森
2011-09-27 | 旅
美幌峠を屈斜路湖に向けて下る途中、脇道の奥に大きな木が生えていました。
なんとも威厳があって、ぼぉ~っと見入ってしまいます。
テントをたたんでいると昨日のスゴイ人がお茶でもどうぞと勧めてくれるので、ちょっと一杯と思い伺えば、話は 「珍しい植物を撮ってまわるのが趣味」「誰にも教えず、そっとしておく」「ネットなどで見つけたといえば、あっという間に絶滅し・・・」「写真だけからでも、場所や日時が分かってしまう」などなど、その道を極めると何でも分かるようになるみたいです。年配の方々のお話はそれぞれに面白くて、ずっと聞いていてもいいのですが、次の予定(そのままいてもいいのですが)もあって・・・切り上げ時を見計らい礼を告げて出かけることに。
しばらく山の中を走り、途中「激流の滝」とかいう看板をみつけ林道に入れば「熊に注意」とか書いてあって心配になるものの、いざカメラを手に取ると、すっかり忘れて撮るのに夢中。
この日、オホーツク海は不思議なほど穏やかな表情を見せていました。とっても静かな海です。
サンゴ草、花の最盛期には一面が真っ赤に染まるようです。
サロマ湖着、テントを張り、辺りをぶらぶらしているうちに日は沈み、羽を休めていた鳥たちが塒に向かって飛んでいきます。
キムアネップ岬のキャンプ場、若いライダー数人が集まり9時頃まで楽しげに歓談。年寄りは蚊に追われテントに戻って眠ります。夜中にはパラパラと降雨・・・