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コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

怒りについて

2010年03月15日 | つらつら
周りにいる人は
私について

冷静だ

とか

感情的にならない

とか
言います

時々皮肉っぽく

冷めている

と言われることもあります


あまり怒らないのは事実です
一瞬イラっとすることは多々あるけど
怒りを表現することはほっとんどありません



高校生のときの話です

一人の同級生といざこざがあったとき
後ろの席にいたその子がごにゃごにゃ言っていたので
頭にきて後ろをバッと振り返り
“冷静に”(頭にきているのに冷静なんです)

「何か言いたいことあるならはっきり言いなっせよ」

と言いました
熱しやすいその子は

「その冷静な言い方がムカつくとたいっっ!!!」

と怒りを露にしました
(当時はその子の率直な感情表現を羨ましく思ったものです)

きっと
頭に血がのぼってる人に対しては
こちらが冷静でいたとしても
感情的になったとしても
火に油を注ぐことになるんですね


自分がどれだけ誠実に気持ちを伝えようとしても
相手が向き合っていなければ何も伝わらない

自分の働きかけが相手に与える影響には限界があるし
あとは相手の意思や私に向き合う姿勢や判断次第

以前は
人の気持ちを勝手に決め付けて
勝手にネガティブになったりしてたんですが
最近は
人の気持ちは
その人にしかコントロールできないんだし
(その人にもコントロールできないこともあるんだし)
私が決めることなんてできないし
考えたってわかんないってことが
わかってきました

人との関係は
その人との気持ちと
私の気持ちのやりとりでしか
構築できないんだなと
みなさんにとっては当たり前だろうことを
今実感しているんです


アダルトチルドレンは
こういう人間関係の基本的なことを
学ぶ機会が少ないんだろうなと思います


とりあえず
怒るべきときも間違いなくあるでしょうから
怒りを爆発させるトレーニングでもやってみます

何かいい方法があったら教えてください

【旅】Vellore べロール

2010年03月10日 | 
ルームメートの教授がオーガニックファームをやっています
今回はルームメートのお誘いで
チェンナイから車で3時間ほどのVelloreへ

そのオーガニックファームは
自然の素材だけで建物を作ったり
飼育している牛の新鮮な乳を卸したり
瞑想したりする村のようです

自然素材だけで建てられた円形ダイニングホール↓


学校に通う児童たちはここで給食を食べるんだそうです
給食がある学校自体本当に珍しいと思うんですが
ここでは授業料同様
給食も無料支給らしいです

さて
ここでは一年に一回くらい
オーガニックファームや持続可能な社会作りや
その運営などに興味を持つ世界中のヒッピーたち向けに
ワークショップが開かれています

私たちが訪問したときも
ちょうどそのワークショップが最終日を迎えたというタイミングでした

ワークショップに参加した人以外に
チェンナイから4時間くらいのところのポンディチェリーという町にある
森林再生活動を行っているボランティア団体の
家族連れや若者たちも滞在していました

やはり特定の思想や観念を基にした施設なので
それを理解していない私にとっては
やや馴染みきれない雰囲気ではありましたが
その村自体は本当にのどかでいいところでした

あと
ヒッピーの方々と接する機会もなかなかないので
すごく新鮮でした

放浪旅行中は退廃したヒッピーたちをよく見かけましたが
ここに滞在しているヒッピーたちは
信念のようなものがあって
それに真剣に向き合っているように感じました


これ
何だと思います?


不気味なものではありません
ガンジス河のガートを思い出させるものがありますが
バナナリーフスチームバスです

体全体をバナナリーフに包んで
太陽の熱を使ってスチームのような効果が楽しめるんだそうです
次は私もやってみようかな

村を散策するヒッピーたち↓


お昼ごはん↓


左からAloo Masalaじゃがいものカレー炒め
揚げ物Vadaワダ
ご飯とSambarサンバル
素朴でおいしかったです