regret

ボタンの掛け違いは何度もあった

そのたびに　想いを確かめ合い

二人で掛けなおしてきた



出かけた街角の景色はいつもと同じ

でも感じるものは幻覚の街

好きそうな　服や靴を見つけると

きっと似合うだろうな・・・なんて

見れるはずもないのに

考えてしまう



二人で成長してきたはずなのに

先に進んでいってたんだね


いつまでも子供のように

無邪気に思いやりのない　

わがままが抜けない　僕は

ずれだした ボタンのよう

もう掛けなおすことができないんだよね



君のボタンはもう　居場所を見つけたかな

何もできず転がってる　僕は

糸の切れたボタンのよう

自分で引きちぎったのに

心の糸はまだ手繰り寄せてる