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コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

【本】町長選挙 / 奥田英朗 他

2012年10月22日 | 

2012年10月15日 - 2012年10月21日の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1980ページ

邪魔(上) (講談社文庫)邪魔(上) (講談社文庫)
読了日:10月21日 著者:奥田 英朗
空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
読了日:10月17日 著者:奥田 英朗
オーデュボンの祈り (新潮文庫)オーデュボンの祈り (新潮文庫)
読了日:10月17日 著者:伊坂 幸太郎
さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫)さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫)
読了日:10月15日 著者:咲乃 月音
町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)
読了日:10月15日 著者:奥田 英朗
アントキノイノチ (幻冬舎文庫)アントキノイノチ (幻冬舎文庫)
読了日:10月15日 著者:さだ まさし

読書メーター

【祭】Navratri ナヴラットリ

2012年10月22日 | インドのお祭り

雨期が去り
昼の暑さも落ち着くこの時期は
お祭りが目白押し


今朝は
10日間続くNavratriというお祭りの8日目に行われるプージャ(礼拝)がありました


プーリー(揚げパン)
チョーレ(ひよこ豆のカレー)
ハルワー(ペースト状の甘いお菓子)を作って神様にお供えします


私もプーリー作りを手伝ったのですが
平ぺったく丸く伸ばした生地を油に入れると
二枚重ねで作ったわけでもないのにプーーーっと膨らんでくるのが不思議でした


神様たちの写真の前に
ココナッツやドライフルーツ
プラサード(お供え)や花を置き
お線香と炭に火をつけて
お祈りの文章を読みます


そして
一人一人お供えを火に乗せて
手を合わせます



昔の日本もきっと
生活に根付いた儀式とかを大切にしてたんだろうなぁ


と想いに耽っていたら


ふと
『もののけ姫』冒頭の村での場面を思い出し
ついでに米良さんの歌声も思い出しました


地球があの時代に戻ることはもはやないけど
あの時代に生まれていたら幸せだっただろうかと思う時はあります



慌ただしい現代生活の中で
祈ったり感謝したりする静かな時間を持つという考えは好きなので
せめて「いただきます」と「ごちそうさま」は静かに手を合わせて言うようにしています


