浅間山のふもと、池のほとりでちっちゃな家を作りましょう

体と心に優しい小さな家づくりのブログです。
浅間山麓のちっちゃな池のほとりでのんびり庭作りや畑を楽しんでいます。

カラマツストーブ 火入れ式

2010-05-01 21:22:31 | Weblog
2010年4月26日

待望のカラマツストーブが我が家にやってきました。
家のど真ん中、一番の特等席を空けてやってくるのを待っていました。

ラウンジスペースはご覧のとおりになりました。

カラマツストーブは大きな薪が入れられるように奥行きが長く取られています。
設計当初は結構な存在感があって、小さな我が家にはちょっと不釣り合いな印象でした。
そこで全長を少し短くしていただいて、我が家にお似合いのサイズとなりました。

ウチのカラマツストーブのワンポイントはこちら↓

若葉をイメージした飾りです。
ふたを開けるフックのところに細工してあります。


新聞紙に火をつけるとカラマツの薪に勢いよく火がつきます。
ガラスの向こうではきれいな炎が揺れていました。
家の中はほんわり暖かくやわらかい空気に包まれ、幸せな空間になりました。

最後に大事な煙突そうじのやり方も教わります。

「ヤニがすごい」などなど針葉樹の薪はあまり良い話を聞きませんが、このカラマツストーブはきちんと扱うと問題なしです。

薪集めの回でもお話ししましたが、長野県の森はカラマツの人工林が多く、その多くが間伐もままならず、半ば放置状態の山になっているとのことです。
森と聞くと自然の中だから木も勝手に育っていくようなイメージがありませんか!?
それは人の手が入っていない天然林(原生林)の話で、一度人間の手が入ってしまった森は人の力を借りずには生きていけない森になってしまうのです。
私たち2人が間伐材のカラマツを燃料としたところで、
山の再生にはあまり意味を為さないことはわかっています。
この動きを広めていって、長野の山を再生していく一助となれば嬉しいです。