acco ZONE

コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

AUTOに奪われてしまう

2011年06月29日 | つらつら





ベッドに横たわりながらデジカメを眺めていました


「このダイヤルに描かれた絵とかアルファベットは何じゃ?」


という疑問が浮かび
手に取ったデジカメの説明書



改めて読んでみると
アナログ人間には驚くような機能が盛りだくさん


魚眼風とかジオラマ風とかいろんな機能があるのね


買い替える前の10年以上使い続けてたデジカメにも
こんな機能があったのかも…と思ったらぞっとしました



そりゃ
知ろうとしなければ
知る由もないですよね



ということで
元写真部(幽霊部員)の名に懸けて
『デジカメを使いこなそう作戦』を実行することにしました



AUTOに設定して撮るのも楽は楽だしそれなりにきれいに撮れるけど
結局は楽なだけで終わってしまう



何でも

AUTO

AUTOじゃ腕と頭はどんどん鈍くなってゆきます



だから
錆びついて固まってしまっている様々な感覚に油をさして
少しずつメンテナンスしていこうと思います


まずは手始めに写真


自分が好きだなと思えるような写真を
できるだけたくさん増やしていきたいなと思う
今日この頃



<本日の一枚:お気に入りのしおり>

インドの雑貨屋さんThe Bombay Storeで購入
木のデザインといい繊細な細工といい
私の感覚をくすぐりまくる素晴らしい逸品です



初夏凛凛

2011年06月28日 | つらつら





暑いねぇ
緑が映える季節になってきましたね


というわけで
夏に向けていろいろ仕入れてきたよ



コンパクトサイズの扇風機

数日前に扇子を買ったんだけど全然間に合わなかったので


のれん

これまでは寝るときにドア閉めてたんだけど
東向きのこの部屋
ドア閉めてたら朝蒸し暑すぎて目が覚めるくらいに熱がこもるので


コットンのスカート

とにかく楽で涼しい服が必要なので


つばが大きめの帽子

移動手段は自転車
日差しを遮るものが必要だけど日傘はどうも好かんので



夏って
ついつい空を見上げたくなる

気持ちいい


この色彩をしっかり目に焼き付けておこう



ヒント漁り

2011年06月28日 | アート



発想の転換
考え方の軌道修正



その糸口をつかむため

何だかワサワサ映画観たり本読んだり
これまで相談事なんて一度もしたことなかった母親に相談してみたり
母親になった友人たちの意見を聞いたりして

模索しています


いろんな母親たちと話してて感じるけど
母親ってたくましいなって思う



とりあえず

ガラッと
カチャッと
スカッとなりそうな予感はしてて
ムズムズしているのですが
なかなか思うようにいきません…



とにかく
諦めずに漁るわ



漁るということで
映画だけじゃなくドラマもいろいろ観てる
最初から全話観るっていうのはなかなか覚悟がいるんだけど
気に入ればすぐガッと観ちゃう


新旧問わず気に入ったドラマはこちら↓


『鈴木先生』


『JIN』


『クローザー』


『TAROの塔』


『SPEC』


『スクール』


『フリーター、家を買う』


『深夜食堂』


『ツレがうつになりまして』


『すいか』


『おじいちゃんは25歳』


『結婚できない男』


『告知せず』



探せば結構おもしろいドラマもあるもんだ



今のところ
気になってる映画はまだDVDになっていないようなので
映画は一旦休憩で
本にシフトしようと思っています



図書館に予約しておいた本を明日借りたいから
今借りてる分
読み終わろうっと



それではみなさん
おやすみなさい






【映画】Volver ボルベール<帰郷>

2011年06月27日 | 映画
2006年 スペイン
監督 ペドロ・アルモドバル

★★★☆☆



この映画を一言で表すなら

“淡々と”




殺人が起こっても淡々と


死んだはずの人が目の前に現れても淡々と


レストランを無許可営業しても淡々と






どんなことが起こっても
きっと乗り越えていけるものだし
そんなに驚くこともないのかもね



いいとこどり

2011年06月25日 | つらつら


健康維持の第一歩

それは
体の声に耳を傾けること



心と体は
当然のことながら連動してる



というわけで
インドにいる時に
インド人の知人たちからも薦められて
ずっと気になっていた『瞑想』のやり方を習うべく
某ヨガスタジオの体験レッスンに参加してきました



どうやら韓国が母体らしく
カタコトの日本語を操る韓国人男性の先生と
年齢不詳の日本人女性の先生が指導してくれました


何やら
よくわからないような専門用語(?)が時々出てきたりはしましたが
肝心なところを噛み砕いて考えてみると「なるほど」と思うようなことを言ってました



体のチェックもしてくれたのですが
私はどうやら下半身が極端に弱いそうです



特に腸が…


だって三か月以上も不調だからね…
そりゃ弱ってるでしょうよ…


まあ
それは置いておいても
たしかに腸を押されてみると「固いなぁ」と実感できました


そして
下半身が弱いことが原因で上半身に力が入ってしまう結果となり
上半身が常に緊張している状態なのだとか


これに関しては
髪を切りに行ったときに
マッサージしてくれる美容師さんが驚いてしまうほどの肩こりだけでなく
パソコンを使っているときや自転車をこぐとき
日記を書くときや眠りにつくときでさえも
無駄に首から腰にかけて力が入ってるなと自覚していました



