La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

Choucroute (Sauerkraut)

2021-12-10 17:25:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、シュークルート(ザワークラウト)の作り方を紹介します。
シュークルートというと、ソーセージ等が入った具沢山の料理を思い浮かべる人が多いと思いますが、もちろんそれもシュークルートと呼ばれますがそちらはシュークルート・ガルニとも呼ばれ、いろいろな具材がつけ合わされたシュークルートという意味になります。

今回はキャベツの塩漬けシュークルートの作り方を紹介します。

また、その塩漬けを使って出来る簡単サラダ2品も紹介します。

このシュークルートを使って、次回の動画はシュークルート・ガルニを作ります。

シュークルート(ザワークラウト)
【材料】
⚫︎キャベツ 2kg
⚫︎塩(出来れば粗塩) 20g
⚫︎ネズの実(ジュニパーベリー) 
  大さじ1.5〜2

※キャベツの量が少なければ、キャベツの量の1〜1.5%の塩を入れて調整してください。

【作り方】
①キャベツは洗って、外側の葉は別に取っておき、残りは千切りにします。包丁でも、スライサーなどでもあるもので…。


②ボールにキャベツを入れ、塩を入れてしっかり揉み込んでいきます。
※途中しばらく置いておいて、しんなりしてきたらまた押したり揉んだりを繰り返してもいいです。


③ジュニパーベリーを入れ混ぜます。漬けたものをさまざまな用途に使うなら塩だけでシンプルにしてもいいです。



④煮沸消毒した瓶などに詰めていきます。残り汁は捨てないでください。




⑤上からぎゅうっと押してキャベツを沈ませます。


⑥ボールに残った汁を均等に瓶に入れ、かぶるようにし、キャベツの外側の皮を切って蓋をします。


⑦瓶の蓋をし、あまり寒く無く日光の当たらないところへ置いて発酵させます。1日2-3回(最低でも1回)蓋を開けて空気を抜きます。


⑧1週間後位から使えます。
(2〜3週間あれば酸味がしっかり入ります)発酵は浅いですが、急ぎなら3日後位から使えます。

⑨出来上がりは冷蔵庫で保存してください。2〜3ヶ月食べられますが微妙に酸味などが変わります。
長期保存したい場合は瓶ごと煮て真空保存がおすすめ。




瓶の蓋を、酢の作り方で紹介したようなガーゼなどの布にする方法もありますがかなり時間がかります。ただ開け閉めは気にしなくていいので楽です。

こちらも乳酸発酵
✴︎自家製ぶどう酢の作り方

続いて、生のシュークルートを使って時短で出来て、おいしいサラダレシピを2品紹介します。

シュークルートのアレンジサラダ①
『シュークルートのコールスロー風サラダ』
【材料】
生シュークルート(ザワークラウト) 150g位
にんじん(細切り) 1/2本
ハム(細切り) 100g
マヨネーズ 大さじ3
生クリーム 大さじ1
塩(にんじんを塩揉みする分) 少々
胡椒 適宜
ハーブ(パセリやチャイブなどを刻んだもの)  生で大さじ1/ドライで小さじ1


作り方
①にんじんは洗って皮を剥き、細く切り、軽く塩をして揉んでおきます。

②ハムも細切りし、生ハーブを入れるなら刻んでおきます。

③材料を全部混ぜて出来上がり。


※にんじんは塩揉み後洗って絞っても可。
キャロット・ラペの残りを入れても美味しく出来ます。

シュークルートの塩気と酸味で塩や酢を入れなくても味がつくので便利。しかも発酵しているので、味に深みがあり美味しいです。




✴︎ドライハーブの作り方

✴︎マヨネーズの作り方

✴︎キャロット・ラペの作り方

シュークルートのアレンジサラダ②
『シュークルートとりんごと
胡桃のサラダ、ノルマンディー風』
【材料】
生シュークルート(ザワークラウト) 150g位
りんご 1/2個
胡桃(刻む) 大さじ2位
レーズン(ほかのドライフルーツも可)大さじ1〜1.5
オリーブオイル(ほかの植物油でも可) 大さじ2〜3
胡椒 適宜

①りんごは洗って皮を剥き、小さめに薄めに切ります。あまり薄すぎない方がいいです。

②胡桃は刻んで、生ならフライパンで軽くローストします。

③材料全てをよく混ぜて出来上がり。



 植物油を半分くらい減らし、生クリームや
クレーム・フレッシュ、ヨーグルトを大さじ
1.5〜2位入れるとコクのある味になります。

こちらも塩は無くてもシュークルートの塩分のみで。
軽く塩分を足すならフルール・ド・セルや、自然塩を少々…。


☆ ジュニパーベリー/ネズの実
baies de genièvre

フルール・ド・セル(塩の花)

次回はシュークルート・ガルニです。


動画でわかりやすく☆
それではまた☆


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