忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

野良猫バトル part5

2013-05-06 | 日記
昨日5匹目の野良猫が自作の猫ワナに掛かった。
今回は白と黒味がかったトラ模様が半々の比較的美人の野良猫である。

餌の魚肉ソーセージは仕掛けてから6日ほどは経っており完全に干からびてしまって
いたはず。
相当空腹だったのか、それとも干からびた方が猫にとっては食べごろなのか。
前回も前々回も、そろそろ取り替え時期かと思った頃に掛かっているので、あるいは
干からびた方が猫を呼び寄せるような匂いが出るかも知れない。
 捕捉第五号目の野良猫


そして今回は餌を完食している。これまでのケースでほとんど餌は食べられないまま
残っていた。扉が閉まった音に気付いてどうにかして逃げ口を探そうと必死になる
のが通常の野良猫。
この猫は入り口の扉が閉まってもなお食べ続けるとは相当肝が据わっている大物な
のだろうか。

それにしては近づくと口を開けて威嚇する。

この猫も前に捕獲した猫と同様、車のトランクにケージごと積んで自宅から少し
離れた山林で開放してやった。


今回で5匹目となる。最初に仕掛けてから50日足らずの間に5匹である。
そろそろ野良猫仲間の間で「あのうちに入ったらなぜか仲間が忽然と消える。」と
いうふうに噂をしあっているかもしれない。



捉えた猫を放逐するためにわざわざ離れた山林まで車で運ぶのが正直面倒になって
きた。加えてベランダで日干しした布団への被害を怖れていた家人も、最初の頃は
凄いと感心していたのに最近はまたかというふうに変わってきた。

そもそも猫ワナを自作してみようと思ったきっかけは、庭の池で可愛がっていた
金魚を野良猫がヒュッと捕らえて逃げるところを目撃したことだった。それまでも自宅
の庭に闖入し、我が物顔で闊歩するのに閉口して追い立てていたのだがこの一件で
完全に堪忍袋の緒が切れたのである。

しかしもう金魚の恨みは十分に果たせたし、完全オリジナルの自作猫ワナの性能の
よさも立証できたようだ。しばらく野良猫とのバトルは休戦としようかと思っている。