La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

ディアマン Sablés diamant

2022-09-19 19:41:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。
今回はディアマンというサブレの作り方を紹介します。
特に簡単で材料も少ないですが、とっても美味しくてみんな大好きな味。おすすめです。
卵も入らず、ベーキングパウダーなども使いません。
型もいらなくて、速くできます。

ディアマンとはダイヤモンドのこと。
周りにまぶしたお砂糖がキラキラしてダイヤのようなイメージのお菓子です☆

大体の工程は娘にやってもらいました。
お子さんとも一緒に簡単に作れますよ😉

ディアマン
Sablés Diamant 
【材料】
(天板約2枚分 3〜4cm位のディアマン40〜50個位)
⚫︎小麦粉(薄力粉等)type 45  300g
⚫︎バター 170g
⚫︎砂糖(グラニュー糖や粉糖)  90g
※バニラシュガー(5g位)または、バニラビーンズ(1/2〜1本分)または、バニラエッセンス(濃縮タイプで数滴)など
⚫︎周りにまぶすグラニュー糖 適宜(50〜100g程度)
⚫︎塩(自然塩, 塩の花があれば尚可) ひとつまみ
※生地の半量に入れるココアパウダー 15g位
※はオプションなので、無くても可
半量レシピ
(全量レシピより少量で作る場合にどうぞ)
⚫︎小麦粉(薄力粉等)type 45  150g
⚫︎バター 85g
⚫︎砂糖(グラニュー糖や粉糖)  45g
※バニラシュガー(2.5g位)または、バニラビーンズ(1/4〜1/2本分)または、バニラエッセンス(濃縮タイプで数滴)など
⚫︎周りにまぶすグラニュー糖 適宜(25〜50g程度)
⚫︎塩(自然塩, 塩の花があれば尚可) 少々
※生地の半量に入れるココアパウダー 7.5g位

【作り方】
①室温で柔らかくしたバターに砂糖を加えて混ぜます。(事前にキューブ状など、小さめに切っておくと混ぜやすいです)
②あればバニラシュガー、またはバニラビーンズ、バニラオイルやエッセンスを加え、塩も入れて混ぜます。
③白っぽくなるくらいにすり混ぜて、小麦粉をふるい入れます。
④大まかに混ぜたら、手で混ぜます。最初は揉み込むようにしてから、手の腹で押し上げる様な感じですり混ぜていきます。
⑤半量をカカオ(チョコ)風味にする場合は、約半量を取り除いて、残りの生地にカカオパウダーを振り入れて更によく混ぜます。
⑥よく混ざったら、両手で両方の生地を転がしながら伸ばして円筒状にします。直径の目安は3-4cm位ですがお好みの大きさでどうぞ。
⑦⑥をそれぞれラップに包んで1-2時間くらい冷蔵庫で寝かします。一晩寝かせても◎
⑧⑦の生地に、グラニュー糖を敷いた容器の中で転がして全体に砂糖をまぶします。
⑨⑧の生地を1cm程度の厚さに切ります。
⑩⑨をクッキング(ベーキング)シートを敷いた天板に並べて、180度に熱したオーブンで15〜20分くらい焼きます。※オーブンや、生地の量厚さにより違いあり。
⑪様子を見て好みの焼き色がついたら取り出して、出来上がりです。
粗熱が取れたくらいの温かいうちに食べても冷ましてからでもとても美味しいですよ。😉
カカオパウダーの代わりに粉末の抹茶を練り込んでも美味しいです。
バニラシュガーはバニラビーンズを取り除いたバニラの鞘を利用して作れます。
こちらで紹介しています。
✴︎クレーム・パティシエール(カスタードクリーム)の作り方
クレーム・パティシエール (カスタードクリーム) - La Table d’Eden / エデンの食卓

クレーム・パティシエール (カスタードクリーム) - La Table d’Eden / エデンの食卓

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✴︎フルール・ド・セル fleur de sel (塩の花)




✴︎製菓用カード、スケッパー


✴︎バニラオイル

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普段用にもお客様へのお茶菓子や、手土産にもなります♪
材料も少なくいろいろ買い揃えなくてもすぐ作れますので、是非作ってみてくださいね。
動画でわかりやすく☆
それではまた。
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いつもありがとうございます。


ズッキーニのフラン Flan de courgettes

2022-09-10 20:11:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。
今回は、コルジェット(ズッキーニ)のフランを作ります。

フランは卵とクリーム、牛乳などを併せて焼くお菓子や料理で、お菓子のイメージが強いですが、野菜等を入れた食事系タイプもあります。

Flan de courgettes 
フラン・ド・コルジェット/ ズッキーニのフラン

【材料】
ズッキーニ 大きめのもの 2本
玉ねぎ 1個
卵 3個
生クリーム 50cc
オリーブオイル 大さじ1位
チーズ ※エメンタールやグリュイエール等 70g
パルメザンチーズ 30g
塩 小さじ1位 ※トータルで(目安)
胡椒 適宜
パセリ(またはバジル) 1束 (刻んで大さじ2〜3)

