La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

フランスのトマトの肉詰め—トマト・ファルシ

2021-09-28 11:50:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、フランス家庭料理の定番、トマトファルシ(トマトの肉詰め)を紹介します。

フランスではファルシを作る用の大きめで中に詰めやすいトマトが売られていますが、小さめのトマトで沢山作っておもてなしやパーティー料理などにもいいです。

フランスでは、お米を付け合わせに使うことが多いです。
今回はバスマティライスにターメリックを入れて色付けしました。
お米はなんでもいいので、お手持ちのものでどうぞ。

トマト・ファルシのファルシとは、
詰め物をした、詰められたという意味で、
お肉などの詰め物をファルスといいます。

トマト・ファルシ
【材料】4人分

⚫︎トマト 大きい物なら4個
    中位以下なら8個
⚫︎玉ねぎ 大1個 小なら2個
⚫︎にんにく 1片
⚫︎ひき肉(豚肉か合い挽き肉) 400g前後
⚫︎パン粉 大さじ2
(食パン半切れ位でも◯)
⚫︎牛乳 大さじ2
⚫︎塩(ファルス用) 小さじ1/2位
⚫︎胡椒 適宜
⚫︎植物油(玉ねぎ&にんにくを炒める用)大さじ1
⚫︎オリーブオイル 大さじ1〜2
⚫︎ハーブ(刻んだパセリやバジルなど) 大さじ1 ドライなら 小さじ1
⚫︎米(付け合わせ用) 1〜2合
⚫︎ターメリック(無くても可) 適宜(1振り程度)
米に入れる塩小さじ1/4〜1/2位
※コンソメ(ブイヨン)などを小さじ1/2〜1位入れても可

【作り方】
① 玉ねぎ、にんにく、ハーブを刻んでおきます。


② 熱したフライパンに油を引き、にんにく玉ねぎを炒めます。やや色が変わるまででOK。取り出して冷まします。


③ パン粉(又は食パンを小さく切ったりちぎったもの)に牛乳を入れて混ぜます。


④ ボールに②ひき肉、③、塩胡椒、ハーブを入れ、よく混ぜます。


⑤ トマトを上部を切り取り(厚さ1〜1.5cm目安)中をくり抜きます。
(くり抜いた中身と水分も取っておく)



⑥ トマトの中身の塊を芯をのぞいてからみじん切りにし、汁(トマトの水分)を別にしておきます。


⑦ くり抜いたトマトに④を詰めて蓋をします。


⑧ 耐熱皿に米(洗ってザルにあげておくか無洗でいいものはそのまま)を入れ、⑥と足りない水分に水を足す。



⑨ ⑧に塩を入れ、あればターメリックを入れて、まぜる。


⑩ ⑨に⑦のトマトを並べ、米がある場合はアルミ箔で覆って、180度のオーブンで、45〜1時間くらい焼きます。
※アルミ箔は20〜30分後外します。



トマトの大きさ、オーブンによりかなり時間に違いが出るので時々確認してください。
米がある場合はさらに時間がかかる場合があるので、トマトが小さめの場合や、あまり時間かけたくない場合は、⑧の状態を炊飯器や鍋で別に炊く方がいいです。
水分量は米一合に対し200ml(cc)くらい

お米に塩を入れる代わりに粉末のブイヨンを小さじ1/2くらい混ぜるか、湯で溶いてスープにしたものを水代わりに使っても美味しく出来ます。

ハーブは生でもドライでもOK。
ドライハーブを作って常備しておくと特に買い置きがない時も便利です。

ドライハーブの作り方動画

★フランス家庭料理★

⚫︎仔牛のブランケット


⚫︎サラダ・ピエモンテーズ
(フランスのポテトサラダ)



翌日も美味しく食べられますし、お弁当にも入れられます。


みなさんの、ひき肉のレシピのひとつに是非どうぞ♪



動画でわかりやすく☆



それではまた。

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フロマージュ・ブランのケーキ -gâteau au fromage blanc

