過去にかわる瞬間

後悔するであろう考え抜いた決断



不意に現れた確実で誠実な出会い

嫉妬と焦りとわがままと不安をぶつけて

狭間でと惑わせてしまった

奪うだけ奪い　何一つ与えてあげられない

できるとは背中を押してあげること



見ていた未来の形はたやすく手に入るよ

いつも欲しがっていたはずの穏やかな時間



いくら不安が解消されても

まだ無理のある不安定な未来

そんな未来は一人で十分

選ぶことはないよ

満たされた未来を用意されているなら・・・



僕の喜ぶ笑顔と声をイメージしながら

話してくれる　けなげな決心

胸を打つ　引き戻そうとする



自分で頭を打ち抜く瞬間

大事なものが指の隙間から零れ落ちてく瞬間

これは僕が背負った罪

苦しめてきた時間に比べると軽すぎるよね

ぬぐいきれないほどの　多くの罪を背負いながら

路上をさまよい続けることに決めた



僕のあげられなかった君の笑顔

見せられなかった僕の笑顔

ほんとうに鮮やかな笑顔に出会って欲しい


だけど記憶の中の二人の笑顔はやさしくて

そして君の笑顔は

いつも僕に向けられていたね・・・