【作り方】

①玉ねぎは薄切りに、ズッキーニは薄めの輪切りか角切りにします。





②チーズは塊ならおろします。※おろしチーズならそのまま使います。




③パセリやバジル等のハーブを刻みます。生のものが無ければドライのハーブでもいいです。


④フライパンを熱し、オリーブオイルを入れ、玉ねぎを炒めます。※かなりしっとりし柔らかくなって色が変わってくる位までが目安。





⑤④に①で切ったズッキーニを加えて塩を加え更に炒めます。油が馴染んで表面にやや透明感が出る程度まででOK。中まで火が通らなくていいです。



⑥アパレイユ(卵液)を作ります。
ボールに卵を割り入れかき混ぜ、生クリーム、塩胡椒をして混ぜます。



※塩は⑤で半量、⑥でもう半量を目安に入れます。(自然塩でなければ少なめに。)

⑦⑥におろしチーズ、パルメザン系(無ければ全ておろしチーズでも可)の粉チーズを加え混ぜます。



⑧⑤で炒めた玉ねぎズッキーニを軽くオリーブオイルを塗ったグラタン皿などに入れます。



⑨⑦の卵液とチーズを⑧の野菜にかけ、上に③のパセリ等のハーブを散らします。






⑩ 200度に熱したオーブンで、15〜20分焼きます。最初200度で7〜10分位焼き、180度に下げて7〜10分位が目安です。※オーブンにより焼き加減に違いあり。



⑪焼き色を見て、取り出します。熱々も冷めても美味しいです。マヨネーズやケチャップを合わせても◎



※自家製マヨネーズ(粒マスタード入り/お子さんには無しでも)と生クリーム半々で簡単ソースになります。ズッキーニのフランに合います。茹でたり焼いたりした野菜や肉魚類にかけても美味しいです♪



★簡単自家製マヨネーズ
フレンチスタイル・手作りマヨネーズ - La Table d’Eden / エデンの食卓

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みなさんこんにちは。今回紹介するのは、マヨネーズの作り方についてです。フランス料理の基本であり、さまざまな料理に使われ、冷製ソースに応用されるものなので、覚えて...

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✴︎グラタン皿 パイレックス


肉料理などの付け合わせにもなりますし、おつまみや、ちょっとしたおかずにもなります♪


動画でわかりやすく☆


それではまた。


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いつもありがとうございます。

ラタトゥイユ- Ratatouille

2022-09-03 18:11:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回ご紹介するのはラタトゥイユです。
南仏の名物ですが世界中で有名な料理ですね。
温かくても冷たくても美味しく、普段用にもおもてなしにも活躍します☆



★ラタトゥイユ★
【材料】

玉ねぎ 1個
にんにく 1-2片
ズッキーニ 大1本 小さければ2本
パプリカ(赤か黄色) 1個
ナス 大1個 小さければ2-3個
トマト 大2個 (小3-4個)
オリーブオイル 大さじ2-3
ワイン(白かロゼ) 1/2カップ
塩 小さじ1/2-1 位
胡椒 適宜
ブーケ・ガルニ 1個 
(ローリエ、タイム、ローズマリー等でも可)

【作り方】
①玉ねぎは皮を剥きみじん切りにします。


②ズッキーニは輪切りが小さめの角切りにします。


③ナスは角切りや銀杏切り等で小さめに切ります。小さい細身のものなら輪切りや半月切りでもOK。


④パプリカはワタやタネを取り、小さめ(2-3cm程度)に切ります。



⑤トマトはヘタを取り2-3cm位の大きさに切ります。タネも入っていてOK。






⑥ニンニクはすりおろしておきます。


⑦ブーケ・ガルニは作る場合は用意しておきます。
※ハーブ等が無くても、ローリエ程度は入れた方が風味が良くなるのでおすすめします。


⑧鍋に大さじ2くらいの中火から弱中火程度でオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、にんにくを炒めます。


⑨ズッキーニ、パプリカ、ナスを加えて炒めます。ナスを加えたらオリーブオイルを大さじ1程度加えると脂を吸ってしっとり柔らかくなります。


⑩トマトを加えて炒め、白ワイン、塩胡椒を入れ、ブーケ・ガルニを加えます。



⑪蓋をして蒸し煮にします。(柔らかさの好みによりますが20-30分位目安)


⑫蓋を取り、ブーケ・ガルニを取り出し、味を見て薄ければ塩を足し、混ぜて馴染ませたら出来上がり☆





☆ブーケ・ガルニの作り方
ブーケガルニの作り方/ 定番とパック詰め、2パターン紹介 - La Table d’Eden / エデンの食卓

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みなさんこんにちは今回は、ブーケ・ガルニ/ブーケガルニ(Bouquetgarni)の作り方を紹介します。フランス料理では避けて通れないこの用語、聞いたことはあるけど結局なんなの...

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ラタトゥイユは語源は18世紀には存在したようです。現在のレシピの元になるものは1900年代の前半にいくつか似たレシピが残されていますが、違いがかなりあり、実際に現在のようなレシピが登場したのは1952年と言われています。

そして南仏(ニースやプロヴァンスなどのラタトゥイユレシピがあります)からフランス全土に家庭料理の定番として広がったようです。


大量に作って、カレー粉を入れてカレーにしたり、キッシュの具材にしたり、ピザやパスタのソースにしても美味しいです。


☆オリーブオイル