2021-09-22 19:47:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。

今回は、フランスのチーズケーキ、フロマージュ・ブランのケーキ — gâteau au fromage blanc を紹介します。

フロマージュ・ブランは、フロマージュ・ブランのディップソースの動画でも紹介したことがありますが、熟成度の低いフレッシュチーズで、その名の通り真っ白な、ヨーグルトのような見た目のチーズです。
ヨーグルトではないのですが、ヨーグルトでも代用出来ます。
ギリシャヨーグルトが良いですが、なくても普通のヨーグルトを水切りして使う事が出来ます。
一般的なチーズケーキより、あっさりさっぱりした仕上がりです。

フロマージュ・ブランのケーキ
(直径20cm程度の型用)
【材料】
フロマージュ・ブランまたはギリシャヨーグルト
  375g(水切りヨーグルトでも◯)
砂糖 90g
卵 3個
小麦粉(コーンスターチでもOK) 75g
塩 1〜2つまみ

(直径15cm以下の小さい型用)
フロマージュ・ブランまたはギリシャヨーグルト250g(水切りヨーグルトでも◯)
砂糖 60g
卵 2個
小麦粉(コーンスターチでもOK) 50g
塩 ひとつまみ
↑直径25cm前後の大きい型ならこの2倍量位を目安に

【作り方】
① 卵は卵黄卵白に分けて置き、卵黄に砂糖を入れ白っぽくなるまで混ぜる。



② ①にフロマージュブランか水切りヨーグルトを入れ混ぜる。(ギリシャヨーグルトなら水切り不要)




③ ②に振るった小麦粉を入れ混ぜる。




④ 塩ひとつまみくらい入れた卵白をツノが立つまで泡立てる。



⑤ ④を③に加えざっくり混ぜる。


⑥ 型に⑤を流し入れ、180度のオーブンで30〜40分焼く。(大きめなら更に長めに焼く)


⑦ 型から出し冷めたら、粉糖をかけると綺麗です。
※タルトにする場合は、ブリゼ生地を型に敷き、⑤の生地を流し入れ、同じ要領で焼きます。





●フロマージュ・ブラン



ヨーグルトを水切りする場合、先に100g程度増量し、水を切ってから計り直してください。
多少の誤差は気にしないでください。
分量が少なすぎたら牛乳や生クリームを足して調節してもいいです。


☆フランスの簡単ヨーグルトケーキ

ブリゼ生地に流し込んでタルトにしたものも美味しいです。
市販のパイシートでもOK。

簡単タルト生地
☆パート・ブリゼの作り方


パウンド型で焼いて、テリーヌ風にすると雰囲気が変わります。




レモンの皮のすりおろしや、バニラエッセンス、オレンジフラワーウォーターを入れてもいいです。

レーズンなどのドライフルーツを生地に混ぜて焼いたり、出来上がりにフルーツのピューレをかけても美味しいですよ♪


動画でわかりやすく☆



それではまた。


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ガーリック&ハーブ/胡桃&イチジク/ すぐ出来るチーズスプレッド

2021-09-18 20:01:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、牛乳で作るフレッシュチーズで、2種類のブルサン風のチーズスプレッドを作ります。

牛乳は調整牛乳だと分離しないので、成分無調整牛乳(全乳-lait entier)を使います。
フランスの牛乳なら、冷蔵のlait entier frais になります。

◯成分無調整牛乳

ひとつ目は
ハーブ&ガーリック風味です。

【材料】
成分無調整牛乳 500ml(cc)
レモン汁 大さじ3
(酢を使う場合は大さじ2位)
塩 小さじ1/2位
胡椒 適宜
生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム) 大さじ1〜2
ハーブ (おすすめはチャイブ、パセリ。その他お好みでやってみてください。)
刻んで 大さじ1〜2位
※ドライハーブなら小さじ1〜2位
おろしにんにく 1/2〜1片
※パウダーなら小さじ1/4〜1/2位

生クリームは牛乳を濾した(絞った後の状態の硬さにより量を調節してください。
クリームの代わりをオリーブオイルにしても可。

イチジクと胡桃のスプレッド


【材料】
成分無調整牛乳 500ml(cc)
レモン汁 大さじ3
(酢を使う場合は大さじ2位)
塩 小さじ1/2位
生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム) 大さじ1〜2
蜂蜜 小さじ1(無くても可)
ドライイチジク 30g (2〜3粒位)
胡桃 30g

