エルママのお散歩日記

大好きな旅行・食べ歩き・ガーデニング・・
そして愛しのワンコ(エル)との日常を気ままに記録しています。

フランス旅行 18

2011-08-31 20:44:14 | フランス旅行

〈7日目〉その4

リシュリー翼にある〈ナポレオン3世の居室〉に移動しました。

美術館の中だという事を、忘れてしまうくらい豪華で、きらびやかな空間です。

ワイン色の円形ソファーが中央に置かれた大広間。

金色に輝く内装と、高価な調度品の数々、天井からは大きなシャンデリア・・絢爛豪華という言葉がピッタリ

本当に息を飲む豪華さです。

 

ここは大食堂・・いったいどんなお料理で、おもてなしがされたのでしょうね

 

最後はリシュリュー翼1階の、古代オリエント美術の展示室。

見たかったのはこれ、バビロンの王による〈ハンムラビ法典の碑〉

 

玄武岩でできた碑面に刻まれたくさび形文字を拡大したところです 教科書で学んだ記憶がよみがえりました。

 今回は、ガイド付きのツアーのお陰で、広大なルーブルの中を、効率よく回る事が出来・・・

世界的に有名な、彫刻や、絵画、工芸品など、たくさんの素晴らしい作品を見る事ができました。

それでも、30万点にも及ぶ膨大なコレクションの中の、ほんの一握りの作品なんですよね

いつかまた、パリを訪れる事があったら、是非また行きたいです。


フランス旅行 17

2011-08-29 22:10:47 | フランス旅行

〈7日目〉その3

 ミロのビーナスとサモトラケのニケを見た後は、やっぱりこれ。・・〈モナリザ〉ですね

ドゥノン翼の中の、〈ジョコンドの部屋〉と呼ばれる展示室の中央に、モナリザはありました。

この絵だけはやはり特別なのでしょう。ほかの作品に邪魔されることなく、単独で展示されています。

しかも、防弾、防湿ガラスに保護されています。ルーブル広しといえど、これほど特別扱いされている収蔵品は、

おそらくほかにはありません。縦77センチ、横43センチしかない小さな作品ですが、存在感はピカ一。

そして、人だかりのすごいこと!幾重にも人垣ができています。 

写真を撮る人、食い入るように見つめる人・・・。だれも、この作品の前を離れたくないのです。

モナリザをじっくり鑑賞した後はこちら。

アングルの〈横たわるオダリスク〉。鮮やかな画面と、官能的な姿態に目を奪われます。

ここから、ロマン主義絵画の逸品が目白押しです。昔、教科書で見た作品が目の前にあります。

 

ダビッドの〈ナポレオン1世の戴冠式〉です。縦6・3メートル、横9・7メートル。畳なら40畳近い大作です。

実は、この作品と同じ構図の作品が、ベルサイユ宮殿にもあります↓(ダビッド本人による複製画です)。

  

この写真にはあいにく写っていませんが、ルーブル版に描かれている人々が皆、白い服を身につけているのに対し、

ベルサイユ版の作品の中に一人だけ、ピンクのドレスを身にまとった女性が描かれています。

この女性こそ、ダビッドが思いを寄せていたナポレオンの妹だといわれています。

続いては、ルーブル収蔵絵画の中で、モナリザと人気1位の座を争うといわれる作品。

ドラクロワの〈民衆を率いる自由の女神〉です。

1830年のフランス7月革命を描いたこの作品、ロマン主義絵画の代表作といわれます。画面から躍動感が伝わるようです。

そして、ジェリコーの〈メデューズ号の筏〉。実際にあった船の遭難事故を題材に描いた、縦4・9メートル、横7・1メートルもの

大作で、1819年のパリのサロンに出品されました。死体を描いたこの作品、「理想の美からは程遠い」と物議をかもすことに

なったのですが、のちに美的革命の土台を作ったと評価されることになります。

フェルメールの作品にも出会いました。〈天文学者〉です。

  

フランス旅行に出かける前、豊田市美術館で開かれていたフェルメール展で見た〈地理学者〉と、大きさ、構図がそっくり。

対になる作品といわれるわけがわかりました。

 


フランス旅行 16

2011-08-28 22:19:41 | フランス旅行

〈7日目〉その2

最初に現れたのが、〈眠るヘルマフロディトス像〉 体の下に敷かれたマットに注目 どうですか、この質感・・

大理石だというのに、ふかふかで体が沈みそうでしょう.

