PIOカードとは
Persons of Indian Origin
つまり
インド系外国籍者に与えられる
永住権カードのこと
永住権と言っても
期限は15年で
それ以降は延長が必要
外国籍者が
インドに滞在するためには
例えば
働くなら雇用ビザ
ヨガ習うならヨガビザ
といった
期限が短い
目的ごとのビザが必要で
しかも滞在中は
その目的以外の事は
やっちゃダメなんだけど
PIOカードがあれば
働いてもいいし
学校に通ってもいいし
ビジネスやってもいいし
インド国籍者と同じように
生活することができる
選挙権はないけど
不動産の購入も可能
そして
このカードは
インド国籍者の配偶者も
取得可能なのである!
ということで
私も申請してきました
結婚してから
1年以上経過すれば申請可能で
必要書類は
◆申請書
◆写真4枚
◆婚姻証明書のコピー
◆パスポートのコピー
◆ビザのコピー
◆外国人登録証のコピー
◆インド国籍者のパスポートコピー
◆インド国籍者の選挙カードコピー
◆送金小切手15000ルピー分
◆送金小切手のコピー2部
◆住所が証明できるもの
申請場所は
あの忌まわしきFRRO
過去の戦いはこちら↓
5ヶ月はいずこへ
堪忍袋の緒が切れる
戦闘に備えて
必要書類をFRRO近くのコピー屋で
多めにコピー
申請書は
オンライン登録ではなく
手書きの用紙を提出することになってるらしいが
ネット上のリンクが無効で
ダウンロードできなかったから
直接窓口でもらうことに
今回は
前回の部署とは違う
地下の部署へ行けとのこと
何か
地下っていう時点で
悪事の臭いがプンプンする
と思いながら窓口へ
先客は一組の親子
申請書類は机に置かれたまま
親子共々放置されている
誰も対応してない模様
やはり
安定のFRROか
明らかに
忙しいフリしてるおっちゃんに
申請書くださいと言うと
「家でダウンロードして持ってこい」とか言う
そのリンク
無効だったし
うちにプリンタないし
それに
もうここにいるのに
何で家に帰って印刷してこなきゃいけないんだと言うと
めんどくさそうに
引き出しから申請書出してきて
「自分でコピーしてこい」とか言う
必要書類は何ですかと問うと
めんどくさそうに
心底めんどくさそうに
無言でリストを放る
それから
敷地の外にある
先程のコピー屋へ
不足分のコピーを取って
再度地下の窓口へ
リスト通りに揃えて提出したら
「もう1セット準備しろ」
さっき言えよ
そして
無言で渡すなら
リストにそう書けよ
何回目だよ
コピー屋行くの
まぁ
今回はまだ一回目だし
これくらい大したことじゃないですよ
コピー屋へ行くついでに
パパイヤ屋でパパイヤ食べる
パパイヤとか食べる気持ちの余裕が
今回はあったわけです
まぁ
今回はまだ一回目だしね
何度も
出入りを繰り返すうちに
建物の入り口に立つ
セキュリティのおじいちゃんに
顔パスが効くようになり
余裕な感じで
再度地下へ向かう
さっき
「もう1セット準備しろ」
と言ったスタッフに
書類のセットを差し出す
「書類全ページにサインしろ」
と言うので
サインをしていると
「ちょっくらチャイ飲んでくるわ」
と他のスタッフに言って
すっといなくなった
そのチャイ
今日の何杯目ですか
心の中でつぶやきながら
サインし終えて待っていると
さっきのチャイおじさんに
「あと頼むわ」
と言い放たれていた
ややおじいちゃんスタッフが
無言で手を差し出してきた
書類を渡すと
ろくにチェックもせず
書類をまとめ始めた
どのくらいかかりそうかと問うと
3ヶ月くらいだと言う
まぁ
半年かかったという話も聞いたことがあるから
そんなもんだろうと思っていると
受理証も控えも何も渡してこない
ただ
書類にささっと書いた番号を
メモして帰れと言う
前回
そちらの不手際で
私たちの申請書が紛失したんだけど
今回は
書類提出の証拠すらないのかと詰め寄ると
鼻で笑いながら
「何言ってもその番号しかない」
「そんなバカな質問は仕事の邪魔だ」
だの
ものすごく
失礼な言い方をする
私たちは
省エネモードに突入し
何かあれば
RTIという手があるさと思い直し
静かに窓口を後にしました
RTIとは
Right to Informationの略で
政府の業務について
市民が説明を求める権利を認めるシステム
例えば
前回の申請の場合
おかしな点は
山ほどあったんだけど
手続きの途中で
申請書類が紛失したが
いつどのような経緯で紛失したのか
とか
なぜ半年以上も
時間がかかったのか
とか
そういう説明を
求めることができる
このシステムが
どれほど機能しているのかは疑問だし
インド人でも
このシステムを知ってる人はあんまりいないんだけど
こういうのは
どんどん使っていかなきゃいけない
絶対に賄賂は払わない!
泣き寝入りもしない!
