あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

10年先は限界集落

2010-10-30 08:10:14 | 日記
写真は津山市統計データから阿波の5歳ごとの段階別人口集計を棒グラフにしたものである。

平成22年5月1日現在。
634人。

このグラフ55歳から84歳が294人。
30年でこの階層の方はなくなる。
一年で10人はなくなるのである。

しかし、その時は阿波の人口は300人。
阿波の未来はあるのだろうか。

もうひとつ愕然とする、しかし確かなデータ。
5年前の平成17年4月1日 708人 
平成22年4月1日現在   632人
76人減ったのである。

年々15名ずつきれいに減っているのである。
平成17年は合併の年。

吸収合併の地域の人口減少が大問題と関教授が言っていた。
ひとごとではない。

634名÷8=約79名
5年後は1消滅。

今、65歳以上は247名で高齢化率39%。
しかし、55歳以上は347名で54%。
10年後は限界集落突入。

何もしなければ、今動き出さないと、阿波の人口は4分の1の150人になると私は言ってきた。

このまま行けば、15名ずつで30年は450人。
あながち間違えの予測ではなかったのである。
データは事実を物語る。
それは恐ろしい数字であるが、事実である以上受け容れなくてはならない。

想像してみるに30年後はうちの家はあるかなしか。
近所の家を思うと、何軒残るか。
マジに4軒に一軒残ればいいように思えて現実化する。

心のふるさと 阿波 ずっといつまでも と言う歌も寂しく響く時が来る。
過疎地が加速して心の過疎が増しての孤独死。
完全に阿波が廃れていいのだろうか。

いや、600人をしたまわらない行動を。
しかし、それはかなり難しい。
今こそ、確かで思い切った取り組みが必要か。

これから、30年、阿波がどうなるか。
みつめることにはなりそうである。