ISPの一つであるぷららネットワークがウイニーの通信を5月から遮断して、同社のネットワーク内ではウイニーを使用できないようにするという対策が話題になっています。
元来、ISP(インターネット接続プロバイダ)はインターネットへユーザの通信機器を接続することだけを主たる業務としてきました。特定のアプリケーションの通信をユーザの要望によらず、プロバイダ側の判断で遮断するなとどいうことは、前代未聞のことなのです。
ISPはインターネットへの接続を提供して、その上でユーザが何をしようと自由だったのです。ISPがユーザのネットワーク利用の仕方にまで干渉するなどということは考えられないことでした。
しかし、今回ぷららはそれをやろうとしています。これを考えても、インターネットは自由な空間ではなくなってきていることがわかります。逆に言えば、このような規制をかけなければならないところまで追い込まれているわけですから、インターネット接続を提供するISPという存在が、われわれの生活になくてはならないものになっていると言えるのかも知れません。
今回の対策は、情報セキュリティ対策上有効なことはいうまでもありませんが、インターネット上の自由な通信という観点からみると大きな問題提起をしたということになりそうです。
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元来、ISP(インターネット接続プロバイダ)はインターネットへユーザの通信機器を接続することだけを主たる業務としてきました。特定のアプリケーションの通信をユーザの要望によらず、プロバイダ側の判断で遮断するなとどいうことは、前代未聞のことなのです。
ISPはインターネットへの接続を提供して、その上でユーザが何をしようと自由だったのです。ISPがユーザのネットワーク利用の仕方にまで干渉するなどということは考えられないことでした。
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