 
 フィレンツェの街はこじんまりとしているので、移動は徒歩で十分。アルノ川にかかる2階建てのベッキオ橋にも足を伸ばしました。橋の上には貴金属店がずらりと並んでいて、ウインドーショッピングが楽しめます。
   
   
 

 街には普通に馬車が走っています。こんなストリートパフォーマーもいます。
  

 ここフィレンツェは、革細工が盛ん。イタリアが世界に誇るファッションブランド・グッチ、フェラガモも、実はこの小さな街が発祥です。右側の地味な店がグッチ本店。さすが本店・・品揃えは文句なし!日本人の店員さんもいて安心してお買い物が出来ます。
  
 
 共和国広場には、レトロなメリーゴーランドもあって、いい雰囲気。
 

 夜はホテルのレストランで。ミートソースのかかった幅広パスタ、トスカーナ風のステーキにドルチェ。味はまあ、そこそこ・・・というところでしょうか。
  

イタリア旅行④

2010-08-20 21:59:27 | イタリア旅行
イタリア旅行4日目
フィレンツェから約1時間の世界遺産《ピサの斜塔》へ!
ツアーの目玉の一つ斜塔へ登りました。今は定員制で予約がないと登れないそうです。
  

高さ58メートル・階段294 段・傾斜は約4メートル・・おぉ~!傾いてる!


上に行くほど階段は狭くなり・・かなりの勾配です。


頂上からは360°のパノラマ

 
斜塔頂上から見たピサの街並み

午後からは再びフィレンツェに戻り自由行動
まずバールでパスタとパニーニで軽めの昼食を! これまたボォーノ(^0^)

 

イタリア旅行③

2010-08-18 22:14:23 | イタリア旅行
 イタリア旅行3日目は水の都ヴェネツィア

 
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。運河を隔てて、サン・マルコ広場の向かい側の孤島に立つ教会です。海に浮かぶ端正な教会。そして地中海クルーズの大型豪華客船が何艘も港に停泊しています。
 
   
ヴァポレット(水上バス)に乗ること約20分。ようやくヴェネツイア本島に到着しました。運河に浮かぶゴンドラ、サン・マルコ広場にそびえる鐘楼。旅のパンフレット通りの景色がそこにありました。

 高さ97メートルの鐘楼に上るとべネツイアの街が一望できるそうですが、順番待ちの観光客が長い列を作っているのでパス。ドゥカーレ宮殿を訪ねました。
    

 宮殿見学の後は、ゴンドラに乗っての運河めぐり。船頭のゴンドリーナは、狭い運河をほかの船や建物にぶつけないように船を操る技量を求められるのだそうです。なるほど、客6人が乗ったゴンドラを、櫂1本で巧みに操ります。
 

 30分ほどゴンドラに揺られていると、おなかがすいてきました。迷路のような島内の路地を探検しながら、腹ごしらえをすることにしました。それにしても、小さな店のディスプレーが、どれもきれいで魅力的なことか。ついつい寄り道をしたくなります。
 
 
 そして、寄り道三昧の末に、ようやくたどりついたバール。冷たいビールと野菜サラダ、そしてピザを注文しました。写真はピッツア・ナポリターナ。アンチョビの塩味が利いていて、おいしかった~。ボォーノ(^0^)
 

美味しいピッツアでお腹お満たした後は再びショッピングに!ヴェネツィアンガラスのアクセサリーや皮製品の小物類・・どれも魅力的な品ばかりで時間が足りない(^^;)
後ろ髪を引かれながら、次の宿泊地フィレンツェへ260キロの移動です

   

イタリア旅行②

2010-08-11 21:33:47 | イタリア旅行
 次に訪れたのは、ベローナ。シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」の舞台となった、中世の面影残す田舎町です。

 

 ジュリエットが育ったキャピュレット家の中庭が往時のまま保存されていて、ロミオとジュリエットが愛を語った、あの有名なバルコニーも残っています。 世界中から訪れた観光客達で、小さな中庭はかなり混雑していました。
 

 バルコニーの下に立つジュリエットの銅像の胸に触ると幸せになるとの言い伝えがあって、記念撮影をする観光客が順番待ちをしています。

街の中心部には古代ローマ時代の円形競技場があり、毎年夏には野外オペラが開催されるのだとか。
 
 
 夜は、ベネチア対岸のメストレに移動し、宿泊先のホテルのレストランで夕食です
 
  
パスタと魚料理の夕食。パスタはめんが伸び気味で、いまイチ。デザートは、パンナコッタというよりも、普通のプリンのようでした。