クラシックコンサートに出かけて来ました。
読売日本交響楽団の多治見公演・・・コバケン・スペシャル in TAJIMI 2011です。
日本を代表する、指揮者小林研一郎さんと、バイオリンソロ奏者に荻原尚子さんを迎えての演奏会でした。
コバケンこと小林研一郎さんは<炎の指揮者>と呼ばれている、世界的な指揮者。
荻原さんは豊田市出身で、ドイツ・ケルンWDR交響楽団でコンサートマスターを務める、新進気鋭のバイオリニストです。
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲やブラームスの交響曲第1番などが演奏されました。
これまでクラシックコンサートに出かけたことは、数えるほどなのですが・・結論から言うと素晴らしかったの一言です。
ソロで演奏された、荻原さんのバイオリンの音色は、鳥肌が立つほどでした。
そして、演奏会最後のアンコール曲<ダニー・ボーイ>は、感動のあまり涙が出たほどです。
ダニー・ボーイはアイルランド民謡で、自分の元を去ってしまった息子を思い続ける切ない親心を歌った曲。
ご存じない方は http://www.youtube.com/watch?v=QtvTJqPSENM をお聴きください。
アンコール演奏の前に、コバケンさんはこんな風にあいさつをされました。
<今年は大変つらい出来事がありました。この曲を、被災された方々と、肉体を失って魂になった方々に聞いていただ
ければと思います>
その言葉にジーンときていたところに、ダニー・ボーイの哀愁を帯びた調べを聞いて、感情を抑えることができなくなっ
てしまいました。 本当に素晴らしい演奏会でした。
読売日響のコンサートは来年4月27、28日には名古屋の愛知県芸術劇場コンサートホールでも行われるそうです。
ぜひまた行きたいと思います