先日、夫の生まれ故郷、山形と秋田の県境にある鳥海山に登ってきました。
当日の天気予報は曇り→晴れ。しかし、山に近づくほど、どんどんと霧が濃くなり、5mほど先もみえない&強風という登山にはかなり不向きな状況。。びょうびょうと吹く風と、まったく視界がきかない中、「とりあえず、いってみよう!」という楽観的姿勢のもと出発しました。
すると、2分もいかないうちにものすごい雪の斜面が目の前に!道は当然、この雪の上を歩いていかねばなりません。視界が利かないので、この先、どうなっているかも全くわからず。。。
遭難か、登山中止か、(たった2分で)悩みます。
「とりあえず、いってみよう!」と雪の上に足を一歩踏み出しました。残雪くらいはあるだろうと思っていましたが、こんなに雪とは。。。。さすが、東北ですね。
前を行く夫の姿がとても切なくみえます、、、。まって~。
いつも標高1000mという山のようなところに住んでいるという油断からか、毎日山に登っているような暮らしをしているので、非常に軽装できてしまったことを後悔していると、後から山スキーをもって登ってくる方が3名!
「!」私たち、大丈夫なんだろうか??とますます不安に。
でもその頃には幸運にも雲ときりがはれ、このような素晴らしい景色が目の前に広がり始めました。
うわーい!きれーい!です。さっきまで本当に五里霧中だったので、景色がみえて感動です。
雪はかなり締まっていて、まったく沈むことはありません。
とはいえ、お日様がでてくるとまぶしい!!&つるつると滑って思うように歩けません。
スキーを履いてすいすいと登る方たちをうらめしくみながら(私ももってくればよかった~)
がんばって、今日は7合目の御浜をめざしました。
雪原と青空のど真ん中でお弁当を食べ、途中にみえた虹。この日は光輪もみえたり美しい景色がいっぱいでした。でもつるつる滑ること!帰りは転がっておりてやる~と思っていたのですが、ザックの中にビニル風呂敷があることを思い出し!滑って帰ろうということに。
ワクワクの帰り道。雪の斜面を二人でそり滑りしながら帰りました。その楽しかったこと、早かったこと。止まれなくて、コースをものすごくそれてしまったり、ササやぶに突っ込んだりと存分に楽しみました。この写真は一人で滑った私を見降ろしている夫。ちょっとあきれてる??
でも滑った先にはこんな景色がまっていました。
雪解け水の集まった沢。すごくきれいな水でした。
そして、行きとはまったく違う風景の帰り道。なんと空とつながる日本海がみえます。
こんなところだったんだ~。行きが霧でよかったと、帰りの楽しみが何倍にもなったような気がしました。
そして、この日のしめくくりは、夫お勧めのカフェへ。
どんなところだろうと楽しみにしていると、だんだんと美しい鳥海山が近付いてきます。
カフェ 翠 Sui
田園風景と素晴らしい鳥海山を望むことができる素敵な場所にありました。
そして、また、中にはいると!
前面南側は窓になっていてこの景色!
ゆったりと今日の出来事を思いだしながら、お茶を楽しみました。
登った後にこの景色をみたから、感動もひとしお!素敵な一日でした。
雪が晴れてよかったねー!
素敵な景色いっぱい見られたね☆
滑って下山なんて。。楽しそう^^
登山の後のお茶も最高よね!
私も山に行きたくなっちゃうなぁ♪
とても感動でした~!
ほんと遭難???かと本気で一時は思ったけど楽しい山時間でした!
おすすめでーす!