さて、医院を買い取ったのはチャン・マンスという男でした。しかし、この男が貧しい患者を追い返し、金を払う患者しか診察しないものですから、ホジュンの家に貧しい患者が押し掛ける事態になってしまいました。
それを知ったマンスはホジュンのもとに怒鳴り込みますが、ホジュンに貧しい患者を追い返していることを指摘され、返す言葉もなく今後はきちんと貧しい患者も診療することを約束します。
そこへ、近々科挙が行われるという知らせが舞い込みます。急ぎホジュンは漢陽へと向かうことにします。今回は、医院での兄貴分にあたるイム・オグンも一緒に受験することになり、二人で都へ旅立ちます。
今回はトラブルもなく試験に臨むことができたホジュン。一次試験では他の受験生をしり目にあっという間に解答を作成し、一人試験会場をあとにします。その姿をドジをはじめ他の医官たちも驚きの目でみつめていました。
御医(オイ)、ヤン・イェスはさっそくホジュンの解答をチェックしますが、ぐうの音も出ない様子で、一瞥ののちその場を立ち去ってしまいました。それほど、完璧な解答だったのです。
そして、当然ですが余裕でホジュンは一次試験に合格します。そして、なんと、兄貴分のオグンも一緒に合格することができたのです。ホジュンの受験指導のたまもので、しっかり山を張った部分が出題されたのです。
天にも昇る気持ちで舞い上がるオグンですが、ホジュンは自分で確認にも行かずに宿で勉強をしていたのです。そこへ狂喜乱舞したオグンが駆け込んできて、二人で合格を祝うのです。
二次試験は背講(ペガン)と言われる口頭試験です。受験生が出題者に背を向けて答えることから、こう呼ばれるようです。オグンはさすがに恥ずかしいほど出来が悪く不合格になってしまいますが、ホジュンはどんな難しいと思われる問題にもすらすらと答えてしまいます。
試験官から、準備されている医学書をみて答えてもよいと言われてもそれを断って、すべての質問に最後まで背講の形式で完璧に答えて、その実力を見せつけたのです。
結果は当然の、内医院始まって以来の最高成績で首席合格です。そして、オグンは一次試験に合格の資格があれば、漢陽で仕事に就けると思うのでもう山陰には帰らずここで仕事を探すとホジュンに告げ、お祝いということでホジュンに韓服をプレゼントするのです。
重苦しい話題が続いたあとですが、ここへきて本当に胸がスカッとするエピソードでした。ホジュンは3度目の正直でようやく科挙に合格することができました。正確に言うと、一度目はドジのお供だったのですが、それにしても3度科挙にやって来てという意味では正しいと思います。
これだけのすごい新入りがやってくるとなると、先輩たちはうかうかしてられません。特にドジは心からの脅威を感じてしまうのですが。
ここから、ようやく後半のエピソードの始まりです。次回をお楽しみに。
それを知ったマンスはホジュンのもとに怒鳴り込みますが、ホジュンに貧しい患者を追い返していることを指摘され、返す言葉もなく今後はきちんと貧しい患者も診療することを約束します。
そこへ、近々科挙が行われるという知らせが舞い込みます。急ぎホジュンは漢陽へと向かうことにします。今回は、医院での兄貴分にあたるイム・オグンも一緒に受験することになり、二人で都へ旅立ちます。
今回はトラブルもなく試験に臨むことができたホジュン。一次試験では他の受験生をしり目にあっという間に解答を作成し、一人試験会場をあとにします。その姿をドジをはじめ他の医官たちも驚きの目でみつめていました。
御医(オイ)、ヤン・イェスはさっそくホジュンの解答をチェックしますが、ぐうの音も出ない様子で、一瞥ののちその場を立ち去ってしまいました。それほど、完璧な解答だったのです。
そして、当然ですが余裕でホジュンは一次試験に合格します。そして、なんと、兄貴分のオグンも一緒に合格することができたのです。ホジュンの受験指導のたまもので、しっかり山を張った部分が出題されたのです。
天にも昇る気持ちで舞い上がるオグンですが、ホジュンは自分で確認にも行かずに宿で勉強をしていたのです。そこへ狂喜乱舞したオグンが駆け込んできて、二人で合格を祝うのです。
二次試験は背講(ペガン)と言われる口頭試験です。受験生が出題者に背を向けて答えることから、こう呼ばれるようです。オグンはさすがに恥ずかしいほど出来が悪く不合格になってしまいますが、ホジュンはどんな難しいと思われる問題にもすらすらと答えてしまいます。
試験官から、準備されている医学書をみて答えてもよいと言われてもそれを断って、すべての質問に最後まで背講の形式で完璧に答えて、その実力を見せつけたのです。
結果は当然の、内医院始まって以来の最高成績で首席合格です。そして、オグンは一次試験に合格の資格があれば、漢陽で仕事に就けると思うのでもう山陰には帰らずここで仕事を探すとホジュンに告げ、お祝いということでホジュンに韓服をプレゼントするのです。
重苦しい話題が続いたあとですが、ここへきて本当に胸がスカッとするエピソードでした。ホジュンは3度目の正直でようやく科挙に合格することができました。正確に言うと、一度目はドジのお供だったのですが、それにしても3度科挙にやって来てという意味では正しいと思います。
これだけのすごい新入りがやってくるとなると、先輩たちはうかうかしてられません。特にドジは心からの脅威を感じてしまうのですが。
ここから、ようやく後半のエピソードの始まりです。次回をお楽しみに。