しま美の 日々是感謝 日記

日々のくらしの出来事の中で何か一つ「良かった」を見つけます。時々「驚いた」「不思議だ」があるかも 京都市在住😸🐱🙀

京ぶら散歩 冬の六角堂

2024-02-18 | 日記
こんにちは~
節分を過ぎ、もう立春。
と思ったら、あっという間にバレンタインデーも終わり、
何となく昔ほど寒さを感じないまま冬が終わっていくような気がします。
自然や季節を感じられるものをテーマに綴ってきましたが、
今日は街中の景色を写してきました。
安直にスマホ撮影ですが…。

京都市の地図のど真ん中辺りに、
六角堂というお寺があります。

敷地はあまり広くはありませんが
賑やかなメインストリートがそばにあるとは思えない
大変静かなスポットです。
鐘をつく音も響き、
一時、ほっとしました。

華道の池坊にゆかりのあるお寺で
以前もブログに書いたことがあります。
信仰的には詳しいことが分かりませんが、
ちょっと写真に撮ってみたいというようなものが
たくさんあって、
興味深いです。

枝垂れ桜の枝だと思うのですが…
おみくじが結ばれています。
花のない時期に花のようです。

本堂の様子



お土産屋のような場所。

イラストレーターさんの色紙が飾ってあったり
何でもありの様相
和菓子も販売、お菓子屋さんの幟(のぼり)も立っていました。

仏教と神道とお地蔵さんと…


横になっているお地蔵さんもおりました。

たくさんの人の願いの集まり、でしょうか。

ふと、よじれ方がスゴイ樹木が気になりました。

その全体像です。
大変な古木です。

通常、京都市には白鳥はやって来ませんが
ここに何故か飼われています。
これも池坊の美というものなのでしょうか

寺の境内と池坊華道会館はつながっていて
ふと振り向くと華道会館の入り口です。
まぁ、きれいなお花が生けてあるワと思ったら、作り物でした。

ここはさすが、美的な一角でした。

それではまた…😊 

今年も柿の実が色づいて来ましたけど

2023-10-29 | 日記
今年も柿の実が色づいて来ましたけど
昨年ほど実が付いていないようです。
昨年の様子はコチラ


同じ時期に投稿しています

鳥たちもにぎやかに、
数少ない我が家の柿を食べに来て
このときばかりはあまり逃げません
食べることに必死なのでしょう

まだ完全に熟していないと思うのですが
早々と食べています
もしかして今年は食べ物が少ないのでしょうか
地球温暖化の話や
山が切り開かれて自然が少なくなり
熊やイノシシ、鹿などが人里に下りてくる話などが頭をよぎります

今こんな感じですが
あと一週間したらもっと色づくでしょう

たわわに実っている枝はないようです
それでも同じ場所に複数個着いている枝もあります。
その場合、一つだけが赤くなって、その隣の実は青い状態だと
まだ収穫できません。
この写真の部分は均等に色づいているようですが

これは道路に向かって一つだけ出来ています
ここは鳥が狙いやすそうです



脚立や長はしごを使って手でもぐことができれば
赤い実だけ、鳥に食べられる前に収穫出来るかも知れませんが
高い所に登るのは危険なので止めています
そうなると長く伸びる枝切りばさみで、実が着いている枝ごといっぺんに切り落とすしかないのです
それなので実の集合体全体が赤くなるまで我慢してしまいます

鳥は実の半分は青くても、一部が赤ければそこだけを食べることができます

ウチの数少ない柿
赤くなるまで待っていてどれだけ食われずに残るだろう
今年はそんな気持ちです






キーウバレエ

2023-09-17 | 日記
また 少し前の話になるのですが

京都に ウクライナのバレエ団が来ました
京都市は そもそも 旧キエフ と呼んでいた キーウと姉妹都市です
思えば 何十年も前からキエフバレエ団 と呼ばれていた一行は
毎年京都市に来てくれて
大抵 白鳥の湖を踊ってくれておりました
京都と姉妹都市 が 所以でありました
言うちゃ悪いですがここだけの話
京都のホールはあまり バレエとかオペラには適していないところばかりで
それにも関わらず キエフバレエ団は
(以前はアマチュアの舞踊家にさえ、あそこの床は立て付けが悪くて踊れるもんじゃないと噂される)
粗末な舞台で踊ってくれていたのです
他の外国からのバレエ団は京都は 完全スルーです
ホールが新しくなった今でも…
数年前、久しぶりにまた見に行こうかとチケットを取ったら
その年はコロナが流行して翌年に延期となり
ようやく コロナの流行が収まって 今年こそ 見に行けるわ と思った その年に ウクライナで戦争が始まったのです
私たちは心配しました
コロナでダメだったけどその次は戦争で来れないかもしれないと
ところが見事に全国ツアーを成し遂げたようです
というのが 昨年のことです
そしてまた今年もやってきたのです
まだ予定は残っているようですので
お近くにお住まいの方は行ってあげてください
何の応援もできないけれど せめてとプログラムを買いました


