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よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

久し振りの更新です

2015-05-13 | 日記


写真を撮らなくなったせいか、特に書くこともなかったせいか、他に忙しいことがあったせいか
ずぼらな性格のせいとでもいうか、特に何かがあったと云うわけでもなく、
更新しないままあれよあれよという間に日が過ぎてしまった。


さて、写真は祖父の手帳です。随分前に出てきたのですが、なにせ時代は大正の頃、判読しにくい字が数多にて読むのを今まで躊躇っていました。
しかし、手帳はロシアへ出兵したときのもので、戦後70年のいまちょうどいい機会かもと思い目を通すことにしました。

内容は、大正9年3月31日から翌年6月18日まで、ロシア出兵から帰国して除隊するまで、ほぼ毎日の日記です。
当時の祖父は22歳、よくもまぁ根気よく記していたものだと感心したり、こりゃちょっと変わり者だったかもと思ったりです。
で、華々しい活躍が記されているのかと思いきや、特に前線へ行くことも無く従卒として退屈そうな毎日が綴られているのでした。
それでも、日々の天気や、街や住民のの様子や、故郷を懐かしむ思いなど、孫の自分としては楽しませてもらいました。

祖父は、自分が生まれてから間もなく亡くなっているので、何の思い出もないのですが、日記を読んでようやく身近な存在になった気がします。
はて、読まれていることを知ったら祖父はどう思うかな?



ところで、当時ロシアへ出兵したのは、ソビエト連邦が樹立する直前の混乱期、アメリカの要請によるものだったようです。
また、1920年(大正9年)3月から5月にかけてアムール川の河口にあるニコラエフスク(尼港、現在のニコラエフスク・ナ・アムーレ)で、赤軍パルチザンによる大規模な住民虐殺事件=尼港事件というのがあって、そうとう緊張していたようです。

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1 コメント

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貴重な遺品 (まこ)
2015-05-24 23:03:39
それは、貴重なものですね。
本にしてはどうですか。
なかなか興味深いです。ちなみに、わたしの父は特攻隊の基地、鹿屋にいました。若かったので飛行機に乗らずにすんだようです。
戦争はいけません。でも、今怖いですね。
国民は騙されていませんか。
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