  

ほかにも、こんな作品がいたるところに。お目当てのミロのビーナスにたどり着く前に、すでに圧倒されっぱなしです。

   

そして・・・ついに〈ミロのビーナス〉の登場です。  均整の取れた姿の美しさに、しばし感動。

  

続いて・・〈サモトラケのニケ〉 ミロのビーナスと並ぶルーブルの至宝です

ニケは勝利の女神で、翼を大きく広げたダイナミックな姿は、力強く美しい 

頭部がないのに、美しい顔を想像してしまうから不思議です。

 

階段を登ったり下りたり。ガイドさんの後ろについて、広い館内を回ります。

すると、こんなものにも出会いました。〈ルイ15世の王冠〉です。

ダイヤルビーサファイアエメラルド・・・あらゆる宝石がちりばめられていて、豪華の一言です。

   

 素晴らしい彫像のあとは・・いよいよ絵画の展示室へと進みます。


フランス旅行 15

2011-08-27 08:28:39 | フランス旅行

〈7日目〉その1

フランス旅行もいよいよ最終盤。きょうはまる一日、自由行動です。

旅行に出る前、ルーブル美術館の半日見学ツアーだけは申し込んでおいたのですが・・

午後からは、ガイドマップ片手に、自分達だけでパリの街を歩く予定です。期待と不安が入り混じります

いつものように、ホテルのブッフェで朝食をすませてから出かけます。

地下鉄に乗り、まず最初に向かったのは、パリの中心地にあるピラミデ駅。

ルーブル美術館ツアーを主催するマイバス社のオフィスが近くにあって、参加者はそこに集合することになっているのです。

日本人向けツアーの専門会社だけあって、オフィスには何十人もの日本人客が集まっています。

オフィスからルーブルまでは、歩いて10分足らず。日本人のガイドさんに引率されて、ルーブルに向かいます。

右手の建物が、すでにルーブル美術館なのですが・・

角を曲がり、しばらく進むと見えました。有名なガラスのピラミッドです!

  

中庭には小ぶりな凱旋門が。ナポレオンが最初に建てたといわれるカルーゼル凱旋門です。

エトワール凱旋門の3分の1ほどのサイズですが、装飾はなかなか凝っています。

ルーブルは朝から観光客でにぎわっています。

「スリにはくれぐれも気をつけるように!」と、ガイドさんから注意を受けて、いよいよ館内へ。

半地下のホールを通ります。ガラスのピラミッドの内部です。

 

逆さピラミッドもあって、なんだかパワーがもらえそう。

  

館内撮影禁止の美術館が多い中、ここはフラッシュをたかなければ撮影OK。さすがルーブル、太っ腹です。

館内は、シュリー翼・リシュリュー翼・ドゥノン翼の3つのウイングに分かれています。

まずは、古代ギリシャ彫刻の展示コーナーがあるシュリー翼から見学開始です。


フランス旅行 14

2011-08-23 21:03:20 | フランス旅行

〈6日目〉その4

夕食は、ルーブル美術館近くのレストラン LES FONTAINES SAINT-HONORE でいただきました。

  

前菜のサラダと卵料理は共通ですが、メインとデザートが選べたので、私はチキンとミルフィーユを選択。

  

 

主人は牛肉料理とアイスクリームを選びました。

 

それにしても・・ボリュームあり過ぎですとても全部は食べきれません

フランスの人たちって、毎食こんなに食べるの? それとも、これはツアー特別メニュー?・・とにかく満腹です

食後はいったんホテルに戻りましたが、せっかくのパリです。外はまだまだ明るいので、街に出かける事にしました。

パリの地下鉄〈メトロ〉に初挑戦です。ホテルから地下鉄8号線のバラール駅までは徒歩5分ほど。

切符の買い方がわかるか不安でしたが、教わった通りにやるとうまく行きました

 

駅の間隔が短いので、地下鉄入口は街のあちこちにあります。のマークが目印です。

パリの地下鉄はゾーン制で、1区間が1・7ユーロ。200円も出せば、市内はほとんどすべての場所に行けるという感じです。

 