プログラムの中には 団員の近況と日本公演への思いが綴られています

キーウクラシックバレエ と書いてありますがウクライナの各地のバレエ団から選抜で集まったような感じですね。
戦争が激化した地域のダンサーはとりあえず 国外に逃れたけれども
未だ祖国には戻れていない
そういう方たちがこのバレエ団に合流して
今回やってきてくれたみたいです
まだまだ収束しそうにない戦い
そんな中で世界各国から公演以来があって
世界各地を回っているようです

そういうわけでかえってか 選りすぐりのダンサーたちが集まったとも考えられます
(プログラムの表紙と自分で撮った 花 の写真を合成してみました)

日本人も数名 おられます
日本人の方もウクライナとダンスを愛しておられて…
今年の公演は昨年よりもさらに美しく パワーアップした気がします
今まで見た どのバレエ団 よりも 美しく感じました
ダンサー お一人お一人が 本当に 真剣に踊ってらっしゃったんでしょうね

(適当な模様の写真を背景に画像合成しております)


10月10日が最後の公演日のようです

ブラボー! でした

恩師N先生の書画展

2023-09-07 | 日記
何ヶ月か前の話ですが、
夫の高校時代の書道の先生で
ずっと年賀状と
個展があるときはその案内も下さる方があり
夫も今までは仕事もしていたので忙しくて
全くご無沙汰していたのですが、
今年初め
喪中挨拶のような葉書で
大事な息子さんがお亡くなりになり
若干46歳でガンで、6年も闘病していた等々、
大変丁寧な手書きをプリントしたものを頂きました。

その後しばらくして今度は3人展をするという案内をいただき、
ウチの人が
それでは先生に何かお線香でも持って挨拶に行こう
というので
寄せてもらった美術展でした。

京町家をリフォームした、風通しのよい涼しげで落ち着いた会場
入り口の大きなのれんも
初夏の、蒸し暑いけれど適度な微風にふぁーっとゆれているような、そんな日でした。
来場客を迎えるかのように
入り口に3人の人が立っていたのです。
実はその中の一人が恩師N先生だったのですが、
何十年も経っていて分からず
夫は別の人に話しかけてしまいました。
その真横にN先生がいらっしゃって
逆に先生の方が夫に声をかけるという
本当に尊い先生だと思います。
だってウチの人の容姿も
昔とはかなり変わっていたのに
覚えて下さっていたのですね。

作風はちょっと不思議な感じで
「まるさんかくしかく」がテーマのようです


書画の基本はマルとサンカクとシカクなのかしら
と思ったり

地球上はマルさんとサンカクさんとシカクさんで構成されているのかなあ


と絵の雰囲気からそう感じました。

毎年いただく年賀状はこの絵の写しだったんだ
今日はナマで見られたんだなあ
よかった、よかった。


夫によると、先生の方も相当容姿がお変わりになっているようで
昔は体格がよく大きなイメージだったそうです。
けどお会いしたときは大変スレンダーで小柄な方でした。
先生ご自身も大分前に胃がんにかかられたそうで
もう治ったけど、と
さりげなくおっしゃったのですが
なるほど、胃がんで手術をした人はこんな感じになるんだ、
でも克服して創作活動をなさっていて

人生の様々な苦しみや悲しみを乗り越えて
今静かな悟りの境地におられるのかなあ
私はまだそこまで到達していないなあ
でもこのような
とても静かで平和な世界に行きたいな
そんな印象でした。


買っていったお線香とお菓子を渡そうとすると、
「そんなものは持ってきたらアカンよ」
「今度から何も持ってこずに来てね」
と優しくおっしゃられたことが
とても心に染みました。

ご自身の家族のこと、作品のことは何もお話にならず、
ただウチの人に
「今どうしてるん?」みたいな
さりげない会話で聞いて下さって、
難しいことは言わないけれど
作品から漏れ出てくる優しさが
全て物語っているかのようでした。

静かで温かな空気が流れていました。

私の直接の恩師ではないのですが、
お会いできたこと感謝です。



お盆の頃の風景

2023-08-14 | 日記
夏らしい風景といえば何でしょうね。
水辺の風景というのも一つ、夏に見ると涼しげでホッとします。
ということで
水辺の写真をいくつか集めてみました。

7月 終わり頃ですが 植物園で少しだけ 睡蓮の花を見ました




オハグロトンボ
近くの川原の橋の下でたくさん集まっているところを発見しました


オハグロトンボはお盆の頃に現れる虫らしいですが、 今年は7月から見かけております。
体感的には 真夏でしたが自然というのは正直で、実は秋が訪れていたのです。
オハグロトンボは一説には珍しいそうですが 私の家の付近ではよく見かけるのですよね。
川があるからですかね。



4枚の羽が重なるようになっています
近づいてもあまり敏感に飛んで逃げません
草に止まって静かに羽を広げたり閉じたり
その動作がちょっと普通のトンボと違うようです
飛び方も通常のトンボは一直線に飛びますが
オハグロトンボは羽をバタバタさせながら上がったり下がったり
蝶のようにひらひらと飛んでいます。


住宅地の道路で低空飛行しているところを見たりもしますが
このような 草むらだと黒い羽がよく映えます。
光に透かすとまた美しいです。
胴体は少し青く見えます。





こういうところでした。


しばし 自然と一体化しました。