正月気分がやっと抜けたらと思ったら、もう1月も終わろうとしている。
暦のうえでは立春も近いのだが、厳しい寒さもこれからも当分続きそうである。
それでも、日差しが確実に暖かくなってきたのを感じる。
頭の上の土を押しのけて、新しい芽が顔を出してきている。
土を纏っているところに逞しさがみられ、小さいながらも頑張っているんだと感心させられる。
福岡でも2月に積雪することが多々あるし、自分も雪の降る情景を撮りたいので待っている。
滝の氷結も撮りに行きたいので、これからの更なる冷え込みを期待している。
芽吹いたばかりの彼らは、微妙な気温や太陽の日差しそれに雨
それらのわずかな違いを、まるで精巧なバロメーターが組み込まれているように感知する。
考えれば、植物も気が遠くなるような太古の時代から、捕食者である動物と常に生存競争をくり広げてきている。
やわじゃないのは、土まみれの姿に現れている。