それでも・・

ここに日々の全てを記す

バイクで海を渡った

2023-07-25 15:50:56 | 

この旅の目的はほぼこの記事の中に詰まっていると言っても

過言ではない。

 

人からすればくだらない事かもしれないけど

俺自身は

この記事の内容のために今回動いていたと言って

間違いない。

 

道の駅あきた港で

ベンチに座って

この先のことを考えた時、

 

本当に実感した。

 

今夜、本当にフェリーに乗れる。

まぁ予約はしてないから

実際に行って確認取れてはいなかったけど

 

これで、いよいよ北海道にバイクで行けると

 

もう何年前か忘れたが

あの夏の暑い日

8/31だったと思う、

記事を振り返れば出てくるだろうが

完全に成り行きでオークションで

たまたま見かけた今のバイク

直して乗ればいいだろうと

軽く考えて落札して

取りに行ったが最後

書類ありと書いてあったその書類は

完全抹消で

 

相手は外国人みたいで

事情がわかっていないのか

故意でやっているのかはわからないが

絶望したあの時、

 

その時から

JR一駅分パンクしたバイクを押して帰り

途中で倒れたりしたが

何とか家に持ち帰り

フレームから買い直して

走れるようにして

完調になるまで数年を要した

俺の知識が無かったのもあるが

キャブの部品が足りないのに気が付くのに数年

 

あのバイクからすれば前オーナーが完全抹消していることからも

世から消えて欲しいと思っていたんだろう、

そんなバイクだからこそ

余生的な思いで俺も乗っていたが

 

そんなバイクで北海道へ渡るとは

夢にも、俺自身も思わなかった。

 

だからこそ

感慨深いものがあるわけで

 

途中、走れなくなったら

その時点で廃車して俺だけ帰るかもって

ある意味そこまで覚悟して今回来ているのもあった。

 

でも、

このあきた港まで来た時に

ほぼ北海道へ渡れるって思って

なんかジンときたのは確か

 

その数時間後

 

俺は青森港フェリーターミナルに居た。

 

 

ココも何年か前に来た。

 

前回は車は置いて行った。

フェリー代が高いからね。

 

前回は目的が2つあった。

スロで勝つこと

それと神社へ行くこと

 

その2つだけだったので

移動手段が必要とは思わなかった、

なのでフェリーで自分だけ移動するという方法を選んだ。

 

今回は向こう岸でバイクに乗ることが目的なので

バイクを運ばないとならない。

 

フェリーで北海道を目指す場合

何航路かあるんだけど

基本は大きく分けて2つ

長距離のフェリーに乗るか短距離のフェリーに乗るか、

 

で、

お金の面で言って基本長距離は無理。

それに

基本長距離のフェリーは時間がかかる。

まず1泊では着かない。

この場合の1泊というのは

夜出て朝着くという意味の1泊ね。

 

つまり、どこから出発してもほぼ1泊半以上はかかる。

要するに2日は取られるってことになる。

 

あとは客室を個室とかでも取らないと

俺的にはかなり厳しい、

 

そういう理由から初めから長距離フェリーという選択はなかった。

 

で、

元々この旅のプランを考えた時に

当初は昔よく使っていた、大間ー函館の航路を考えていた。

 

これが一番安くて乗っている時間が短い。

 

以前はそうだったんだ・・・

 

ところが、今回色々考えたんだが

ココがかなりのネックだった。

 

青森ー函館の航路は

2社が運営していて

津軽海峡フェリーと青函フェリーなんだけど

 

料金面で言うと

青函フェリーの方が安いんだよね。

それで

大間ー函館の航路は津軽海峡フェリーが運営をしていて

これが

料金が大間ー函館の料金と青函フェリーの青森ー函館とほぼ同じなのよ。

 

そう考えると

大間ー函館を使う意味って?

ってなってしまって

それでも

どうにか大間ー函館を使えないかと考えたんだけど

今度は時刻表の問題で

 

フェリーに乗るのは出来れば夜が良いんだよね。

結局、俺自身がバイクで動けない時間、動きたくない時間に

フェリーでの移動をすれば

その間距離を稼げるって思うので

 

昼間に乗るってなるとその時間をわざわざ作らないとならないので

行程が遅れることになるから

 

で、

ここのスケジュールを最後までパズルを組むみたいに考えたんだけど

最終的にいい方法が見つからず

断念して

行き帰り青函フェリーを使うことにした。

 

 

 

あまり詳しくはないけど

津軽海峡フェリーはどっちかと言うと一般客向け

青函フェリーはどっちかと言うと業者向けって感じなんだろうな

基本トラックの輸送の方でやっている感じはする。

だからバイクもそんなに多くは積めないって感じで

受付に行ったら、まず積めるか分からないって言われた。

 

そんなことあるの?って思ったけど

長さを測ったり

スペースもあんまりないんだね。

 

とりあえず積めるってことになって

20時半の便で函館へ

 

 

船内も船によってかなり違う。

勿論2等でしか取ってないから雑魚寝一択だけど

 

この日はそれほどここでの時間は重要ではなかったから

寝れても寝れなくてもさほど問題ではなかったんだけど

それでも椅子に座ってジッとしているのもなんだったので

3階の雑魚寝で寝て過ごした。

 

忘れていたが

バイクは入船が一番なんだ。

積み込むのが一番最初で降りるのは一番最後

なので

最初船内に入ると誰も居ない状態なので

場所取りは楽、それに入ってすぐシャワーを浴びてみた。

以前に乗った時使わなかったので

どんな感じか使ってみたかったというのもあって、

しかし、備え付けに洗うものがないので

シャンプーとか石鹸はないと

ただ流すしか出来ない。

事前に準備して行かなかったのは失敗だった。

 

で、

 

1時近かったな、函館に降りたのは

 

行き先は決まっていた。

寝るつもりだったので

松前方面へ

 

深夜だったからというのもあったけど

第一印象は寒い。だった。

 

これのせいで予定をやっぱり大幅に変更することになるんだけど

 

とりあえず、寄るところ

 

コンビニ

 

このために来たんだよ。

 

まるで忘れものを取りにきたような

 

 

ハセガワストアの焼き鳥弁当

 

以前来た時に食べ忘れた。

 

多分初めて函館に来た時に何の気なしに入って買ったのは

覚えているんだが

この弁当を買ったのかどうかまでは

覚えていないんだ。

 

なんか美味いもの売っているコンビニだなっていう

記憶はあるんだけど

勿論セコマじゃなくて函館限定のだったていうのは

覚えていたんだけど

ハッキリコレ、とは覚えていなかったんだ。

 

だから今度こそ確実にコレを食べに来たんだ。

 

 

真っ暗な道の端で

波音が聞こえるところで

 

一人で食べたけど

 

美味かった。

これを食べたくてここまで来たんだ。

 

この旅の目的はこれでほぼ果たされた。

 

 

 

 

 


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