出口には改札機がないので、切符は入り口の自動改札機を通した後は用済みになってしまいます。

そのためのゴミ箱が置かれているのですが、捨てるのが惜しく、記念にパチリ

地下鉄の車内はこんな感じです。車内でギターを弾いて大声で歌うパフォーマーが乗り合わせていたりします。

日本のようにアナウンスがないので、乗換駅を間違えないよう、駅名表示には神経を配ります。

どの駅にも、大きな文字で書かれているのですが、何せフランス語

なんて読むのか・・・日本から持参した路線図のカタカナの駅名とは違うので、どぎまぎします

 

向かったのは、シャルル・ドゴール・エトワール駅。昼間、人が多くて登れなかった凱旋門に挑戦するためです。

駅はほとんど真下にあって、凱旋門までは歩いてすぐ。入場料は7ユーロ、日本円で約800円。

切符を買って展望台を目指します。係員に「リフト」と言うと、エレベーターのある入り口を案内してくれます。

上は結構広くて、周囲に高い建物がないため、パリの街並みが一望できます。

 

凱旋門のあるシャルル・ドゴール広場からは放射状に12本の道路が延びています。

↓ 東南に延びるのはシャンゼリゼ通り。

 エッフェル塔に通じるマルソー通りとイエナ通り。

 モンマルトルの丘。丘の上に見えるのはサクレクール寺院です。

 高層ビルが林立する副都心方面を望みます。右端の細長いビルは、パリで一番高いモンパルナスタワーです。

午後9時を回って、ようやく少し薄暗くなって来ましたが・・日没まではまだ一時間近くあります。

ここから、エッフェル塔のシャンパン・フラッシュが見たかったのですが・・残念です。

シャンゼリゼのお店が午後10時には閉まるというので、下りることにしました。

(エッフェル塔では、日没から毎時丁度に5分間だけシャンパン・フラッシュと呼ばれるライトアップがあるのです)

下りはらせん階段を使ったのですが、これがどこまで続くのかと思うくらい長くて、目が回りそうでした

  

お店をひやかして、外に出ると、あたりはすっかり暗くなっています。

凱旋門もエッフェル塔も、きれいにライトアップされていて感激しました


フランス旅行 13

2011-08-23 21:03:00 | フランス旅行

〈6日目〉その3

初エスカルゴに大満足したランチの後は、ベルサイユ宮殿に移動です

パリ市内からは西南に約20キロ離れた郊外の広大な敷地の中に、宮殿はありました。

金色の柵の前で、観光客の渋滞が起きています。

グループごとに入場時間が決められていて、先に着いた人達が入場待ちをしているのだとか。

 

待つこと約20分・・・私たちもようやく中に入ることが出来ました。

  

天井の高いホールを通って、宮殿の中へと進みます。

大理石の彫刻、鮮やかな天井画、で縁取られた装飾・・・想像していた以上の豪華さに目がくらむようです。 

  

宮廷内のシャンデリアはすべて水晶で作られているそうです。

 

ベルサイユ宮殿は、ルイ13世の時代に建てられた狩猟用の館を、後を継いだルイ14世が改築し、1682年に完成させました。

左がルイ14世、右がルイ16世の肖像画です。

 

フランスを支配していたブルボン王朝が絶頂期にあった時期の王宮。まさに贅を尽くしたつくりです。

これが、かの有名な鏡の間。外国からの賓客の謁見に使われたのだとか・・

 

窓の外には幾何学的なデザインの庭園が広がります。

 

鏡の間の裏側には、王の寝室と閣議の間がありました。

 

そして、少し離れたところに王妃の寝室が。

室内はマリー・アントワネットの好みでしょうか、可愛い花柄紋様で埋め尽くされています

ベッドのヘッドボードにはMAのイニシアルが見えます。

   

マリー・アントワネットと子供たちの肖像です。本当にきれいな人ですね。

  

観光客で込み合う宮殿内の見学を終えて、中庭に出ました。屋根まで黄金の装飾です。そして、もちろん正門も。

 

