おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

パンパスグラスと紅葉と青い空

2013年10月30日 06時30分36秒 | 日記

 パンパスグラスが白い穂を風になびかせていた。

空は抜けるような青い空、一足早く赤くはを照らす樹、暑いね暑いねと思っていると

急に冷え込んで、空の青みも増してきた。

部屋の中にいても重ね着をしないと体が冷える。

そういえば、大相撲九州場所の幟が並ぶ、ウォーキングする海沿にももうすぐカモが渡ってくる。


天高くコスモスの空

2013年10月27日 14時32分18秒 | 日記

 このところたび重なる台風の影響で、灰色の雲に覆われたり雨が降ったりと、ぐずつき気味の空模様が続いた。

台風一過とよく言われるが、今日は透き通るような青空を見ることができた。

 台風が去るとそれとともに夜は急に冷え込んできた。着る物の調整を間違えると鼻がぐずぐずいいだす。

 

地球温暖化といわれながら、小氷河期に入っているともいわれる地球、科学者がいくら頑張ったところで、地球の心は誰も

読み解くことができない。ユニクロに行ってヒートテックを買って寒さに備えるしかないが、当面、短くなった秋を楽しまないともったない気がする。


秋の野分にバラの花も

2013年10月23日 06時30分58秒 | 日記

おうどうもん

   台風がまた来ている。勢力が強そうだから被害が心配される。私が住んでいる九州は、台風銀座と呼ばれるほど台風の襲来が多かった。過去を振り返れば、大船団を募って攻めてきた、蒙古軍が玄界灘方面で壊滅的な被害を受け神風も台風かもしれない。

  例年30号ぐらいまでは、発生しているので今年も発生として例年並みかもしれないが、このところ関東方面に向かう台風が多く、現に台風26号では伊豆大島に甚大な被害を与えている。深夜100mmを超す雨が数時間降り続ければ、何処でも大災害が起きる。

 昔に比べると情報は格段に迅速に得られるようになったのに、人的被害は相変らすに多い。ラジオしかなかった頃は、雑音が混じるアナウンサの声に聞き耳を立てて雨戸に釘を打って、いつでも逃げれるように、枕元に衣服をたたみ緊張の夜を過ごしていたと聞いたことがある。

 水がたまったアンダーパスで動けなくなった車を見るたびに、自己責任とは何かをつくづく考えさせられてしまう。週末の嵐で折角咲いた秋咲のバラも散ってしまうのだろう。

 


八乙女の舞(志賀海神社御神幸祭Ⅱ)

2013年10月19日 06時30分10秒 | 日記

 八乙女は代々世襲で受け継がれてきたものであるが、近年それも崩れてきているという。この日は、5人の八乙女の方が古式にのっとり八乙女の舞を舞われた。奏楽は詳しくないが、太鼓、鈴それにシンバルの小さいものを持ち、鈴を持った八乙女が一回りする。これを三度繰り返して舞は終わる。

  いたって素朴な舞であるが、これがいわゆる舞の原型であるといわれている。この後に龍の頭を持った若者がこれも三度龍の動きを模して舞う。 お仮屋での儀式を終えるとお上りをされが、終えるのは、日にちをまたぐことになる。 

 


闇夜のお下り(志賀海神社御神幸祭)

2013年10月16日 06時27分11秒 | 日記

 

 歴史的にも金印が発掘されたことで有名な福岡市東区に位置する志賀島は、また綿津見神を祭神とする安曇族の神の島でもある。安曇族は綿津見神の子である穂高見命が神祖である。 島では、毎月なにがしかの祭りがとり行われている。別に観光俗化してるわけでもはなく、島民のための祭りのとしての性格が色濃く出ている。

 

 今年も10月13日隔年で行われている志賀海神社御神幸祭が、辺りが薄暗くなる午後7時過ぎから志賀海神社で行われた。これは、神社から外宮までの約200m程の距離を、お下りとお上りをされるものである。日本書紀によると綿津海神の子が豊玉姫であり、火遠理命(山幸彦)と結ばれ子をもうけるが、見てはいけないと約束していた出産時の本性(ワニという説や龍ともいわれている)を見られ、綿津海国へ帰ったという神話もある。

  本殿では延々と神事が執り行われている。しかし、並んである巫女さん達をみてアレーっと思った。なんとなく違和感があった。巫女といえばどこの祭りでも若い女性がと思い込んでいる。 「ここの巫女さんはどうして若くないのですか」と不躾だが聞いてみた。「うちの神さんは人に見られるのが嫌だし、若い娘も好まれないので生理が上がった方がやります」と答えが返ってきた。

  さらに聞きたそうな顔したのが分かったのか続けて、「昔は月夜でない暗闇の日を選んで行ってましたが、近頃はそうもいかずに」と答が変えてきた。それだけではよく分からないので帰って調べると、北九州大学文学部人間関係学科 石橋利恵さんが八乙女について調べてあるのがあった。

  志賀海神の今宮に祭られている阿曇磯良については、神功皇后の乗船の舵取りをつとめた人物とされていて、ながく海中に住んでいたために牡蠣などが顔面に付着して、磯良の容貌は醜怪であったと述べられている。 それゆえ八乙女が老女であるのは、磯良がその姿を若い女性に見られるのを嫌うためであるとも考えられている。(志賀海神社の八乙女について)引用

  神殿の奥で祭礼をしていた神官の「消灯」と叫ぶような声を合図に5分程境内の灯りがすべて落とされた。 この間闇にまぎれて神が神輿に移られたしい。その後、提灯に灯りがともされその灯りに導かれるように、隊列が動き初め神輿も3基階段を下り外宮に向かった。

  見ている地元の人は、手を合わせ賽銭箱に小銭を入れていく。家々には祭り提灯が軒先に下げられおごそかな雰囲気の中、若者が叩く6台の大太鼓と笛の音が闇を切り裂く、舞の原型といわれている八乙女の舞などは次回へ