acco ZONE

コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

春はどこいった

2024年04月17日 | インドのお祭り
季節の変わり目は
体調を崩しやすい

だから
暴飲暴食を防ぎ
自分の体調に目を向けるために
断食をする

理に適っていると思う



冬もいつの間にか去り
春らしい時期が全然ないまま
急に暑くなって
夏を迎えた今日この頃


イスラム教ではラマダン
ヒンドゥー教ではナヴラトリという
季節の変わり目に
断食を行う期間がある


どうして断食をするのか
ラマダンやナヴラトリの由来は何か

今まで尋ねた人は
誰も詳しく知らなかったのですが

個人的には
冒頭で書いたような理由で
始まったんだろうなと
勝手に納得している


断食って
やったことないけど
よっぽどの覚悟と忍耐力がないと
難しいはず


どうしてやるのかとか考えずに
習慣としてやるというのが
大切なことなのかもしれない

何でも
習慣化したら
こっちのものさ

って
言うのは簡単さ

自分の結婚式より大変でした

2013年10月28日 | インドのお祭り
娘の嫁入り

それは

インドの親たちにとって
人生最大のミッションと言っても過言ではない


先週
8日間に亘って
義妹の結婚式が行われた

Sister in law's Wedding



1日目は
両家の両親が
正式に結婚を約束する儀式
(Peeli Chitthi:ピーリ・チッティ)

2日目は
女性たちが
神様たちに歌を捧げ
結婚の許可を得る儀式
(Keertan:キールタン)

3日目と4日目は
新婦の最後のわがままを
親戚みんなで聞いてあげて
好きな物を食べさせる日

5日目は
ターメリックを新婦に塗り
夜通し歌を神様に捧げる儀式
(Tel:テール)

6日目は
女性たちが壺を頭に乗せて
新婦の結婚を祝う儀式
(Chaak:チャーク)

7日目は結婚式
(Shaadi:シャーディ)

8日目は
新婦が実家の家族や親戚に
別れを告げる儀式
(Doli:ドリ)


毎日大勢のお客さんを歓迎したり
ごはんを提供したり
踊ったりして

怒涛のように
毎日が過ぎていきました

義妹は
終始ご機嫌だったようで
周りもみんな安心していました

無事に儀式が終わってよかった


どうぞお幸せに

お祭り騒ぎは収まらず

2013年04月05日 | インドのお祭り
自分たちの結婚式が終わって
一段落かと思いきや

引き続き
義妹の結婚に向けての準備に追われております


男兄弟に嫁が来る前に
女姉妹の結婚式を済ませるものだと
聞いていたけれど


ホント
そうしたらよかったのになー



いまさら
そんなこと言っても
しかたないんですけどねー


明日は婚約式


当初
お見合いをひどく嫌がっていた義妹も
相手をよほど気に入ったのか
最近ではルンルンです


四六時中
チャットしたり電話したりで
楽しそうです


まあ
きっかけは何であれ
二人がお互いに気に入ったみたいで
周りの家族は安心しています



さてさて
明日の準備ですが

嫁いできた義理の女姉妹も主役同様
派手に着飾らなきゃいけないのよ

という

習慣なのか
思い込みなのか
体裁なのかよくわからないけど
そうしなきゃいけないらしいのですが

結婚式で十分やって頂いたので

厚化粧やら
ジュエリーやらを施そうとする
義母やおばちゃんたちからの攻撃(?)を如何にかわすか
思案中でございます


シンプルでいいんです
シンプルで


私の価値観と
彼らの価値観を
自分の中でどうやってすり合わせていくか

これが一番の課題でもあり
悩みでもあります


とりあえず明日までは
難しいことを考えないようにしましょう

そうしましょう

ミセスなaccos

2013年03月01日 | インドのお祭り
いやぁ…
無事に終わりましたよ


結婚の儀式


ついに
わたくしも
ミセスの仲間入り


(披露宴にて)


