忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

サンルームの、屋根葺き替え

2015-02-16 | 日記

 義母が使っているサンルーム。設置から約30年は経つ。

子供達(孫)がまだ小さい頃に子供たちの遊び場にするとか、趣味である山野草の温室として
使うなどといって設置したが、完全に物置となっていた。

義母は片付けの全くできないADHD(注意欠陥・多動性障害)な人。ここも物置というより何で
も詰め込む”ゴミ屋敷”と化していた。

そのサンルームの屋根が、以前から全体的にひび割れていたはいたが、数日前の強風によって
とうとう40cmx60cmほど吹き飛ばされて大穴があいてしまった。


ところが、業者に葺き替えを頼むでもなし、さりとて何らかの処置をするでもなく数日が経った。
余りの汚さで恥ずかしいのか外部の業者に頼めないようである。

そこで、葺き替えを受け合う(といっても材料費、労賃ともにゼロ)ことにし、この際これを口実に
ついでに中味を一掃することにした。何しろ想像を絶するくらい汚い。

屋根はポリカーボネート製6mm厚の複層板で、耐用年数は公称10年というからよく持った
方だといえる。ところが2つのホームセンターには4mm厚は置いてあるが6mm厚のものは
ない。二枚をつなぐ部品も、屋根の骨材に固定する金具のようなものも当然ない。屋根に留めて固定する部品もない。そこで汎用の波板を使って吹き直すことにした。

655x1820(6尺)が7枚。それにフック付の留めネジを昨日(2/14)購入。そして内部の
ゴミの一掃。
出るは出るは・・・。園芸用の土、肥料、殺虫剤。植木鉢。板、木材。蛸壺やろくろ、虫籠まで
ある。
蛸壺は絵の素材という。何で・・・・。ろくろは一時趣味として陶芸に凝っていた時の”残骸”である。

昨日は部屋の片づけだけに終わり、葺き替え始めたのは今日になってから。
ところが古い屋根材を剝して見ると雨樋が土で一杯になり、表面は苔むしていた。
ちり、埃だけで5cm程の深さの溝が埋まっている。その年月を長さを物語る。
樋の傾斜がほとんどないので仕方がなくはない。

溝掃除に意外と手間を喰った。そして嵌めてみると定尺の1820mmが僅かに長過ぎて、
25mmほど切り縮める必要があることがわかった。初めは割れないように慎重に鋸で切り
始めたがなかなか切れない。

そこで鋏で切ってみると簡単に切れる。初めからハサミで切っておけばよかった。

また実際に嵌めこもうとすると両端がなかなか収まらない。後嵌めはなかなか難しい。
板がいったん収まれば後は電動ドリルで波板の山の部分に穴をあけ、フックを通して骨材
に固定するだけなので時間はそれほどかからない。

そんなやこんなやで手間取って数時間もあれば完成と目論んでいたのがとうとう途中で
日没となった。

本日は7枚中4枚で終わり。明日の天気予想は小雨という。雨で中のゴミが洗い流されれば
いいのだが小雨ではそうもいかない。


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