ドライイチジクを別のドライフルーツにしてもいいです。(レーズン、アプリコット、クランベリー、ブルーベリー、プルーンなど)
胡桃も別のナッツで代用できます。(アーモンド、ピスタチオ、パインナッツ、カシューナッツなど)

【作り方】
①牛乳を45〜65度に温めます。(料理用温度計が無ければ、表面がプツプツし始める頃に火を止めてください)


②火を止めレモン汁を入れながら混ぜ分離させます。





③水分(乳清)を絞ります。乳清は取って置き別の用途に利用できます。
コーヒーフィルターやガーゼ、キッチンペーパーなどで水気を切れます。




⚫︎ハーブ系の場合
塩胡椒、刻んだハーブ、おろしにんにく、生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム)を入れて混ぜます。



⚫︎イチジクと胡桃入りの場合、
塩、刻んだドライイチジク、胡桃、生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム)、蜂蜜(好みで)を入れて混ぜます。





※クリームで硬さを調節してください。

⑤容器に入れ、保存の場合は蓋をして(ラップでも)冷蔵保存します。




◯ブルサン

余った乳清(ホエー)を牛乳代わりにクレープ種に入れても美味しく作れます☆
●いつものクレープ

ドライハーブを入れる場合、手作りはいかがでしょう。
ドライハーブの作り方

★ディップ系いろいろ★

こちらはフロマージュ・ブラン(ヨーグルトでもOK)を使うディップソース
●フロマージュ・ブランのディップソース
ブラックオリーブのタプナード

グリーンオリーブのタプナード




売っているブルサンも美味しいですが、手に入らなければこんな感じで作って、美味しいアペリティフが出来ます。


調整牛乳では出来ないので注意してください。
フランスでは、lait entier の常温で置いてあるものでは無いもの、lait entier frais でやってください。demi-écrémé が一般的ですが、出来ないので注意してくださいね。

動画でわかりやすく☆


それではまた。


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フランスで経営していた店で売っていたキッシュのレシピ

2021-09-14 10:33:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。
今回は、キッシュを2種類紹介します。
最も定番のキッシュ・ロレーヌと、ほうれん草とシェーブルチーズのキッシュです。
シェーブルチーズは山羊乳のチーズです。
どちらも私達が経営していたお店でも定番でしたが、フランス中でも定番です。
レシピは様々ですが…。
キッシュ・ロレーヌは市販のパイ生地を使いました。丸い形でシートごと型入れするだけなので、あっという間。
【アパレイユキッシュの材料】
●26〜30cm位の大きい型用
卵 8個
牛乳 500ml(cc)
塩 小さじ1位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
●22〜25cmくらいの型用
卵6個
牛乳 375ml(cc)
塩 小さじ3/4位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
●18〜20cm位の小さめの型用
卵 4個
牛乳 250ml(cc)
塩 小さじ1/2位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
アパレイユとは卵やバター、小麦粉など
数種類の材料を混ぜ合わせたものです。
基本的に流動性(液状)の生地です。
前回の記事にブリゼ生地の作り方を載せているので、手作りする方はご覧ください。
●キッシュ・ロレーヌ
【アパレイユ以外の材料】
※型の大きさに合わせて加減してください。
パイシート1枚か自家製の生地
ベーコン 200〜300g
おろしチーズ(エメンタール、グリュイエール、コンテなどピザ用ミックスチーズなどでも可)
100g前後
キッシュ・ロレーヌ
作り方
①アパレイユキッシュの材料を混ぜ合わせる
②型にパイシートか手作りの生地を敷く。(写真はパイシート)
③型の底におろしチーズ、上にカットされたものか自分でカットしたベーコンを乗せる。
④アパレイユを流し入れ、180度のオーブンで40〜50分焼く。
●ほうれん草とシェーブルチーズのキッシュ
【アパレイユ以外の材料】
手作りブリゼ生地か市販のパイシート
1枚
ほうれん草 200〜300g前後
おろしチーズ 100g位
シェーブルチーズ 300g位
作り方
①アパレイユキッシュの材料を全てまぜる。
②型にパイシートか手作り生地を敷く。
パイシート↓