FRROとの戦いは
つづくのであった…
Persons of Indian Origin
つまり
インド系外国籍者に与えられる
永住権カードのこと
永住権と言っても
期限は15年で
それ以降は延長が必要
外国籍者が
インドに滞在するためには
例えば
働くなら雇用ビザ
ヨガ習うならヨガビザ
といった
期限が短い
目的ごとのビザが必要で
しかも滞在中は
その目的以外の事は
やっちゃダメなんだけど
PIOカードがあれば
働いてもいいし
学校に通ってもいいし
ビジネスやってもいいし
インド国籍者と同じように
生活することができる
選挙権はないけど
不動産の購入も可能
そして
このカードは
インド国籍者の配偶者も
取得可能なのである!
ということで
私も申請してきました
結婚してから
1年以上経過すれば申請可能で
必要書類は
◆申請書
◆写真4枚
◆婚姻証明書のコピー
◆パスポートのコピー
◆ビザのコピー
◆外国人登録証のコピー
◆インド国籍者のパスポートコピー
◆インド国籍者の選挙カードコピー
◆送金小切手15000ルピー分
◆送金小切手のコピー2部
◆住所が証明できるもの
申請場所は
あの忌まわしきFRRO
過去の戦いはこちら↓
5ヶ月はいずこへ
堪忍袋の緒が切れる
戦闘に備えて
必要書類をFRRO近くのコピー屋で
多めにコピー
申請書は
オンライン登録ではなく
手書きの用紙を提出することになってるらしいが
ネット上のリンクが無効で
ダウンロードできなかったから
直接窓口でもらうことに
今回は
前回の部署とは違う
地下の部署へ行けとのこと
何か
地下っていう時点で
悪事の臭いがプンプンする
と思いながら窓口へ
先客は一組の親子
申請書類は机に置かれたまま
親子共々放置されている
誰も対応してない模様
やはり
安定のFRROか
明らかに
忙しいフリしてるおっちゃんに
申請書くださいと言うと
「家でダウンロードして持ってこい」とか言う
そのリンク
無効だったし
うちにプリンタないし
それに
もうここにいるのに
何で家に帰って印刷してこなきゃいけないんだと言うと
めんどくさそうに
引き出しから申請書出してきて
「自分でコピーしてこい」とか言う
必要書類は何ですかと問うと
めんどくさそうに
心底めんどくさそうに
無言でリストを放る
それから
敷地の外にある
先程のコピー屋へ
不足分のコピーを取って
再度地下の窓口へ
リスト通りに揃えて提出したら
「もう1セット準備しろ」
さっき言えよ
そして
無言で渡すなら
リストにそう書けよ
何回目だよ
コピー屋行くの
まぁ
今回はまだ一回目だし
これくらい大したことじゃないですよ
コピー屋へ行くついでに
パパイヤ屋でパパイヤ食べる
パパイヤとか食べる気持ちの余裕が
今回はあったわけです
まぁ
今回はまだ一回目だしね
何度も
出入りを繰り返すうちに
建物の入り口に立つ
セキュリティのおじいちゃんに
顔パスが効くようになり
余裕な感じで
再度地下へ向かう
さっき
「もう1セット準備しろ」
と言ったスタッフに
書類のセットを差し出す
「書類全ページにサインしろ」
と言うので
サインをしていると
「ちょっくらチャイ飲んでくるわ」
と他のスタッフに言って
すっといなくなった
そのチャイ
今日の何杯目ですか
心の中でつぶやきながら
サインし終えて待っていると
さっきのチャイおじさんに
「あと頼むわ」
と言い放たれていた
ややおじいちゃんスタッフが
無言で手を差し出してきた
書類を渡すと
ろくにチェックもせず
書類をまとめ始めた
どのくらいかかりそうかと問うと
3ヶ月くらいだと言う
まぁ
半年かかったという話も聞いたことがあるから
そんなもんだろうと思っていると
受理証も控えも何も渡してこない
ただ
書類にささっと書いた番号を
メモして帰れと言う
前回
そちらの不手際で
私たちの申請書が紛失したんだけど
今回は
書類提出の証拠すらないのかと詰め寄ると
鼻で笑いながら
「何言ってもその番号しかない」
「そんなバカな質問は仕事の邪魔だ」
だの
ものすごく
失礼な言い方をする
私たちは
省エネモードに突入し
何かあれば
RTIという手があるさと思い直し
静かに窓口を後にしました
RTIとは
Right to Informationの略で
政府の業務について
市民が説明を求める権利を認めるシステム
例えば
前回の申請の場合
おかしな点は
山ほどあったんだけど
手続きの途中で
申請書類が紛失したが
いつどのような経緯で紛失したのか
とか
なぜ半年以上も
時間がかかったのか
とか
そういう説明を
求めることができる
このシステムが
どれほど機能しているのかは疑問だし
インド人でも
このシステムを知ってる人はあんまりいないんだけど
こういうのは
どんどん使っていかなきゃいけない
絶対に賄賂は払わない!
泣き寝入りもしない!
FRROとの戦いは
つづくのであった…