式の5日前から
プージャとか儀式とかが始まって
毎日もんのすごいバタバタ


おかげで
肝心の式の当日と披露宴の日は
睡眠不足で私も旦那もボロッボロ(笑)



それでも
なんだかんだで
やってよかったなぁと思います



とは言いつつも
よっぽど疲れが溜まっていたのか

全部無事終わった後に二人して熱出して
しばらく寝込む羽目になってしまいましたが…



とりあえず
写真とかが入手できたら
儀式とかもちょいちょい紹介します


というわけで
ミセスaccosからのご報告でした

【祭】光のお祭り Diwali

2012年11月19日 | インドのお祭り

先週一週間は
ヒンドゥー教の新年とも言われるDiwaliでした


学校や政府機関は6連休にもなり
町全体が浮足立つ


ちなみに
私の休みは一日だけだったけどね…




光のお祭りと言われるだけあって
この日の爆竹と花火は半端ない


夜中の1時頃まで
あちこちで容赦なく爆竹が暴れまくり
花火大会並みの花火を普通の家の屋上で打ち上げる


爆発する爆竹の上を車が通り過ぎ
吹き上がる花火の真横をバイクが通り過ぎる

家では
ここぞとばかりに
電球やら何やらを飾る



クリスマス並みでしょ


光自体はきれいだから好きだけど
煩いのは嫌だから

爆竹はやらずに
キャンドルに静かに火を灯して
Diwali気分を盛り上げることにした



あぁ…
ろうそくの火って落ち着くわ…

などと物思いに耽りながら
プージャで火を灯したキャンドルを飾っていたら


サ!サリーに火が燃え移った



なす術もなく
燃え広がる炎をボーっと眺めることしかできなかった私

慌てて駆けつけたお義父さんが必死で火を消してくれたおかげで
大事には至らなかった



怖かった



火がある場所ではもう二度と
ヒラヒラするものは着ないと心に誓った



少し肌寒いこの季節に見る花火は
なかなか趣深いものではあったけど

それどころではなくなる事件が起こったせいで
後味のよくないDiwaliとなったのでした


【祭】Navratri ナヴラットリ

2012年10月22日 | インドのお祭り

雨期が去り
昼の暑さも落ち着くこの時期は
お祭りが目白押し


今朝は
10日間続くNavratriというお祭りの8日目に行われるプージャ(礼拝)がありました


プーリー(揚げパン)
チョーレ(ひよこ豆のカレー)
ハルワー(ペースト状の甘いお菓子)を作って神様にお供えします


私もプーリー作りを手伝ったのですが
平ぺったく丸く伸ばした生地を油に入れると
二枚重ねで作ったわけでもないのにプーーーっと膨らんでくるのが不思議でした


神様たちの写真の前に
ココナッツやドライフルーツ
プラサード(お供え)や花を置き
お線香と炭に火をつけて
お祈りの文章を読みます


そして
一人一人お供えを火に乗せて
手を合わせます



昔の日本もきっと
生活に根付いた儀式とかを大切にしてたんだろうなぁ


と想いに耽っていたら


ふと
『もののけ姫』冒頭の村での場面を思い出し
ついでに米良さんの歌声も思い出しました


地球があの時代に戻ることはもはやないけど
あの時代に生まれていたら幸せだっただろうかと思う時はあります



慌ただしい現代生活の中で
祈ったり感謝したりする静かな時間を持つという考えは好きなので
せめて「いただきます」と「ごちそうさま」は静かに手を合わせて言うようにしています


誰に言うとでもないこの習慣が
私は好きです



独立記念日の凧

2012年08月17日 | インドのお祭り

8月15日はインドの独立記念日です

デリーで迎えた今年の独立記念日には
チェンナイやバンガロールでは見たことがない風景が見られました


凧揚げです


叔母ちゃんの家の屋上にみんなで上ってみると…



たっくさんの人々が各々の屋上に上り凧揚げを楽しんでいました


スピーカーから流れる大音量の音楽

それに合わせて陽気に踊る人たち

椅子に座ってのんびり凧を見上げる人たち

時々聞こえる「アイボ―!!!!」という叫び声

(凧と凧が絡まってどちらかの糸が切れてしまった時に叫ぶのだそうです)