自家製ブリゼ生地↓

③ほうれん草を洗って2分程度茹で、水に取り、搾り食べやすい大きさに切る。
④型の1番下におろしチーズを敷きほうれん草を並べる。
⑤シェーブルチーズをスライスし、④の上に並べる。
⑥ アパレイユを流し入れ、180度のオーブンで40〜50分焼く。
シェーブルチーズは手に入りにくいかも
しれないので、その他の白カビチーズ
でもいいですし、クリームチーズや
フェタチーズなどでやっても合います。

全てのキッシュにはおろしチーズを具材の下に敷きます。
上にチーズをかけて焼くレシピが多いですが、アパレイユが下に染み出しにくくなることと、チーズが表面で層になって、固まるのを防ぐためです。

シェーブルのキッシュは、職場でマネージャーの還暦のお誕生日の持ち寄り料理用にしました。
みんなに大好評でした。マネージャーにレシピを教えて欲しいと言われたり…😆
付け合わせにいかがでしょう。
キャロット・ラペ
フランスのポテトサラダ
ピエモンテーズ
他にもお店で定番だったキッシュを追々紹介します。


動画でわかりやすく☆



それではまた☆

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パート・ブリゼ - ブリゼ生地

2021-09-09 16:03:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、お菓子や食事用タルトに大活躍のブリゼ生地- pâte brisée を紹介します。

フランやフルーツとクリーム系アパレイユを流して焼くタルト、キッシュやその他の塩味のタルトなどに合います。

多めに作って冷凍保存もできます。

作り方はとても簡単で、適当にやっても(?)それなりに出来ますので、お気軽に作ってみてください。😆

【材料】
小麦粉 250g
バター 125g
卵黄  1個分
(全卵でも可)
塩  小さじ1/2位
水 50ml(cc)
(全卵なら水は無しか極少量)

※打粉用小麦粉 適宜(カップ1/2程度)
型に塗るバター 適宜


【作り方】
①小麦粉はふるっておきます。作業台やボード上またはボールに小麦粉を盛り、指で穴を作ります。

②その穴に塩、バター、卵黄、水を入れます。全卵なら水は無しか、ほんの少量にします。






③指先でつまむように混ぜていきます。混ざってきたらまとめます。



④手の腹で③を擦るようにして動かす動作を繰り返しながら混ぜ込みます。

 ひとまとめにしてラップに包んで冷蔵庫で寝かせます。最低でも30分以上)




⑥寝かせたら台に打粉をして、綿棒で生地を伸ばします。(丸い型に敷くなら丸くなるように伸ばす)




⑦3mmくらいを目安に伸ばしたら、麺棒に巻き付けて持ち上げ、バターを塗った型の上に広げます。




⑧人差し指で型の溝に沿って、押さえながら型取りして、麺棒で上からゴロゴロ転がし、余分な生地を切り取ります。






⑨生地を切り取った部分を指で慣らして整えて、フォークでそこの部分を刺して穴を開けたら、型取りは出来上がり。





小麦粉はフランスのT55、(中力粉位のもの)を使っていますが、別のタイプでもできるので、あるものでどうぞ。


余った生地はラップして冷凍しておくといいです。
麺棒で伸ばした後クッキングシートの上に広げクルクル巻いて冷凍すると解凍後すぐ型に敷けます。

今回私が使った型は直径26cmくらいのタルト型ですが、もっと小さい20cm位のものなら2台分は取れます。

タルト型 26cm
20cm

スケッパー(カード)






動画でわかりやすく☆



それではまた。


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フレンチトースト- パン・ペルデュ

2021-09-05 10:27:00 | フランス菓子/作り方とレシピ/les cours de patisserie
みなさんこんにちは。

今回はフレンチトースト、パン・ペルデュを紹介します。

とても簡単(すぎ)で覚えやすいレシピです。

材料 (1人分)

⚫︎パン(バゲット、食パン、
カンパーニュ、ブリオッシュなど) 
※バゲットなら1/4本位、
食パン(厚切り1枚位、薄切り2枚位)
⚫︎卵1個
⚫︎砂糖 大さじ1
⚫︎牛乳 100ml(cc)
⚫︎バター 大さじ1/2〜1位 

卵の個数=人数で分量を増やして簡単に計算出来ます。

① アパレイユ(卵液)を作ります。
 ボールに卵を溶き、砂糖、牛乳を加えながら混ぜます。




② ①にパンを浸します。食パンなら裏返しながらサッと浸して、バゲットなどなら15分以上浸します。




③ ②のパンを、弱中火のフライパンにバターを溶かしたところに入れ焼きます。(片面につき3〜4分が目安)




④ 取り出して、好みで粉糖やグラニュー糖を表面にふりかけます。







オーブンで焼く場合は、グラタン皿(バターを塗っておくと良い)などにアパレイユ(卵液)に浸したパンを並べ、小さく切ったバターを数カ所に乗せ、砂糖を軽くふりかけ、180度のオーブンで、20〜25分焼きます。




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その他の古いパン再生レシピ。
自家製クルトン


簡単お菓子レシピ
クレープ
カトルカール


※蜂蜜やメープルシロップをかける場合は、アパレイユの中の砂糖を半量くらいに減らします。

パンペルデュは、1589年から1610年まで王であったアンリ4世の好物だったともいわれており、そこから、貴族に人気になり、世界中に広がったようです。

そんなに歴史があったのですね…。


簡単ですぐに作れて、飽きのこない味です。
クレーム・シャンティイやバニラのアイスクリームなどを添えれば、デザートになります。

是非作ってみてください♪



動画でわかりやすく☆




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フランスの食事用のチーズスフレ

2021-09-02 18:55:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、チーズスフレ- soufflé au fromage を紹介します。

お菓子のスフレでは無く、塩味の食事用です。
チーズはコンテチーズを使っています。
フランスで最も生産量の多い硬質チーズです。

義理の叔母に「今度スフレを作って」と言われ、「フロマージュはコンテじゃなきゃダメよ。」との事でしたが、他のチーズでも出来るので、溶けるタイプの手に入れられるチーズでやってみてください。おろしてあるピザ用などのチーズでも出来ます。

コンテは熟成度が様々なタイプが売られていて、熟成度が高いほど値段も上がりますが、味も深みがあり美味しいです。




チーズスフレ
1人分のココット型(ラムカン)4〜5個分
【材料】
チーズ 60g
卵 3個
バター 30g
小麦粉 30g
牛乳 200ml(cc)
塩(自然塩) 小さじ1/2
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜

ホワイトソースを作りますが、通常のホワイトソースよりモッタリとして硬めに作るため、牛乳は少なめに入れます。

⚪︎ホワイトソースの作り方
(電子レンジでも作れます)

ではチーズスフレを作っていきます。

① 塊のチーズならおろします。60グラムくらい(多少多くても可)用意します。卵は卵黄、卵白に分けておきます。




② ホワイトソースを30gのバター、30gの小麦粉、200ml(cc)の牛乳塩胡椒ナツメグで作り、ボールに移します。




③ ②にチーズと卵黄を加えて混ぜます。




④別のボールに卵白を泡立てます。(ツノが立つくらいまで)




⑤ ③に④を併せて、スパチュラなどでさっくりと混ぜます。練らない様にしてください。




⑥バターを塗り小麦粉を振ったココットなどの型に⑤を流し込みます。フチを親指でぐるりとなぞり、くぼみをつけます。(綺麗に持ち上がりやすくなります)




⑦180度くらいのオーブンで25分くらい焼きます。※オーブンや型により違いがあります。
しぼむので途中で開けないでください。


⑧取り出して、すぐに食べてくださいね。








空き瓶などでやってもいいです。





☆その他チーズ料理

⚪︎カマンベールのフライ


⚪︎カマンベールのオーブン焼き





白ワインと合わせて前菜に、赤ワインにも合います。ハムやサラダなどと一緒にメインにもなります。

大きな型で焼いて取り分けてもいいです。食感も変わります。

オーブンから出すと、どんどんしぼんでいくので、とにかくすぐ食べてください。
お皿やカトラリーや飲み物を用意しておくといいです。

少ない材料でできるシンプルで美味しいフランスで一般的なチーズスフレです。
是非作ってみてください☆


動画でわかりやすく。


それではまた☆


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