豪華気分にたっぷりと浸った後は、再びパリ市内へ。エッフェル塔見学が待っています。

向かった先は、セーヌ川をはさんでエッフェル塔と向かい合う、シャイヨー宮。1937年のパリ万博の際に建てられた宮殿で

すが、小高い丘の上にあるため、正面のエッフェル塔を見下ろすような絶好のビューポイントなのです。

 

目の前にそびえるエッフェル塔を見た時は「わぁ~!パリに来たんだな」ってテンション上がりました

あまりの絶景に、うれしくなってこんな人間エッフェル塔も飛び出しました

 


フランス旅行 12

2011-08-22 20:50:09 | フランス旅行

〈6日目〉その2

バトー・ムーシュの乗り場で水上バスに乗り、セーヌ川クルーズに出発です。

日差しが強く、日焼けが心配ですが、見晴らしを優先して2階デッキに座る事にしました。

 

船はまず、川上に向かって進みます。川の両岸には有名な建築物がいっぱい。右を見たり、左を見たり・・大忙しです。 

グランパレに、オルセー美術館

 

下院の議事堂となっているブルボン宮とルーブル美術館です。

 

シテ島が見えて来ました。パリ発祥の地といわれるセーヌ川の中州には、パリ警視庁やノートルダム大聖堂が建っていま

す。

 

ノートルダム大聖堂の巨大なバラ窓が見えます。

 

建築物だけでなく、橋にも一つひとつ表情があって素敵です。

これはアレクサンドル3世橋。パリで最も美しい橋といわれています。

 

パリで最初に架けられた鉄橋、ポン・デザール(芸術橋)をくぐります。

 

彫刻が美しいアンヴァリッド橋に、エッフェル塔の真下に通じるイエナ橋。

 

ビル・アケム橋は二階建てになっていて、上を地下鉄6号線が走っています。

  

橋の上で、手を振る人たちがいます  「ボンジュール」・・笑顔でご挨拶です

夏の間、川沿いにはビーチが造られていて、パリジャンやパリジェンヌがのんびりと日光浴を楽しんでいました。

 

クルーズの後は、市内のレストラン  LE SAULIER で昼食。

この日の前菜はお待ちかねのエスカルゴ! メインはハム料理です。

 

 

 

実は、エスカルゴ・・初めて食べたんです

結構、見た目で好き嫌いしてしまうので・・いままで、たぶん駄目だろうと思い込んでいました

ところが、食べてびっくり ニンニクとオリーブオイルの風味がセ・ボン すっかりはまってしまいました 


フランス旅行 11

2011-08-21 22:08:13 | フランス旅行

〈6日目〉その1

きょうもホテルのブッフェから一日が始まります。ハムとチーズ、そしてシリアル。

   

お皿に盛り合わせると、こんな風になりました。

   

バスに乗り込み、さっそく市内観光に出発です。最初に向かうのは、パリの中心に位置するコンコルド広場。

フランス革命の際、ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの斬首刑が行われたことで有名ですが、

広場と言うより大通りの真ん中のロータリーといった感じです。

大きなオベリスクと噴水があって、約2キロ離れた凱旋門が正面に見えます。

広場を挟む建物が、どれも左右対称に造られているのには驚かされます。

 

 

  

もちろんエッフェル塔もよく見えます。

 

コンコルド広場を見学後は凱旋門へ。あこがれのシャンゼリゼ通りを歩きます

おしゃれなカフェやブランドショップが並んでいます。

 

 

お手洗いを借りに、マクドナルドに立ち寄りました。ところが、店内の格調高いこと。これもシャンゼリゼ仕様なのでしょうか。

 

正式には、エトワール凱旋門という名前の凱旋門は、間近に見ると大きさに圧倒されます。

何しろ、高さ約50メートル、幅45メートルもあるのですから。

この凱旋門、アウステルリッツの戦いに勝ったことを記念して、1806年にナポレオンが建設を命じたのですが、完成は死後

の1836年。30年がかりの大事業だったのですね。

 

 

 

門の上は展望台になっていて、観光客が行列を作っています。柱やアーチの内側には彫刻が施されていて、足元には戦死

した無名戦士にささげる炎が燃えているのも印象的です。 


フランス旅行 10

2011-08-20 12:42:59 | フランス旅行

〈5日目〉その3

3時間余りのバス移動で、ようやくパリに到着しました。

夕方のラッシュ時のはずですが、バカンスに入っているせいか道路はほとんど渋滞がありません。

ただ、道路わきのカフェの方は、結構にぎわっています。

  

