hitorigoto 2

  笑顔までの距離

風の海の僕

2010-07-19 00:01:17 | I miss you
風の音に誘われて岬へ

昨日より少し弱い

でも夏の香りが海に誘う

気持ちも少しでもハイにしてもらえると助かる



かなり沖でアクシデント

ハーネスラインが切れ吹っ飛ばされた

左太ももを かなり強くボードに打ち付けて動けない

セイルに体をあずけて しばらく海に浮かんで休む



空には 真夏の入道雲と 白く浮かんだ昼間の三日月

接点がないよな この2つは 

でも久しぶりだな 昼の月かあ

それとも気がついてないだけなのかな

なんて海の波間に寝転んで考えてた

 

気が付くといつの間にか 体の回りに沢山の水クラゲ

20匹前後はまわりに浮かんで僕を囲んでいた

ナタデココのような 透明の体 

いつもは気持ち悪く触れたくなかったけど

なぜだか違和感もなく すごく綺麗に感じた 



突然感じた 今までにない不思議な感覚に戸惑ったけど

でもなんとなくホッとする気持ちにしてくれて

足は痛いけど驚くくらい落ち着いていて

豊かな気持ちになれ とても居心地がよかった




風の谷のナウシカに こんなシーンあったなあ

ナウシカにオームが寄って来て空中に浮かして怪我を治す 

幻想的なシーン



透明なクラゲが 僕を海に浮かべて

太ももの痛みを吸い取ってくれているのかな

心の傷も癒してくれないかなあ・・・

まるで上質なベットに横たわるように

海に包まれながら そんなこと考えてた


















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする