次の日は、朝一でカプリ島へと向かいます。青の洞窟で有名な島を目指し、アウトストラーダを一路南へ。途中、古代ローマ帝国時代の道、アッピア街道と交差します。イタリアカサマツの並木が続いています。
約3時間で、ナポリに到着。これが、「見ずに死ぬな」と言われたナポリの街。
ローマやフィレンツェに比べると、新旧が入り混じり雑然とした印象。ただ、港のそばにあるヌオーボ城だけは、14世紀の雰囲気そのままです。
カプリ島へは、ナポリ港から40分ほどの船旅。振り返れば、ナポリの街と風光明媚なベスビオ火山。右の写真はソレント半島。「帰れソレントへ」のあのソレントは、今は高級リゾートなのだとか。
正面にはカプリ島。特徴ある岩山です。山肌に一筋、道路が走っているのが見えます。かなりの高さ。道幅も広いはずがありません。恐ろしげです。