これまでまわってきた地方都市とは違って、やっぱりパリ。 街の雰囲気が、どことなくおしゃれです

   

 この日のディナーは中華。やっとパリに着いたというのに、マジで  という感じですが・・

久しぶりのご飯に、同じツアーの人たちもほっと一息ついたようです。やっぱり日本人にはお米ですね~

   

   

サンラータン、鶏のから揚げ、豚肉とねぎのミソいため・・写真以外にも青菜いためや豚の角煮など・・

庶民的なメニューですが、どれもおいしくいただきました

食後はホテルに直行しました。この日のホテルは、プルマン・パリ・リヴゴーシュ

市内の南のはずれにある高層ホテルのため、部屋からは街並みが見下ろせます。

  

 

外はまだ明るいのですが、これでも午後10時近く。明日のパリの街歩きに備えて、少し早めに休むことにします


フランス旅行 9

2011-08-19 11:51:20 | フランス旅行

〈5日目〉その2

マロニエの並木道を5分ほど歩くと右手にマルクの塔、その奥にシュノンソー城が見えて来ました。

周囲をフランス式の庭園に囲まれた、美しいお城です。

16世紀初めに建設されて以来、城主が代々女性だったことから「6人の奥方の城」の別名があります。

 

ますは庭園を散策。シュノンソー城の端正な外観を楽しみます。

 

この城は、もともとはアンリ2世が愛妾のディアーヌ・ド・ポアティエに贈ったものでした。

アンリ2世の死後・・イタリアの名家メディチ家から嫁いできた、王妃であるカトリーヌ・ド・メディチが、

ディアーヌ・ド・ポアティエから奪い取って、改修したものだとか・・・

こんな美しい城をめぐって、し烈な女の争いがあったとは・・・城に歴史ありですね

城を挟むように作られた庭園も、美しさを競っているようです。 左〈カトリーヌの庭〉 右〈ディアーヌの庭〉

 

シュノンソー城は、ロワール川の支流、シェール川をまたぐように建てられた白いお城です。

緑の森をバックに、川面に映る城の姿は優美で・・まるで風景画のようです。

 

 

照りつける日差しの下、庭園と城の周囲を散策した後、城の中に足を踏み入れます。

長さ60メートルもあるギャラリーには18もの窓があって、そこからは美しいシェール川の風景を望めます。

城内には、いくつもの寝室があり、礼拝堂・図書室・ギャラリー・地下にはキッチンなどがあります。

  

〈ディアーヌ・ド・ポアティエの寝室〉 ・ 〈フランソワー1世の寝室〉 ・ 〈ルイ14世の肖像画〉 

  

   

   

    ・・・・・・・・・・・・・・・・***・・・・・・・・・・・・・・・・

シュノンソー城の次は、ソローニュの森のはずれにある、シャンポール城を訪ねます。

フランス王フランソワ1世の命で建てられ、ルイ14世の時代に完成したこのお城はロワーヌ最大の規模です。

イタリアルネッサンスの影響を受けた建築様式は、レオナルド・ダ・ビンチが設計に関わったとの説もあります。

 

何とも美しい、まるで絵に描いたような西洋のお城ですよね  

 

ここでは下車観光のみで、お城の内部を見る事は出来ませんでしたが・・

シンメトリーで構成された外観や、繊細な彫刻を施された屋根など見事です

全景を撮ろうと、かなり引いてみましたが・・大きすぎて収められません

お城には、こんな人も、こんな人もいました(騎士はコスプレーヤーですが、婦人騎馬警官は本物です)。

  

世界遺産のお城めぐりの後は、いよいよパリに向かいます。

パリまでは約3時間の行程。車窓を眺めながら、まだ見ぬ花の都を思い浮かべます・・・

と、海も川もない高速道路沿いに、何と原発が。風力発電の風車も、あちこちに立っています。

原発大国フランス、そして再生可能エネルギー開発の盛んな欧州の姿を、垣間見た気がしました。