私も飽きることなく
凧揚げを楽しむ人たちをニヤニヤしながら眺めたり
何十年ぶりに凧揚げをやってみたりしました


今や人種や階級や宗教で
人々の境界線が目立ってしまっているように見えるインドも
この日は国の独立をみんなで祝っているように見えました




【祭】Raksha Bandhan ラクシャバンダン

2012年08月04日 | インドのお祭り

8/2(木)は
Raksha Bandhanというお祭りでした

この日は
妹や姉が兄や弟にラキと呼ばれる紐を巻いて
兄妹の絆を祝うという日なのだそうです





実兄妹だけでなく
いとこも兄妹と呼ぶ習慣なので
もちろんいとこ同士でもラキを結びます

それに
叔母さんも甥っ子に結んでいたし
私にも結んでくれる叔母さんもいました




街中では
子どもたちもおじいさんたちも手首にラキを巻かれていて
何だか微笑ましかったです

男性陣がニヤニヤ顔に見えました


ちなみに
紐を結んでくれたお返しに
男性陣は女性陣にお金をあげていました

人によっては宝石とか物をあげたりするのかも




家族とか親戚の繋がりが強いんだなと
改めて感じる一日でした



3年目にして初ホーリー

2011年04月10日 | インドのお祭り

ホーリーというお祭りは
春の訪れを祝うインドでも盛大に祝われるお祭りのひとつで
この日はみんなでピンクとか紫とか黄色とかの色水を掛け合って
日ごろの鬱憤を晴らすのだそうです

特に北インドでは激しく祝われているらしく
トマトを投げつけたりする人もいるんだそう…

南インドではあまりやらないというホーリーですが
今年初めてお祝いしました

HOLI


初めは控えめだった学生たちも
だんだんテンションが上がってきて
みんなピンクピンクになりました

30歳の学生が
「大人になってから久しぶりにホーリーを楽しみました」
としみじみ語ってました


家族や友達と離れて暮らす人も多いので
こうやってクラスメートと楽しいひと時を過ごせて
よかったんじゃないかなと思いました


あぁ楽しかった


【祭】DIWALI

2010年11月09日 | インドのお祭り

11月5日~7日までDIWALIというお祭りでした

★☆HAPPY HAPPY DIWALI☆★


この期間中は
花火を上げたり
爆竹やったり
灯を灯したりで
街全体が光と音(爆音)に包まれます


去年のDIWALIは
チェンナイのルームメートと一緒にフラットの屋上に上がって
ゆでとうもろこし食べながら360度見渡す限りの花火を見たっけなぁ


今年は
学生の家に招待してもらったり
そこでごはん食べさせてもらったり
花火やったり
友達の家に集まってワイワイやったり
花火やったりしました




とにかく

花火

花火

爆竹

爆竹

です


耳掻きのしすぎで弱っている鼓膜にはかなり応えました




ここ最近かなり落ち込んでいたので
いい気晴らしになりました

ありがとう

【祭】NAVRATRI

2010年10月18日 | インドのお祭り
10月8日から9日間にわたるNavratriのお祭り
期間中はひな祭りのように人形が飾られ
いろんなPuja(お祈りの儀式)が行われます

9日目は機械や道具を祭るPuja

この日
学生のギータさんが自宅に招待してくれました

Navratri2010@Geetha san's house



ギータさん力作の昼食は
食べるのに夢中で写真撮り忘れちゃった…

バナナの葉っぱに10種類以上の料理が並んでいました
どれもおいしくて感動しました

伝統的なメニューを忠実に作らなければならないらしく
義理のお母さんからかなり厳しく仕込まれたそうです



どんどん姿を変えていく社会の中で
その地域に根付いている伝統的なものを継承していくためには
それを守ろうとする強い想いが不可欠なんだなと
改めて感じました