誰に言うとでもないこの習慣が
私は好きです



ドクタースランプ

2012年10月21日 | こころ

今日は
とってもスランプ状態

もう全っ然ダメ



ふて寝しても改善されない


何かザワザワトゲトゲしてる



むむむ~



たぶん
デリーでの生活に
不安があるってことが原因かと思われます


私もこっちに移る前から懸念していたし
チェンナイ時代の友人も心配してくれてたんだけど
やっぱりデリーはあんまり肌に合わんかもなぁ…


地下鉄は通ってるし
服装もそんなに気にしなくていいし
外食しようと思えばそれなりに何でも食べられるし
便利なことも多いけど


何ていうかさー


どちらかというと
のんびりしとる性格だけんね
人が多くてセカセカしている環境がねー
どうもねー


大都会だけん
スレてる感じの人も多い気がするしねー


何だろーなーこの窮屈感…

仕事始まるまでにメンテナンスせねばなー



とりあえず
ストレスになってるっぽいことを
一つずつ少しずつ減らしてみる作戦を実行


ということで
今日は人混みの中をゆっくり歩いてみた


ゆっくり歩いてみて初めて
いつも無理して早く歩いてたんだなと気付いた


あと
不思議と
気持ちにも余裕が生まれる気がした



たぶん何をするにしても
自分のペースってもんが大事なんだろうね


デリーの喧騒に
ペースを乱されまくっていますが
何とか頑張るしかない



のびのび生活したい

2012年10月20日 | こころ

街を歩くだけで

「コニチワードコイキマスカ?」

とか

「ジャーパニー」

「チャイニーズ」

とかイチイチ言われたり

ジロジロ遠慮なく見られたり

部屋のドアに向かって石とかゴミを投げ入れられたり

「ゴミを上から落としている」と言いがかりをつけられたり


平気なふり
気にしていないふりをしていても
やっぱりちょっとしたことは積み重なるもんです



他人の言うことなんて
制御できないし気にしないに限るけどね


こういうことは
何年住んでも気に障るときは障ります


快適な日本から戻ってきたばかりということもあるけど
なーんかねー





部屋に閉じ籠っていても
あんまり落ち着かないしちゃんとリセットされないんだよなぁ


『勇者ヨシヒコ』とか観ると
笑ってちょっとスッキリできるけどね


要はリセット方法だよねー


読書はいい
瞑想のような役割を果たしてくれる


ぐっと集中できるし感性も刺激される


一応デリーには
日本語の本を貸してくれる図書館もあるみたいなので
今度様子を見に行ってみよう



みんなのお気に入りの本とか
おススメ本があれば教えてください

好きな作家は

伊坂幸太郎
奥田英朗
重松清
坂木司




とりあえず今日は
近くのマーケットに
携帯電話買いに行こうかなと思ってます

インドは
話し好きが多いからなのか
一人でいる時も誰かと話したくてたまらないからなのか
携帯電話はかなり普及してる

SIMフリーがほとんどだし
機種もメーカーも結構いろいろあって
なかなか選び甲斐がある

アナログな私も
遂にスマホデビューを果たしそうです

【本】ブランケット・キャッツ / 重松清

2012年10月19日 | 



★★★☆☆

2泊3日でレンタルされる「ブランケット・キャッツ」



子どもができない夫婦

会社の資金を横領した女性

同級生をいじめている少年とその家族

おばあちゃんを施設に入れることになった家族

家出してしまった幼い兄妹

父親がリストラされてしまった家族



それぞれがそれぞれの理由で猫をレンタルするんだけど

猫たちがくれる何気ないエッセンスによって

人々の生活が動かされている気がして

おもしろかったです



人間の残酷さもところどころ盛り込まれていて
改めて人間を情けなく思ったりもしました

【本】アントキノイノチ / さだまさし

2012年10月19日 | 


★★★★★

以前のブログ 【♪】雨やどり でもさだまさし作品を紹介しましたが
また一つ大好きな作品ができました



この作品は
遺品整理会社が題材となってるんだけど
この会社の社長をはじめスタッフたちが
何とも頼もしくとにかく温かい

そして
主人公の父親も然り



人は生きたようにしか死ねない

生きることの重さを知れば知るほど
生命は大切で重くなる



ある同級生の悪意がきっかけとなって
他人とうまく関われなくなってしまった主人公に
蜘蛛の糸のような存在だった父親が語ったこの言葉




ここに出てくる温かい人たちは
イノチに誠実に生きてきたんだな
生きているんだなと思ったよ



あと
仏さんを取り囲む各々のストーリーも
悲惨だったり微笑ましかったりと様々なんだけど
どれも惹きつけられました



ところで


アントキノイノチ
アントキノイノチ
アントキノイノチ


これを繰り返していると
かの有名なプロレスラーの名前に聞こえてくるというくだりがあった



みなさん

「元気ですかぁ!」


こういったユーモアも好きです

あっさり?

2012年10月17日 | インド

さて
泣きに泣いた前回の就労ビザ申請


思い出すだけで悔しさやら憤りやらを覚えます


今回も一筋縄ではいかないだろう
いくはずもないだろうと覚悟はしていました


オンラインで申請したから
ビザセンターとか大使館に問い合わせても
「進捗はオンラインで確認しろ」の一点張り


予約したインド行の便が次の日に迫った前日でも
進捗は“under process”のまま


こーれーはー…

やっぱりね

やっぱりそうよね

飛行機は日付変更しようね

ホテルも延泊の手続きしようね

しょうがないしょうがない

相手はインドだもの

こういうものさー



なんて自分を慰めていたら
午後3時頃に“processed”になったという相方からの連絡!


超特急でビザセンターに出向くと
窓口係の無愛想なおねえが

「今日processedになったものは今日出ない可能性あるよ」





明日の受領時間にはさ
もう飛行機飛び立っちゃってるのよ?

明日だとね
間に合わないんですよ!

という必死の形相の私を見ても
「私ゃ知りませんね」とでも言いたげに鼻で笑い飛ばすおねえ


むー

これは待つしかない

とりあえず待って

発行されなかったら全力で抗議しよう



受領時間になって次々と名前が呼ばれる中
私の名前は一向に呼ばれない

焦る

胃が痛い

心臓がドクドクなる

焦ってもしょうがないけど焦る


待つこと2時間半

遂に私の名前が呼ばれる





当日の分を待っていた人が多かったためか
窓口を開けた後に再度大使館にビザを取りに行ったらしい


当然じゃー
褒めてやるものか―


でも
ものすごく感謝しました

ビザが取れてよかった

それにしても
追加書類も書類不備もなくビザが出たことには相当驚いた

こんなにすんなりいったのは
今回は申請が大阪ではなく東京だったことと
会社側がちゃんと書類を準備してくれたからでしょう


ヘトヘトの私は
他の職員とは違って丁寧に対応してくれた髭おっちゃんだけにお礼を述べ
ビザセンターを後にしました


そして
帰りにカツ丼を買い
缶ビールで軽く祝杯を挙げたのでした