体が緊張するともちろん
心も緊張してしまう


つまり
常にリラックスできていないってことですね


これもまた
自覚しています



まずは
安心できる環境を作る必要がありそうです


…現時点ではなかなか難しいものがあるけれど
できるだけ頑張ってみます




あと
呼吸の大切さ


呼吸って
意識しなくても自然とできるものだけど
きちんと耳をすまして意識を集中すると
体の芯がイメージしやすくなるなと思いました


瞑想は
“自分”を意識すること


ここのスタジオは
脳幹を意識してくださいって言ってたけど
これはなかなか難しいなと思いました





瞑想っていうと何だかスピリチュアルだけど
私は単に自分の中にあるぐちゃぐちゃしたものを
溜め込んでしまう前にリセットできればいいなと思ってます


呼吸をしっかりするだけでも
気持ちがずいぶん楽になるからね


今回訪れたスタジオは
何となくしっくりこなかったので入会はしなかったけど
ヒントはたくさんもらったので
それを生かして続けてみます




インドにいる時は
あんまり興味なかったのか
通おうとは思わなかったんだけど
次回は本場のヨガをちゃんと習いたくなりました








【映画】トイレット

2011年06月25日 | 映画

2010年 日本
監督 荻上直子

★★★★☆


“欲求に理由を求めるのは無意味だ”


『めがね』
『かもめ食堂』に続く荻上監督の作品


ピアノの音色と音質

作品全体に漂う色と時間の流れ方


登場人物たちの人間味



好きです
この作品も




もたいまさこ扮するばーちゃんのセリフはたったの二言!!!


しかし
この存在感は
彼女にしか出せないものがありますね


三兄弟も愛おしいです



観てると
ほんわかしてくるよ








【映画】Jellyfish ジェリーフィッシュ

2011年06月24日 | 映画

2007年 イスラエル/フランス
監督 エトガー・ケレット / シーラ・ゲフェン

★★☆☆☆


結婚式場で働く女性


結婚式の日に足を骨折し
新婚旅行で海に面したホテルにも関わらず
海が見えない部屋に夫と滞在する女性


フィリピンに息子を残し
一人出稼ぎにやってきた女性



三人の女性たちの日常を描いた作品




途中で早送りしてしまいました



彼女たちの純粋さや
不器用だけど一生懸命な生き方が
すごく自然なタッチで描かれていたように思います





一日一作品

2011年06月24日 | つらつら


生活に流れる空気を穏やかに撹拌するために
映画でもドラマでも本でも絵でも音楽でも何でもいいから
他の人の意見や思想が盛り込まれている作品に
一日最低でも一作品は触れようと思います




最近
近くのプールに通い始めたんだけど
その運動のせいかベッドで本を読み始めても5分くらいで意識がなくなってしまう


それでも何とか
本に触れるということは続けていこうと思います


いつでも
クリアな気持ちでいられるとは限らないけどさ
何か煩わしいことに囚われてる自分を意識的にリセットすることが大切だなぁと
痛感しているのです








自分の頭の中の狭い空間で
同じところを堂々巡りしていたり
ああでもないこうでもないってもがいてるフリするのも好きは好きなんだけど
頭が固くなってしまう前にいろんなことに触れるに越したことはない


私なりに自信があった音感が鈍くなったり
物覚えが悪くなったり物忘れが激しくなったり
感覚的なものが鈍くなってきてるなと感じる今日でも


おっ!?


と思ったり


うわぁ…


と思ったりすることもまだまだあるからね


アナログ志向なので
ネットを使って情報を探したりするのはそれほど得意じゃないけど
少しでも心をくすぐるものがあれば無視したりせずに
探求していこうと思います



最近興味があるのは
ドビュッシーとイスラエル映画と平泳ぎの泳ぎ方



何かに興味が湧くって
いいね



見たくないのか見たいのか

2011年06月20日 | こころ


傷ついたり

心を乱したりする



本来使われるべきところにエネルギーが回らず
そういう避けてもいいところに囚われてしまいがち


多くのことを無視したい




思考にも技術が通用するという


考えすぎの悪循環を
好循環にする術はきっとどこかにあるのだろう




健全な考え方ができるように
何とかしたいものです





【映画】District 9 第9地区

2011年06月20日 | 映画

2009年 アメリカ
監督 ニール・ブロムカンプ

★★★★☆


おもしろかった


設定も
予想を裏切るセリフの言い回しや展開も
ユニークだったと思います


エイリアンはもちろんエイリアンなんだけど

“栄養失調”だと診断されたり

立ち退きのためにサインをさせられたり

名前が“クリストファー”だったりと


人類と同じように扱われてて新鮮でした



【映画】Zoo

2011年06月18日 | 映画
2005年 日本
監督 金田龍(「カザリとヨーコ」)
   安逹正軌(「SEVEN ROOMS」)
   小宮雅哲(「SO-far そ・ふぁー」)
   水崎淳平(「陽だまりの詩」)
   安藤尋(「ZOO」)


★★★☆☆

乙一原作のオムニバス作品

ホラーです
ホラー


人間の怖さがじめっと表現されてました


5つの中で
『So-far』は好きでした

パパにはママが見えない
ママにはパパが見えない


そんな二人の板挟みになっている息子が主人公


こういうことが
現実には多々起こってるのかもって思ったら
ひんやりしたよ


こわい…



【映画】迷子の警察音楽隊

2011年06月18日 | 映画
2007年 イスラエル
監督 エラン・コリリン

★★★☆☆


テンポと空気が独特

ユーモアが溢れれてて
登場人物たちが何とも愛らしかったです


くすっと笑える場面が多々ありました
特にスケート場での場面が気に入りました


いろいろあるけど
それが人生ってもんさ~♪


という
温かいけど切ない
そんな感じが残りました


トオク そして フカク

2011年06月17日 | つらつら


何も聴こえない



ただ
無機質な空気の泡が作り出す妙な音を
音ともなく捉えているだけ



何も考えない



ただ
目の前に無褒美に広がる漆黒の世界に
無関心と好奇心を装って挑んでみるだけ






決して朽ち果てない

だけど
決して生かし続けない




そんな
何てことのない空間を
漂い続ける